俳句添削道場(投句と批評)
なおさんのランク: 師匠2588段 合計点: 7,881

なおさんの俳句添削依頼

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母一人日向ぼこさせ模様替へ

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燻されて焼き上がり待つ焚き火かな

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大臣の顔触れ眺む神奈月

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時ならぬ焚き火の理由古手紙

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白菜の葉を取り分ける母の膳

回答数 : 6

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なおさんの添削

「雛飾余白の黄ばむ四言古詩」の批評

添削した俳句: 雛飾余白の黄ばむ四言古詩

辻 基倫子さん、こんにちは。
御句拝読しました。基倫子さんの句ですから、ずっと気になっていたのですが、何だか難しそうで、ご自身のコメントを読んでも、他の方々のコメントを読んでもよくわからず、すみませんが後回しになっていました。
でも、それではいけないと、先ほどようやく「詩経」「四言古詩」「桃夭」を調べました。なるほど!
基倫子さんは、これを「思い出す」とおっしゃっていますが、句中では「余白が黄ばむ」とのことですから、お雛様の近くに掛けたりして飾っていらっしゃるのですね?
黄ばんでいるのは余白とのことですが、こういうものは四隅から黄ばんでくるものだと思いますので、

・雛飾り四隅の黄ばむ四言古詩

と置かせてください。よろしくお願いします!

点数: 0

「吹雪の夜埋もれて見えぬ百度石」の批評

添削した俳句: 吹雪の夜埋もれて見えぬ百度石

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。これはいい題材ですねー。というか、よくこのような光景に思いを馳せましたね。すごいです!
ここで確認したいのは(固い言い方ですみません)、埋もれて見えないのはお百度石ですよね?吹雪の中でお百度参りをする人が見えない、ということではないですよね?
なぜこのようなことを聞くかというと、投稿句と候補句には違いがあるからです。投稿句は石が見えないとのことですが、候補句は人が見えないようになっているからです。
吹雪の中でもお百度参りをするというのは、詩情というよりもはや鬼気迫るものがありますので、私は、石が隠れるほうで考えさせていただきます。

そうなりますと、中七の「埋もれて見えぬ」が、動詞の重なりもあって説明調になっています。

・雪の夜在処(ありか)の知れぬ百度石
・吹雪の夜行方不明の百度石
・吹雪の夜お百度石の姿なく
・百度石も願いも覆う吹雪かな

ごめんなさい、偉そうなことを言った割には提案句が今一つですね。
雪は何でも覆い尽くす、というのもいいのですが、これが埋もれてしまっては困る人がいるだろう、と、その人に心を寄せるのは、いい詠みになると思います。よろしくお願いします。

点数: 1

「吹雪の夜明日は早起き雪かきぞ」の批評

添削した俳句: 吹雪の夜明日は早起き雪かきぞ

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。雪国の方々の雪かき等の作業の大変さは、私のような雪の降らない地方の者には計り知れないものがあると思います。
毎年、事故もあるようですので、どうか安全にはお気をつけていただきたいです。
御句、「吹雪」と「雪かき」の重複と、あと、最後の「ぞ」が、何だか、「雪かき」では字足らずなので付け足したように読めました(違っていたらごめんなさい)。
私は、経験がないにしても、雪かきもさることながら、屋根が潰れるかもしれないという雪下ろしが大変ではと思い、下五は雪下し(ゆきおろし)にしようかと思いました。
ただ、その辺を変えても、すごい雪だから明日は早起きして雪下ろしだ、というのは、もう、昭和以前から詠まれていたと思うのです。
何かオリジナリティを入れないと、類想になってしまいます。

・よく降るな明日は早起き雪卸
・雪かきに備えて早寝ルーティーン
・命綱たぐりたぐりて雪下し

すみません、頭の中だけで考えて、どうも現実味が出ません。
中途半端なようですが、この辺で失礼します。

点数: 0

「初雪やまっさらな舞台始まれり」の批評

添削した俳句: 初雪やまっさらな舞台始まれり

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。
東野さんにとっては、白く覆われた舞台が新しいステージの始まりなのですね?
それであれば、初雪に気づいたと言うことは、まだ舞台は始まっていない、これからその舞台作りが始まるということではないでしょうか?

・初雪や舞台作りの始まれり
・初雪に始まる舞台作りかな

このどちらも、何の舞台だ?という
疑問は出ると思います。舞台を変えてよければ、

・初雪や違う景色の始まれり
・初雪の作り出す新たな世界
・初雪やこれ人生のリスタート

何だかだんだん違ってきたかも。でも置かせてください。よろしくお願いします。

点数: 1

「凍解けや困惑の地に光射す」の批評

添削した俳句: 凍解けや困惑の地に光射す

春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。私もこの報道に接した時には驚きました。細かな背景や経緯はわかりませんでしたが、個人で何百億円の寄付!桁が間違っているのではと思いましたよ。いや、2億円でも大変なこと!

このような、まるで信じられない事実を俳句で詠もうとしても、かなり難しいことだと思います。
頑張って考えても、新聞の見出しになってしまいそうな…。
事実、風花さんのお気持ちはわかりすぎるほどわかるつもりですが、俳句からは、何のことだかわかりかねます。初読は能登地震の被災地のことかと。それだとしても少し観念的かなと(ごめんなさい)。
私の力量では、頑張っても、

・篤志家の救ふ命や蕗の薹
・高額の寄付受くる街仏の座
・老朽化救う篤志家春の空
・この街の医療を守れ春の星

どれも言い切れていません、何を言いたいのかわかりませんが置かせてください。よろしくお願いします。

点数: 2

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