「猫の恋どこに向かふか救急車」の批評
添削した俳句: 猫の恋どこに向かふか救急車
中村あつこさん、こんにちは。
御句拝読しました。面白い句ですねー。
季語の「猫の恋」の余韻が長く残るように、下五に置き替えたくなりました。
その分、救急車を上五に移動して、
・救急車どこに向かふか猫の恋
これだと、救急車が猫の恋のために出動したようにも読めて、不謹慎かもしれませんが、面白いかと思いました。
よろしくお願いします。
点数: 1
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添削した俳句: 猫の恋どこに向かふか救急車
中村あつこさん、こんにちは。
御句拝読しました。面白い句ですねー。
季語の「猫の恋」の余韻が長く残るように、下五に置き替えたくなりました。
その分、救急車を上五に移動して、
・救急車どこに向かふか猫の恋
これだと、救急車が猫の恋のために出動したようにも読めて、不謹慎かもしれませんが、面白いかと思いました。
よろしくお願いします。
点数: 1
添削した俳句: 山火事の残す家畜や梅匂ふ
ゆきえさん、こんにちは。
御句拝読しました。山火事は海外のことと思っていましたら、日本でも大規模なものが!お見舞い申し上げます。
さて御句ですが、「山火事の残す」とありまして、私には、山火事が残すように読めます。そこで最初は、意味がつかめませんでした。しかしここは、山火事に際して、住民が残していった、ということでしょうか?家畜といえど家族同然、一緒に連れて避難したかったでしょう。その辛さ、悔しさが偲ばれます。
しかし、私のような迷いを避けるために、次のように提案します。
・山火事に家畜残すや梅匂ふ
よろしくお願いします。
点数: 1
添削した俳句: 佳きことの重なる朝や黄水仙
春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。よいことが重なったとのこと、それは良かったですねー。重ならなくても一つでも嬉しいのに。分けてください(笑)。
慈雨さんもおっしゃっていますが、風花さんのような方にとっての佳きことって、どんなことでしょう?気になりますね。そしてそれは私だけではないはずです。
教えてあげましょうよ。教えてください!
ただ、よいことが重なったからと言って、二つも三つも詠みこめないですよね。その場合は、一つのことを言って、助詞「も」を使うと二つ以上に思ってもらえるかも!
・東大も受かりし朝や黄水仙
なんだか嫌味ですねー(笑)。
・トーストも色良く焼けて黄水仙
よろしくお願いします。
点数: 1
添削した俳句: 母さんの天然パーマ涅槃像
感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。これは面白いですねー。初読で光景がありありと浮かび、思わず吹き出しそうになりました!
この母さんが、母親なのか奥さんなのかはわかりませんが、とにかくお昼寝中なのですね。いや、涅槃像のように寝ていると捉えては季語に失礼だから、実際に涅槃像を見て、お母さんを思い出しているのですね?
面白い句です。このままいただきます!
点数: 1
添削した俳句: 送別会送る妻待ちハンバーグ
まさそん、こんにちは。
御句拝読しました。奥さんの送迎役とは、お優しいですね。
御句、もしかしたら、「送別会」を季語としてお使いになりましたか?
確かに春は異動のシーズンですからそういうことは多いかもしれませんが、定年退職や自己都合でも、送別会は年間を通して行われますので、季語ではないようです。卒業式のような、決まった時季の行事とはそこが違いますね。
あと一つ気になりましたのは、「送る妻」です。「送別会」のあとに「送る妻」と来ますと、「あ、奥さんが勤務先を辞めるので送られる立場?」と思います。「いや、送る妻だから、奥さんが送る、つまり奥さんは残るのでしょ?」という反論も出そう。
これって、単に、まささんが送迎するだけの意味ではないですか?
ご自宅から送別会にまず送り、まささんはガストでハンバーグを食べながら、奥さんの参加している送別会の終わるのを待っている、そういうことですか?それなら、
・宴席に妻を送迎春の夜
送別会とか送別、あるいは妻送るとかは、縁起でもない誤読を避けるために外しました。ハンバーグも美味しそうですが、おととい食べましたので(笑)、ごめんなさい、外しました。
私が誤読しているかもしれませんが、よろしくお願いします。
点数: 1