俳句添削道場(投句と批評)
なおじいさんのランク: 師匠2259段 合計点: 6,895

なおじいさんの俳句添削依頼

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大層なギフトカタログ冬隣

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寄付募る母校のレター秋時雨

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思ふこと人それぞれに芋煮会

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何事もなき日松茸焼きて食ふ

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Dのごときつちり半月真つ二つ

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なおじいさんの添削

「すすすすすこの先言えぬ夏のこと」の批評

添削した俳句: すすすすすこの先言えぬ夏のこと

ましまろさん、こんにちは。
我々のコメントがましまろさんを萎縮させてしまったのではないことを祈ります。

さて御句拝読しました。面白い!目に止まりますよ!
でもせっかくですからお伝えさせていただきますね。
上五「すすすすす」ですと、私などは、「すす、すみません!」を思い浮かべます(涙、汗、笑)。仕事のせいでしょうか。

仮にそんなことを思い浮かべなくても、「すすすすすって何?」ということになります。もちろん、素敵、すごい、素晴らしい、などを想像して貰えばいいのですが、できれば、良いほうに想像してほしいですよね?

そこで私はこんなのを考えました。

・ねえあのねこの先言えぬ夏のこと

私も色々ありましたよ!すすす(笑)!

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「鳴き声や雨音響く秋の夜」の批評

添削した俳句: 鳴き声や雨音響く秋の夜

ましまろさん、こんにちは。
コメントを丁寧に書いてくださって有難うございます。鑑賞しやすくなりました。

御句拝読しました。ちょっと確認ですが、上五の「鳴き声や」の「や」は、俳句でよく使う、例えば「古池や〜」のような詠嘆の「切れ字」ではなくて、並列を表す助詞のようですね?コメントの通り、「鳴き声や雨音が響いて聞こえる」という、AとBみたいな意味ですね?
それであれば、そこは変えたほうがいいと思います。今のままでは、詠嘆や場面転換の意味を持つ「切れ字」の「や」に見えて、そうだとするとちょっと使い方がおかしい、ということになります。

次に「鳴き声」ですが、これは「虫の声」と言ったほうがいいように思います。そうするとそれで季語になりますから。

・雨の夜響く虫の音ことさらに

提案句は今一つですが、とにかく「や」のことをお伝えしたくて訪問しました。
よろしくお願いします。

点数: 0

「便箋に秋のにほひの国訛り」の批評

添削した俳句: 便箋に秋のにほひの国訛り

ヒッチ俳句さん、こんにちは。
拙句「萩の月」にコメント有難うございました。そうです、普通の家の屋根にシャチホコが乗っている、そんな街並みに驚きました。私はシャチホコは、お城だけだと思っていましたから!

さて御句拝読しました。荷物に手紙が添えられていると、嬉しさ倍増ですね!
ただ、原句ですと、便箋から秋の匂いがしているような…。他に匂いのしそうなものがないので…。いや、お国訛りからか?しかしお国訛りが秋の匂いというのもなんだか…と、ちょっとその辺が悩ましい所です。

秋の匂いはさつまいもですよね。いっそさつまいもを季語にしてみてはいかがでしょう?

・添へられし手紙の訛りさつま芋
・便箋に国訛りありさつま芋

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「深夜2時あの人浮かぶ熱い冬」の批評

添削した俳句: 深夜2時あの人浮かぶ熱い冬

もともとさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。高校生さんとのこと、いくら「厳しくしてください」と言われましても、ほどほどにしておきますね(笑)。

このサイトで、「怖い俳句」を目指している方がいらっしゃいます。御句は、その方にご紹介したくなるような怖い俳句ですね。
なぜかって?
深夜2時、真夜中にあの人が浮かんでくるのですよ…。
下五が「熱い冬」で良かった。「寒い夏」だったら本当に怖かったです(笑)。

イヤミに聞こえたらごめんなさい。でもこれで、御句の問題点がつかめましたか?
一つ目、なぜ深夜2時なのか?「真夜中に」とか、「夜中でも」とかではなくて?
私は高校生さんなら、「寝ていても」くらいはどうかなと思いますけどね。

二つ目、「あの人浮かぶ」とはどういうことなのか?
もちろん想像はつきますが、上のように読む人もいると思いますので。
これは、「あの人想う」で解消できると思います。

最後に、「熱い冬」。これについては、他の方々のコメントに委ねます。何か、「冬」という言葉を入れて俳句を作れ、とかの課題ですか?

皆さんのご意見を参考に、色々と考えてみてください!

点数: 1

「停電の町に満月しづかなり」の批評

添削した俳句: 停電の町に満月しづかなり

慈雨さん、こんにちは。
御句拝読しました。停電は大変ですね。最近はブレイカーが落ちることすらあまり経験しないので、停電は本当に怖いです。

御句、「停電の町/街」で真っ暗な光景が浮かび、その対比としての満月、さすがと思います。
ただ、下五の「しづかなり」、これをもう少し効果的に言い換えられないかと。というのは、街は停電ですし、月は台風とかと違って何か音を出すわけではないので静かなのはわかっているでしょう。
それよりも描きたいのは、いつもは明るく賑やかな街が、思いがけない停電で真っ暗になり、そのおかげで(ごめんなさい)、月の明るさが増し、有り難さが身に染みるみたいなことを伝えられたらと思いました。

・停電の街に満月冴え渡り

真っ先に考えたのがこれですが、「冴ゆ」が冬の季語ですのでやめておきます。

・停電の街を満月照らしをり

これもなんだか。

・停電の街に満月浮かびをり

これで読み手の想像に期待する、ということで落ち着こうかと思うのですが、いかがでしょう?
よろしくお願いします。

点数: 1

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