俳句添削道場(投句と批評)
なおさんのランク: 師匠2724段 合計点: 8,291

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

梅の香を乗せて送迎バスの着く

回答数 : 20

投稿日時:

三寒も四温も母の腕まくり

回答数 : 23

投稿日時:

点滴のスタンド歩く春廊下

回答数 : 22

投稿日時:

風花を吹雪とぞ呼ぶ都会の子

回答数 : 5

投稿日時:

マラソンの応援暖かき背中

回答数 : 13

投稿日時:

なおさんの添削

「庭仕事BGMは蜂の声」の批評

添削した俳句: 庭仕事BGMは蜂の声

朴伽さん、こんにちは。
御句拝読しました。
英語が、出てくる違和感はないですよ。なぜなら、先に出ていますが、BGMはもはや日本語のようです。ここで、耳慣れない外来語が出てくると違和感がありますけどね。

それより気になりましたのは二点。

一つ目は、蜂の声。これは蜂の音、羽音、飛ぶ音、その方がいいと思います。
二つ目は、助詞のことですが、「BGMは」としますと、あらかじめその予定だった、すなわち、蜂の声(音)をBGMとして庭仕事をやるつもりだったというように読めます。違いますよね?
その意味では、

・庭仕事蜂の羽音をBGM

みたいになろうかと思います。
しかしこれでは今ひとつ面白くないので、

・蜂の飛ぶ音に合わせて庭仕事
・庭仕事励ます蜂の羽音かな

なども考えられるかと思います。

点数: 0

「春愁の新社員穿つオヤジギャグ」の批評

添削した俳句: 春愁の新社員穿つオヤジギャグ

小沼天道さん、こんにちは。
御句拝読しました。
面白い場面ではありますが、俳句になっておらず、川柳にもなっていない感じです。

その理由は、すでに負乗さんや慈雨さんが丁寧に説明してくださっていますが、最大の点は、これが誰が詠んだ句だか、主体がわかりにくい点です。
オヤジギャグとは、オヤジ本人は真面目に受けると思って言っているからこそ、あまり面白くなくても切なくて味わいがあります。それは、長年の経験から、緊張している場を和まそうという気遣いから出ていることが多いです。
でも、それを聞かされている若者には、くだらねー、つまらねー、なんだこのオヤジ、という感じでしょうか?自分たちをときほぐそうとして上司や高齢者が頑張って放ったジョークだとは思わずに。

ですから、立場で全然違うので、誰の春愁か、誰が穿つのか(意味を取り違えていらっしゃいますけど)、まずはそれを明確にした方がいいと思います。新社員の立場の句ですか?でも、句の中で「新社員」と第三者的に詠んでいますしね。
その辺を整理して、もう一度お詠みになってもいいと思います。
よろしくお願いします。

点数: 0

「五百の子愛で育ちて新入生」の批評

添削した俳句: 五百の子愛で育ちて新入生

まささん、こんにちは。
御句拝読しました。出生時の体重が500グラムだったのですか?
でも、大切に育てられて小学校に。感無量でしょう。
私は、「五百の子」ではわからないのではないか?と申し上げようか、このままで感慨深いですよ!と申し上げようか、迷っています。
迷ったままで失礼します。

点数: 1

「うららかや100円玉のかがようて」の批評

添削した俳句: うららかや100円玉のかがようて

イサクさん、こんにちは。
拙句「名の由来」に何度もコメント有難うございました。この句は、実は何年もの間に複数の句選に応募し続けて、ボツ続きのものでした。
そんな句は他にいくらでもありますが、この句は自分では悪くない出来と思っているのに、どこが良くないのだろうと思い、それをお聞きしたくて投句しました。
こんなことはコメントに書けませんが、ただ、そんなわけで、私には若干の自信がありました。

ただ、イサクさんの一連のコメントを拝読して、どこがいけないのか、わかったような気がします。
・「昭和の日」という名前の由来を知らないことを言っているのだがあ、そうではなく、昭和という時代を知らないと取られる可能性。
・作者は、ある年代以降は、誰でも昭和の日の名前の由来を知らないように思い込んでいると取られる可能性。
・昭和の日の名前の由来を知らないことが、単に時の流れを言っているだけなのに、挨拶もできない、電話の取り方も知らないということと同じように、礼儀知らずとか未熟者とか、要するにネガティブな風に感じていると取られる可能性…。

私の意図は、例えば、ある人が一軒の居酒屋に入って、「すみません、ビールください!」と言ったところ、「ご注文はスマホでお願いします。」とか言われて聞いてもらえず、QRコードを示されたような。
そして、

・注文はスマホの時代春の宵

とかなんとか詠んだようなものです。
別に世の中の全ての居酒屋がそうなったと言っているわけでもなく、「こんなの許さない!」と上から目線で言ってるわけでもない。人手不足とか効率化が必要ということもわかっている。ただ、「ああ、そういう時代になったのかぁ…」という感慨を伝えたかった、そんな感じです。
ご丁寧な解説に感謝します。とても勉強になりました。今後ともよろしくお願いします。

点数: 0

「朧月子がジェット風船を吹く」の批評

添削した俳句: 朧月子がジェット風船を吹く

ときさん、こんにちは。
御句拝読しました。ちょっとリズム(流れ)が、良くないですね。それに散文的かなぁと。

・朧月ジェット風船吹く子かな

とかでもいいですし、慈雨さんのおっしゃるように朧月を下五に持ってくるのも、ジェット風船が月に飛んでいくみたいで効果的だと思います。

点数: 1

なおさんの添削2ページ以降を見る

トップページへ
添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ