俳句添削道場(投句と批評)
なおさんのランク: 師匠2748段 合計点: 8,363

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

キャタピラに蝶のとまりて戦止む

回答数 : 24

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関税はどこ吹く風や桜散る

回答数 : 25

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年ごとに歩く距離減る花見かな

回答数 : 21

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街道に名残の雪の消え残り

回答数 : 24

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うららかやカゴに特売品の山

回答数 : 25

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なおさんの添削

「いびつでも健気な葉桜ひっそりと」の批評

添削した俳句: いびつでも健気な葉桜ひっそりと

ききょうさん、こんにちは。
御句拝読しました。
見たまんま、とのこと、気持ちいい風景ですね。

葉桜を見て、いびつというのは、どのような状況でしょうか。私は、おそらく、その桜の木は、見事な枝ぶりを誇るような木ではなく、何らかの理由で、樹形がとてもいびつ(バランスが悪い)になっているのかと思いました。
例えば我が家の近くの、川沿いの桜並木でもあります。歩道側は、人や車が通る邪魔にならないようにかなり短く切られていますが、川に面しているほうは伸び放題です。それが風情で、まあ、あまりいびつとは思いませんけど。
「健気」は毎年桜の花の散った後に必ずきれいな葉をつけること。「ひっそりと」は、葉桜は花見のように賑やかではないということを言っていると思いました。
ただ、いびつ、健気、ひっそりと、これら全てが抽象的ですので、どれか一つでも、具体的な描写をすると映像が浮かび上がってくるような気がします。

それではこれで失礼します。

指摘事項: 新旧仮名遣いの混用

点数: 0

「春菊もやはり菊だつた花を食う」の批評

添削した俳句: 春菊もやはり菊だつた花を食う

負乗さん、こんにちは。
御句拝読しました。私は、春菊が植わっているところなど見たことないので、新鮮です!

御句、中七の「だった」が調べを堰き止めていませんか?

・春菊もやはり菊なり花を食う

とりあえずこのほうがよろしくないですか?
よろしくお願いします。

点数: 0

「帰宅後の電気の紐探す春夜」の批評

添削した俳句: 帰宅後の電気の紐探す春夜

めいさん、こんにちは。
御句拝読しました。昭和ですねー。南こうせつとかぐや姫の世界のようですね。
ただ御句、五九三になっていて、ちょっと流れが良くないような。
また、「帰宅後の」が少し状況報告っぽいかと思いました。
また、「電気の紐」は、「電灯の紐」のほうが伝わりやすいかもと思いました。

・春の夜や電灯の紐手探りに
・電灯の紐手探りに春の夜

「手探りで電灯の紐を探す」という描写で、帰宅時と想像してもらえるのではと思いました。
よろしくお願いします。

点数: 1

「食卓をヤスリで磨く昭和の日」の批評

添削した俳句: 食卓をヤスリで磨く昭和の日

るるさん、こんにちは。
御句拝読しました。いい休日の過ごし方ですねー!なんだか、幸せ感が漂って来ますよ。

ただ、ちょっと気になりましたこと、細かいですがお伝えさせてください。
上五「食卓」、るるさんは家具のことをおっしゃっていますよね。でも一般的には、食卓と言うと、食事の並んだ場面を想像すると思うのです。そこをヤスリで?となると、えっ?と思われるかも。
皆さんは、古卓とか、ちゃぶ台とかをご提案ですね。

次に、中七の「ヤスリで磨く」ですが、このままですと、文字通り、ヤスリをかけただけのようです。せっかく、塗装までなさったのですから、それも伝えたいです。

・テーブルを塗装再生昭和の日
・古テーブル削って塗って昭和の日

実はね、私もそれ、やろうとしているのですよ!この連休中に。
よろしくお願いします!

点数: 1

「風光るこの世はすべて茶番なり」の批評

添削した俳句: 風光るこの世はすべて茶番なり

めいさん、こんにちは。
御句拝読しました。「すべて茶葉なり」と言い切ってしまうところがめいさんらしいのかとも思いますが、私などはつい、このややこしい世の中にも少しは本当の真実があると言いたくなるたちで、

・風光る茶番の多きこの世かな

とかにしたくなります(「風光る」はそのままにしました)。

いつもめいさんの想いに寄り添わないようで、コメントも気が引けますが、道場ですので置かせていただきます。
よろしくお願いします。

点数: 2

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