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グレムリン・スクランブル 最強の妖精は右腕に宿る (No: 1)
スレ主 十二田 明日 投稿日時:
小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ranove.sakura.ne.jp/1story_system/public_story/03079.shtml
公募に出す予定の作品です。
一人で改稿していくうちに、どこをどう直したらいいか分からなくなったので、是非ともご意見をいただきたいと思います。
コメントを頂いた方の作品は、必ず読んでコメントを書かせていただきます。
※最後まで読まなくても大丈夫です。何処まで読んだかを教えていただければいいので、忌憚のない意見をお聞かせください。
あらすじ(プロット)
近未来の日本。筋電義肢の右腕を持つ主人公の隻哉は、塾からの帰り道、ドローンと幼女が戦う場面を目撃してしまう。幼女は機械に憑りつき、強化したり意のままに操ったりすることが出来る存在で、隻哉の義手に憑りつく事で、何とかその場を切り抜ける。機械による自動化が進んだ街の裏側でグレムリン同士のバトルロワイアルがあり、それに巻き込まれてしまった隻哉は、幼女の姿をしたグレムリン・リオとコンビを組み、戦っていく事になる。
その後様々戦いと経験を経て、絆を深めていく二人。しかし最強の敵ナインが現れ、九死に一生を得るものの完敗。
ナインはその後、都市を管理する管制システムを乗っ取り、街を滅茶苦茶にしてしまう。ナインを止める為にリオは立ち上がるが、隻哉は完敗のショックと死の恐怖により立ち上がれなくなる。それを見たリオは、一人ナインの元へ向かう。
取り残された隻哉は罪悪感と自分への失望で自暴自棄になるが、幼馴染にかけられた言葉がきっかけでリオの姿を思い出し、再び立ち上がる。
一人向かったリオはナインに圧倒されるが、そこへ隻哉が駆けつけるとリオの能力が覚醒。今度はナインを圧倒する。追い詰められたナインは大技を繰り出そうとし、それに対抗してリオも能力を応用したレールガンを放つ。ただしそれは、右腕ごとリオを砲弾として打ち出すということであり、リオとの別れを意味していた。
ナインを倒したものの、リオを失い、失意のそこに落ちる隻哉。だがそこへボロボロになったリオが生還する。隻哉は再開に涙を流し、これからもリオのそばにいて戦う事を誓って物語は終わる。
目的:プロになりたい!
要望:たのもー!(ボコボコにしてください)
この小説を批評する!グレムリン・スクランブル 最強の妖精は右腕に宿るの批評 (No: 2)
投稿日時:
最後まで読みました。
結構流し読みしてしまったので矛盾があるかもしれません、それと、あくまで個人の感想なので悪しからず。
面白かったです。グレムリンやSF的な設定は個人的に好みなので良かったです。キャラクターも立っていてコメディあり、シリアスありでメリハリがありますし、ストーリーも王道で分かりやすかったです。文章も読みやすくスラスラと読めました。
前作は意外性に欠けると言いましたが、本作は敵が機械に取り憑いて襲ってくるがため、どのような機械で攻撃を仕掛けてくるのか不明なため、ワクワク感がありました、なので、意外性に欠けるとは思いませんでした。
序盤もピンチからの主人公との共闘で形成逆転というのは、良く使われる手法ですが、それゆえ引き込まれる導入になっていると思います。個人的に「ユナイト」というセリフがこの作品の代名詞的になっていて良かったと思います。
敵もビジュアル的に想像しやすく、それに関連する能力を持ち、それにどう打ち勝つのか? 気になる作りになっていて良いと思います。
ここまで、良かったところを列挙しましたが、この作品はかなり面白いです。王道の良さを遺憾なく発揮した、エンタメの手本とも言えるストーリーだと思います。
しかし、やはり、もう少し、オリジナリティーが欲しく思いました。
グレムリンの設定もあくまで、作劇上の設定のように感じられるので、もっと、突飛で面白い設定を個人的には求めてしまいます。
それと、キャラクターも少し物足りなさを覚えます。まとまりすぎている印象なので、キャラクターにもうちょっと茶目っ気があると、個人的にはグッド。
かなり漫画的な演出が多用されているように思いました。なんというのか、価値観が現実のそれというよりかは、作り物のような、そんなように思えました。
それが一番感じられるのは、岩田がぶつかって痛いと難癖をつけるシーンです。きょうび、そんな古典的ないじめはないでしょう。もっと残酷なイジメの方が近未来の退廃的世界観にマッチしていると思います。
それと、難癖をつけられた主人公を庇うヒロインも、なんというか作り物感があります。岩田が単なる嫌な奴としか描写されていないので、もう少し、なぜ岩田が嫌な奴なのかとかそういうのを感じさせる描写が欲しく思いました。
本作は視覚的な描写が多く、匂いや雰囲気などの描写が不足しているように感じました。
全体的に本作は漫画のような印象を受け、漫画本のノベライズのような印象を受けました。
総評を述べますと、私が新人賞の選考員だったら、相対評価もありますがこの作品を選ぶと思います。それくらい、面白いです。
もう少し、オリジナリティーがあれば、パーペキだと思います。
上から目線失礼しました。お役に立てれば幸いです。
良かった要素
ストーリー 文章
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
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グレムリン・スクランブル 最強の妖精は右腕に宿るの批評の返信 (No: 3)
投稿日時:
s.s様、感想コメントありがとうございます。
過分なお褒めの言葉をいただけて、大変恐縮しております。
「ユナイト」というセリフは作者としても気に入っていたので、取り上げていただけて嬉しいですね。
さて、ご指摘のあったところですが、まず設定の突飛さやキャラの個性(というか癖?)に関して。
うーん、他の作品でも都度都度言われているのですが、どうも十二田は突飛な設定やキャラを作るのが苦手なようでして、小さくまとまってしまうようですね。
これに関しては、次回作で意識的に直していこうと思います。
あと岩田というキャラと、その描写に関してなんですが。
……ぶっちゃけs.s様のご指摘の通り、『ただの嫌な奴』としての役割と描写しか、書いてないんですよね。そもそもの岩田というキャラの存在理由が、
主人公が迫害される立場にある事を描写する→差別的な行為をするキャラがいる→じゃあいじめっ子を出そう→ついでに最後でそのいじめっ子を負かせば、分かり易く主人公が成長したって見せやすいんじゃない?
という理屈でひねり出したキャラなので、s.s様の指摘はまさにその通りなんですね。
ただ、それを読者に見透かされてはいけないという事でしょうか……何とか岩田に、作者の都合とは別の存在理由があるように、修正を加えていこうと思います。
後は視覚的な描写について。
実は今作で気を付けていたところで、『字面を見ただけで場面の《画》を想像でき、しかも凄いことをやっていると分かり易く伝える』をテーマに執筆を行っておりました。
視覚的な情報を端的に伝えるのはどうやら上手くいったようですが、まさかそれ以外の情報が薄くなってしまうとは……(ちょっと極端じゃないか俺)
これに関しても、他の五感による情報を追加して修正したいと思います。
一人では気付けないようなご指摘をいただき、誠にありがとうございました。
グレムリン・スクランブル 最強の妖精は右腕に宿るの批評 (No: 4)
投稿日時:
御作を最後まで拝読したので感想を書かせて頂きます。
面白かったです。
主人公とヒロインが協力して敵を打ち破る話は、王道で何度読んでもいいものですね。
戦闘シーンも頭の中で想像しやすく読んでいて飽きなかったです。
主役格のキャラの成長や、敵キャラクターも書けていたと思います。
よくできている反面、気になった点もいくつかありました。
ただ、私は御作の想定読者層からずれている読み手なので、以下の内容は話半分に受け取ってください。
・冒頭の展開が少し早過ぎる
物語の舞台や隻哉が何者かについてほとんど語られないまま、リオとドローンの戦闘が始まってしまうので理解が追い付きませんでした。
戦闘シーン前に隻哉が義肢であることの描写があるともっとよかったな、と思います。
・対戦相手がちょっと物足りない
冒頭、一章、二章、四章~最終章で合計三人と対戦していますが、四章でラスボスが出てきたときに「あれ? もう終わり?」と思ってしまいました。冒頭と一章の敵はリオのセリフからして同じ相手ですよね?
尺の関係で厳しいでしょうが、もう一人対戦相手がいると終盤の経験値の差という話にもっと説得力が出るのではないかと感じました。ありきたりですが、主人公たちと同じように人間と組んだグレムリンとの戦いがラスボスの前にあるとか。
・イレブン
ラスボスが言及していますが、イレブンとは誰のことでしょう? ラスボス登場時にやられたグレムリンでしょうか。
その直後の地の文でも何度かイレブン(おそらくラスボスの書き間違い?)の名が出てきているので気になりました。
・敵撃破の描写があっさり
個人的な好みで申し訳ありませんが、ラスボス撃破シーンはもう少し仰々しい演出が欲しかったです。
・たまに誰のセリフかわからないものがある
>「街の一角にこんなところが……」
初読時、上が誰のセリフがわかりませんでした。次のセリフがおそらく隻哉なので、「街の~」はリオのセリフと推測しました。誰が喋っているかの工夫があると嬉しいです。
>「そのボディを今すぐスクラップに変えてやる!」
こちらもおそらくリオのセリフだと思いますが、前の文章の主語が隻哉なのでどちらのセリフかわからず……。
・誤字など
>(よく補導されなかったな)→改行抜け
>「リオ、変えるぞ」→帰る
誤字が出るのはしょうがないので、頑張って見つけて直してください。
後半は粗探しになってしまい申し訳ありません。
執筆お疲れ様でした。次の作品も楽しみにしております。
良かった要素
ストーリー
グレムリン・スクランブル 最強の妖精は右腕に宿るの批評の返信 (No: 5)
投稿日時:
ギンブナ様、感想コメントありがとうございます。
ご指摘いただいたところを振り返ってみますと、
・冒頭の展開が少し早過ぎる
まずこれに関してですが、言われてみるとたしかに。ちょっと駆け足すぎたし、主人公の義肢に関しても唐突かもしれません。ギンブナ様の言われた通り、先に義肢であることを伝える描写を差し込んでみます。
・対戦相手がちょっと物足りない
・イレブン
次にこの二点に関して。もしかしたら薄々分かっていたかもしれませんが、実はラスボスの『ナイン』の前に、『イレブン』というキャラとの戦闘があるのが、改稿前の状態でした。ただそれだとラスボス前の戦闘描写が長くなりすぎると判断して、キャラごとワンエピソードを削っております。
それが見事に裏目に出たわけです……orz
元に戻すか、それとも他を足すか、検討してみます。
・敵撃破の描写があっさり
これに関してですが、これは完全に十二田の実力不足というか、語彙力・比喩力不足ですね。
・たまに誰のセリフかわからないものがある
そうこれ! コレが一番書いていて頭を悩ませたんですよ。というのも、今作は『主人公の腕に相棒兼ヒロインが憑りついて戦う』という設定上、画としては『主人公一人が戦っているが、喋ったり考えているのは二人』という非常にややこしい状態でして……
やはりセリフだけでも誰が言っているのか分かるくらい、キャラの立った口調なり、工夫が必要ということでしょうか。応募までに修正案を考えます。
その他誤字に関しても、ご指摘ありがとうございます。再度読み返して、修正していきます。
ギンブナ様、貴重なご意見ありがとうございました。
次回作もぜひ読んでいただけると嬉しいです。
それでは。
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