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僕がどんどん増えていく(第2稿、R-15) (No: 1)
スレ主 エア 投稿日時:
小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://slib.net/95720
別サイトの批評で、ご都合主義な部分があるという指摘を受けたので、改稿版を出します。
前作との違い
・小柳の細胞を使って死者が生き返る話から小柳の分身が警察に向かう途中、ヤクザに襲われて生き埋めにされる話に変更。
・警察の設定でミスがあったので、役職を変更。
初稿と比べて、どちらが良かったかコメントしてください。
初稿はコチラ。
https://slib.net/94849
あらすじ(プロット)
海で意識を取り戻した小柳和仁。彼は事件に遭ってからの記憶が無かった。警察署で待っていたのは女刑事・佐渡真理ともう一人の自分だった。どうやら、自分は遺体をバラバラにされたが、そこから再生と増殖をしたという。小柳は警察と自分の分身と共に、犯人を追う。
目的:プロになりたい!
要望:欠点の指摘歓迎!
この小説を批評する!僕がどんどん増えていく(第2稿、R-15)の批評 (No: 2)
投稿日時:
追記
佐渡の口調を修正しました。男勝りで粗暴な言葉遣いから若干丁寧になっています(但し、警察に乱暴なのは変わらず)。
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。
僕がどんどん増えていく(第2稿、R-15)の批評 (No: 3)
投稿日時:
これ、かなりイイカゲンナ読みです。なにしろ冒頭で読むの止めてしまったんで。
参考にはならないと思うんだけど。
なんでそうなったのかを書いておきます。
最初の最初の、海のシーン、「何で」という謎かけや、作中に流れる水に濡れた時の冷たさ、闇の不安感、そういうののムードは良いと思います。
そして増殖という、視点が加わっていって、これならすっと読めるかなって思った。
ただ、その増殖の書き方が、余りに説明的で、そこでうん、閉じてしまう。
よく説明文だけで小説を描かないで、っていわれますが。
如何にそういう設定を、描写や物語で描いていくかっていうのが、一つのもがきだと思うんですけど。
本作がとった解決策は、地の文で説明文を描いちゃいけないなら、その説明を人物たちの会話文で済まそう、というのだと思います。
そういう意図まで見えてしまうような、あからさまな感じがして、会話がすでに生きた人の会話ではないし、ただ学校で学術のディベートをしているような、そういう固いものです。
警察だからしょうがない、お堅いというのはあると思うんですけど、その場合は一般人の主人公がしっかり驚いたり感情を入れたり、あるいはもう一人くらい一般人を紛れ込ませてそのやり取りをするとか。そうすると堅いものがギャップで波が立って生きると思うのですが。それもなんとなく上手く行ってない。
だから説明で済ます。
それは別に説明文じゃなくて、会話文で説明するってのも。
それは見た目はマシになるが、効果としてはあまり機能してないと思う。
たとえば、増殖したもう一人の自分と、警察の会話無しで、主人公が驚いて、何か不安になって、その人に聞いて、その人がどうこたえるか分からないけど。それを信じられないと言い。逃げ出そうとする。追いかけられる。うーん。
そういう風に、会話文の説明じゃなくて、描写や会話を含めた描写で魅せれるはずなんです。
そこがあーだったんで、期待が一気にしぼみ、読むのが止まってしまいました。
ただ増殖という話は面白いと思うんです。ネタバレになってしまうんですが、リングの続編の映画「らせん」では、ほんとうに増殖が絶望的に描かれていて、その先どうなってしまうのかという不安が漂っていて。
だから、本作で描かれる話の骨筋はつまらないわけがないと思うんです。
設定にはパワーがあると思うんです。
ただ、それは映画で言えば、どんないい映画でも、ネタバレ解説文を延々と読んでも楽しくないように、そうなってしまうかなって、これは自分の身勝手な予想なんですが、そう思わせてしまったのは、うーん。
面白い設定を思いついた後は、それをどうやって効果的なシチュエーションや状況、出来事、アクションで、描写するかというのが、自分の好きな文章なので。たぶん、ヘミングウェイの短編のような。
そういう意味で好みから逸れました、というのが素直な思いです。
もちろん、設定語りが好きな人っていると思うし、その人は楽しめれると思うんです。ただそこに自分はいないだけで。
ただ、これどちらかというとホラーかなって思って読んだんで、ホラーだと怖がらせるためにある色んなシチュエーションとかが説明で済まされていると思ったんですけど、ミステリの方向に行くなら理論的にこれはこうだとかいちいち設定や事件を解説しながら進むのもアリだと思いますよ。
うーん、ホラーなミステリを目指したんなら、なんのアドバイスにもなりません。
長所。良かった点
冒頭のなにかが起こるというムードは引き付けられました。
少し現実感が無かったけど、それも含めて、タイトルの印象からもただならぬ雰囲気があった。
良かった要素
設定
僕がどんどん増えていく(第2稿、R-15)の批評の返信 (No: 4)
投稿日時:
コメントありがとうございました。
読みづらくて申し訳なかったです。
以下に改稿を載せましたので、まだ不十分なところがありましたら、そちらで添削してください。
あと、よろしければ初稿と2稿の変更箇所だけでも見てほしいです。
改稿
「今朝、住民から通報がありまして、草むらで人体の断片が発見されました。調べたところ、大腿部の一部である事が分かりました」
「大腿部……太ももですか」
「そうです。最初は、DNA鑑定をして被害者を特定する予定だったのですが、その時に奇妙な事が起きたのですよ」
「奇妙な事?」
「その大腿部が再生したのです」
「再生?!」
佐渡さんの口から出た言葉に、僕は耳を疑った。
「さ、再生って……それはどういう事なのですか?!」
奇想天外の事態に慌てながらも尋ねる僕に対して、佐渡さんは淡々とした口調のまま説明を続ける。
「具体的に言うと、細胞が増えて肉の厚みが増していったと言った方が良いでしょうか? その肉片が目の前でどんどん再生していって、身体が出来上がっていきました」
「身体が……出来上がっていった?」
「まぁ、こうして実物を見ない限り、こんな話を信じろと言われても無理な話ですよね。それが一定の大きさまで成長すると、胸板が出来たり手足が生えて来たりして、顔も出来上がっていきました」
「顔まで?!」
顔が出来上がるとは、どういう事なのかが非常に気になった。目や口が出来たのか。
「あまりの不気味さに失神して倒れた者もいましたが、私が試しに『あなたの名前は、何ですか?』と尋ねたら、あなたと同じ名前を名乗ったのです」
「僕の名前を……ですか?」
あんな状況で、よく冷静に尋ねられたものだ。普通は現場が騒然となってもおかしくないのだが。
「そうです。最初は、私も人の身体が急速に再生していく様子にとても驚きましたが、彼が再生を終えた後にすぐさま事情聴取を行いました。その時、彼が『僕以外にも同じ人間がいるかもしれないからマスコミには一切知らせず、見つけたらすぐさま警察署まで連れて来る様、全国の警察官に伝えてほしい』と頼んできたのです」
なるほど、そんな背景があったのか。正しい判断だな。こんな奇怪な現象が起きた事が世間に知られたら、僕自身も無事では済まないだろう。そうなると、彼には感謝しないとな。
僕がどんどん増えていく(第2稿、R-15)の批評の返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
はぁ。
会話文。はい、確かに改稿後の方が動きを感じます。
主人公の気持ちとかの描写を増やしたのかな。
追いやすい視点が出来ましたし、より生きた文章だと思います。
ただ、勿体ないなーと思うのは。
これ、会話文で済ましていいところなの?
エピソードや出来事で描写した方が、面白く無い?
〇〇って警官が(話を変えて主人公にしてもいい)、何らかの肉片を見つける。
「うわっ、きもちわるっ」
それがグニャグニャと動く。
えっ、足? 太もも?
更にグニャグニャと動く。
「えっ、これ、赤いのって血管? じゃあの、ピンク色のって」
人の形になる。
「うわー、ほんぎゃー」
この文は本当にダサく書いたんですけど、少しは距離が近く感じるかなって思う例。
こういうの会話で済ますとどうしても主人公に出来事と設定との距離が生まれてしまい、臨場感がなくなってしまう。どんなに迫真の会話劇になっても、伝聞だからね。もちろんそれを効果的に使った作品はある。今作がそうだったらごめんなさい。
そりゃさ、こういうの描写で書くには想像力や人体の解剖学とか知らないといけないよ。(だからそれがない自分の例は拙い)
調べないといけないよ。グロイ実写映像を見ろとは言わないけど、それに近い映画や小説を知らないと、先に進めないんじゃないのかな。そこをなんとなくのイメージでごまかして、そういう風になんとなく会話で伝聞で進めていっても、およばないと思うんだよなー。そこに真剣に向き合った作品と比べて。
一番魅せたいはずの、設定の肝を地の文でも会話文でも説明して。
えんえんと被害者と犯人と警官が語り合う低予算の二時間ドラマみたいにさ、続けても、楽しめることは楽しめるでしょう。(それでも冒頭の殺人シーンや話を象徴するものは流石にエピソードとして描写すると思うけど)
そういう軽い作品が好きな人もいるだろうし。
それがエアさんの思うライトノベルなら、そういう人に向かって、そういう作品を描き続けるしかないよね。
ただ、そこには自分という読者がいないだけ。
ちょっと自分の言いたいことが伝わらなかったようなんで、厳しめに書きました。
これでも不十分なら自分というのはこの作品やエアさんには相応しくない読者なんだと思います。
自分、そこまで暇じゃないし、優しくもないんで、てきとーに書きました。あんまり期待させてしまい、すいません。
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
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僕がどんどん増えていく(第2稿、R-15)の批評の返信の返信の返信 (No: 6)
投稿日時:
>えんがわさんへ
返信ありがとうございます。
伝聞の方が主人公目線ではリアリティがあるので、そちらの形式を狙っていました。趣向に合わなくて、ごめんなさい。
あと、これはライトノベルではなくて一般文芸です。
僕がどんどん増えていく(第2稿、R-15)の批評の返信の返信の返信の返信 (No: 7)
投稿日時:
あっ、はい。
そうですね。自分には合わなかったという。それだけのことでした。
ではではー。
僕がどんどん増えていく(第2稿、R-15)の批評 (No: 8)
投稿日時:
別サイトで、「現実のヤクザはこんな事はしない」と言われたので、初稿で行きます。
僕がどんどん増えていく(第2稿、R-15)の批評 (No: 9)
投稿日時:
第2稿の吉澤さんと話しをしてから語り部が小柳和仁1変わったあたりと、第1稿は三鷹がでてきたあたりまでですが読みました。
長所としては文章が読みやすかったです。読んでいて引っ掛かるようなご都合主義はヤ〇ザ以外にもたくさんありました……。
冒頭で海を泳ぎきる。現代人の半分以上は途中で力尽きたりパニックを起こしたりで死んでそうですが……。
お巡りさんは続けて言った。「恐らくですけど、署はあなたが事件の――」
このおまわりさんはちょっと……こいつ犯人で何かしらの嘘をついてると疑う台詞を言うのが警察の仕事のような。
佐渡真理が「実は昨晩起きたバラバラ殺人事件の件――」とすぐにばらしてしまう刑事……。「不躾なことで申し訳ありませんが、昨晩はどこで何を?」と、刑事は自分から情報を話すのではなく根掘り葉掘り聞きながらカマをかけてくるものです。
三鷹に「被害者の話によりますと――警察では、強盗及び殺人未遂の疑いで捜査しています」部外者にそこまで言って大丈夫か、佐渡真理しっかりして!
城崎勤、今まで営業成績トップを誇っていた。――焦るあまり次第に営業成績は下がり、ノルマを達成出来なくなる月も増えていき、二ケ月前に会社を去って行った。
今の時代の営業は大変。この程度のことで城崎勤みたいな豆腐メンタルで営業トップになれるわけが……説得力がちょっと。
ヤ〇ザのくだりは発砲までしているのでこれはさすがに……。
と、気になったところを書きましたが。体が再生していくところはとても面白かったです。すこしだけ寄生獣かと冷静になってしまいましたが。
冒頭で海を泳ぎきっておまわりさんに会うのも引き込まれましたし。冒頭が海から始まるのも面白かったです。悪く書きましたが、佐渡真理のグイグイ踏み込んでくる感じも心地良いです。三鷹も峰倉一幸もそれっぽく書けていて違和感がありませんでした。
以前の作品でも少し書いたような記憶があるのですが、事件が簡単に進みすぎていて、今回なら小柳1・2と佐渡真理の3人いれば問題が解決してしまう印象を受けました。
例えば、
「その大腿部が再生したのです」
「再生?!」
このあたりまでは読んでいて意外な展開と驚きで面白かったです。
しかし、
「それじゃあ、次は互いに質問をしましょう。まずは、自分のプロフィールについて尋ね、――あなたの誕生日は?」
までいくとさすがにやりすぎで、むかし抗日ドラマで日本兵をチョップで殺〇のが問題になって、さすがにこれはやりすぎと苦情があったのを思い出してしまいました。
「再生?!」
で、読者としてはいやいや冗談だろ再生するわけない、フィクションでもこれはさすがに馬鹿なとなるので。ここは時間を取って、再生があるかもしれないと思わせないといけないところで、すぐ別の小柳がでてくるのが釣り針がみえみえといいますか。無理矢理食べさせられてる感があるといいますか。
だから例えばですが、小柳2をあえて読者心理によせて再生なんてあるわけないとか怒ったことにして、ここは一度警察署から逃げ出す。
それも小柳1の彼女かなんかが署内にいたことにでもして、その彼女が小柳1と勝手に間違えたのを利用し上手く署内から逃げ出す。そしてそこらへんのラーメン屋でご飯を食べて会計を済ませて外にでる直前で、テレビのニュースで殺人事件が流れる。
右下にあった被害者の顔は小柳ではなく、隣にいる小柳1の彼女だった。とでもすれば、再生はあるかもしれないと読者に思わせることができるかもしれません。
その後でなら別の小柳がでてきてもこれは読もうと思えます。
ざっくり書くとですが、
「あなたの誕生日は?」
「九月十三日です。血液型は?」
ここまでくる前に1回起承転結で話を回さないといけないところで、起承で止まったまま別の小柳がでてくるので、事件が簡単に進みすぎているようにみえる構成の問題がでてしまっています。
色々書きましたが、あわないと思ったら遠慮なくゴミ箱に捨てて忘れてください。
長所。良かった点
私は前作よりこちらの方が面白くて好きです!
再生を書こうと思えるセンスが素直にすごいなと思いますし、やはり読んでいて文章が登場したときのインパクトは抜群でした。当たり前のことですが、私にはない個性があります。
楽しい素敵な時間をありがとうございました。
良かった要素
ストーリー キャラクター 設定 文章 オリジナリティ
僕がどんどん増えていく(第2稿、R-15)の批評の返信 (No: 10)
投稿日時:
tさんへ
感想ありがとうございます。
>冒頭で海を泳ぎきる。現代人の半分以上は途中で力尽きたりパニックを起こしたりで死んでそうですが……。
小柳本人は途中で力尽きても復活するので大丈夫です。
お巡りさんは続けて言った。「恐らくですけど、署はあなたが事件の――」
>このおまわりさんはちょっと……こいつ犯人で何かしらの嘘をついてると疑う台詞を言うのが警察の仕事のような。
海で拾われた他、名前などのプロフィールが一致していた事、顔が同じだった事から、相談室に行く事になったのです。
>佐渡真理が「実は昨晩起きたバラバラ殺人事件の件――」とすぐにばらしてしまう刑事……。「不躾なことで申し訳ありませんが、昨晩はどこで何を?」と、刑事は自分から情報を話すのではなく根掘り葉掘り聞きながらカマをかけてくるものです。
>三鷹に「被害者の話によりますと――警察では、強盗及び殺人未遂の疑いで捜査しています」部外者にそこまで言って大丈夫か
その辺は表向き強盗殺人未遂事件としてマスコミに公表するという流れにしようかと思っていますがいかがでしょうか?
>「それじゃあ、次は互いに質問をしましょう。まずは、自分のプロフィールについて尋ね、…――あなたの誕生日は?」…むかし抗日ドラマで日本兵をチョップで殺〇のが問題になって、さすがにこれはやりすぎと苦情があったのを思い出してしまいました。
相手が自分の分身である事を調べる為です。
抗日ドラマについては初めて知りました。今では寧ろ笑っているそうですけどね。
参照
てっきり激怒すると思ってた・・・抗日神劇に対する日本人の反応は「意外だった」=中国
https://news.nicovideo.jp/watch/nw6001473
僕がどんどん増えていく(第2稿、R-15)の批評 (No: 11)
投稿日時:
他の方からも突っ込まれていますが、全体的に【くどい】感じ。
くりかえされる執拗な問答とかは個人的には好き。こんなイレギュラーな事態が起こっているというのに、行われるコピー&ペースト的な繰り返しは、日本の役所特有の「たらい回し」を思わせて、妙なブラックさと「癖になる不愉快さ」がある。
でも一方、それの良さを殺してしまうほどぶち込まれた「いらん執拗さ」が、隠しきれないどころか主役をおしのけて、出しゃばって来るような「隠し味」になってしまっている気もする。隠し味は隠してこそ花です。
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個人的に「こいつだけはイビると腹を決めた野郎ランキング」のトップ100位内入りさせている壱番合戦さんの嫌い☆要素
【せっかく苦労して書いた部分を、どうしても捨てたくない————————というはき違えた「もったいない精神」で要らん文章の断捨離をできず、結果、生ゴミか、ごみ屋敷のような作品と化してしまう】がエアさんにも出てきてますね。
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エアさんの美点はビックリするくらい批判が気安い文章———————清々しいまでの【読みやすさ】であり、読みやすさのために容赦なく文章の断捨離できる潔(いさぎよ)さだと思う。
壱番さんの作品読んだことある?
なんというか、批評メンツがほとんど同じなの。だって、あれそもそも日本語なのに読めないもん。
ここが悪いんじゃね?とかまで到達できず、「あ、無理ですスンマセン。貴方はあなたらしければいいと思います」で終わるのよ。あれ。
実際、【ここなおしたら?】→【俺は権力に屈せず信念を貫く!!おれのスンバらしい小説を理解できないくせに、失せろ無能!!】って感じしかないし、高尚なつもりでエログロ無修正で突っ込んでいっちゃうし・・・・・もっとお下劣な下ネタに走っているのに笑って泣けるよう、読者のリアクション見ながら調節している小説なんて、いくらでも存在すんのにね。
壱番さんの小説の欠点って、奇想やセンスはあるのに、時代にあわせる気持ちと読者のへの配慮が完全無欠に存在しないことだと思うの。
悪い見本というのは、場合によっては良い見本以上に学びを与えてくれます。
悪い見本を見て、「こりゃ駄目だな、でもこういう要素は自分にもあるから、せいぜい気を付けよう」とか逆参考にしてみてください。
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いったん悪口は閉じて、
マンスリー・セレブの時に感じた明確なコンセプトの代わりに、「ぼくどん」は多角的でいろんな見立てが可能なブラック・ユーモアさや風刺テイストがあって、旨味が多いです。
ですが、マンスリー時に感じた軽妙な読みやすさが無くなってしまっている感じもしました。あんなふうにザックリ要点を纏めて箇条書きにしてみたうえで、本編に必要ない要素をあぶりだすのも手かもしれません。
せっかく頑張って描いたのに・・・・とか思うかもですが、そのパーツで新作を作ればいい。
あのパーツを組み込むなら、どんな奇妙なシナリオになるだろう?とか次回作への楽しみが増えますからね。読者的に。
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ついで、「ぼくあい」の感想。
おもろかった。
批判は来るだろう粗さもあったし、いろんな見立てができそうなテーマを切り捨てて「自己承認」一本に絞ってしまった惜しさ、何よりせっかくのコントが面白くなかったのが難。
「ぼくどん」の主人公同士の質問合戦の方がコントとして面白かった・・・・たとえば増えた自分に合うたびに、新人のぼくが「すいません、質問よろしいですが」「「「またかよ!!」」」とかの天丼にしても好きなコント・ネタです。
ちょくちょく相方と僕のキャラブレが見られたし、黒田くんのブラックさは残念ながら「まったく面白くない黒さ」でしかなく、笑いに昇華できないブラックさは大賞獲得経験者というよりは落ちる高度に達することなく消えていく一発屋芸人の哀愁を感じたくらい。
ですが、そういう粗さも含めてユーモラスでおかしみのある、どこら落語のような軽快さがあって楽しかったです。
ヒャッハー!!感想一番乗りは、いつやっても心が躍るぜ!!あっちでウンチク語っても素敵でもないからここに書かせていただきます。なんならレビュー書こうか悩む程度は気に入った。おもしろかったです。
良かった要素
ストーリー キャラクター 設定
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。
僕がどんどん増えていく(第2稿、R-15)の批評の返信 (No: 12)
投稿日時:
> 読むせんさんへ
感想ありがとうございます。
>はき違えた「もったいない精神」で要らん文章の断捨離をできず、結果、生ゴミか、ごみ屋敷のような作品と化してしまう】がエアさんにも出てきてますね。
確かに、苦労して書いた箇所を修正するのはかなりのエネルギーを使います。実際、やったところで内心荒れた事が何度もありましたから。
とはいえ、一般文芸だとそんな感じの文章は多い気がします。ラノベならともかく、一般文芸だと難しい言葉や言い回しが多い印象を受けます。
ただ、文章に対してあまりに指摘を多く受けると、「それを言ったら市場に出回っている作品もほとんどアウトになるんじゃないの?」と思う事があります(実際、過去に別サイトで同様の指摘を受けて、反論した事がありました)。
ちなみに、壱番さんの文章は一文は長いですが、そこまで読みづらくは無かったですね。表現が独特なところはありますが。
あと、『僕の相方、見えますか?』の感想もありがとうございます(個人的には、当該スレに書いてほしかったですが)。
僕がどんどん増えていく(第2稿、R-15)の批評の返信の返信 (No: 14)
投稿日時:
>>とはいえ、一般文芸だとそんな感じの文章は多い気がします。ラノベならともかく、一般文芸だと難しい言葉や言い回しが多い印象を受けます。
この部分大事なんだと思う。エアさんのはまだラノベ寄りなんです。
エアさん自身が文芸系になったら、その【そんな感じの文章は多い】というニュアンスになんとなく感じられるトゲが『なにこれ勝てない、どうやってんの?』に変わっちゃうと思う(笑)
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>>ただ、文章に対してあまりに指摘を多く受けると、「それを言ったら市場に出回っている作品もほとんどアウトになるんじゃないの?」と思う事があります(実際、過去に別サイトで同様の指摘を受けて、反論した事がありました)。
傷ついていいです、何なら「読むせん」とかいやな感想を書いた野郎のハンドルネーム書いたワラ人形造って、くぎを滅多打ちとかにしてヒンヒンむせび泣きしてください。
個人的には【その点が】凄まじいポイントだと思っています。
「ホステル」だの「らせん」だの、エアさんんの作品は「名作」と比較してもいい!!と読者に判断されています。
お前はウサインボルトより鈍足。
羽生譲君よりスケートが下手。
ハリウッド俳優より貫禄がない。
尾田栄一郎よりマンガが下手。
アインシュタインより馬鹿。さあ絶望するがいい。
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・・・・・・なんかイビリ目的になりますが、壱番さんの作品を
凄いと思うけれど「ホステル」や「らせん」ほど凄くないなー・・・・・そう言える?
たぶん「いやいやいやいや(;´∀`)ちょ、比較対象がおかしいでしょ!?」とかになると思う
エアさんのは「うん。それなー」とか言えるの。
「いやいやいやいや(;´∀`)ちょ、比較対象がおかしいでしょ!?そんな一流どころと比較すんなしWW」とかならないの。それくらいには期待値が高いし、その名作と並ぶか超えそうと思われちゃっているんです。無意識に。
駄作は良いところを数え、名作は悪いところを数えるもんなんです。なので「クソ読者死ね!!氏ねじゃなくて死ね!!(´;ω;`)」とガチ泣きしてください。
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ちなみに私は
①手塚治虫「火の鳥~生命編」
②「世にも奇妙な物語第369話 顔を盗まれた」
③「富江」
④「らせん」
⑤「フランケンふらん」の増殖事件
⑥由貴香織里「螺子」でてきたロボット・ノーマジーンノーマジーンの話
⑦「勇者ヨシヒコと導かれし七人」
とかと比較してます。この中でもびみょうに被らない感じでいいと思う(笑)タイトル忘れたけれど星新一の一作もあったから⑧個ですね。
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「ぼくどん」をまずは叩き台に上げたいでしょうから、「ぼくあい」は後ろに下げといた方がいいだろ。と判断しました。
甘目ひょうかにした「ぼくあい」と違って「僕どん」は、ふるボッコにする気だから、私用のワラ人形を作っといてね。
僕がどんどん増えていく(第2稿、R-15)の批評 (No: 13)
投稿日時:
こちらに改稿作(初稿)を載せましたのでご確認ください。
https://slib.net/94849
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https://slib.net/95720(別タブが開きます) この小説を批評する!