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気になるレスがあったので、もう一回お邪魔します(*´-`)返信はお気遣いなく~。
現代っ子ぽい京都弁について
上京しましょう! ……というのは冗談で(笑)いえ、全く違和感のない京都弁を書こうと思ったら京都に住むしかないのですが(一口に京都弁といっても、北と南、兵庫より大阪よりでまた違ってきます)今回は単なる雰囲気作りのためですので、それっぽく見える京都弁の作り方をお教えしたいと思います。
~いーぴん流なんちゃって京都弁の作り方~
①ベースは標準語で。敬語はいじらず、調べないと分からない言葉は使わない。
②語尾は「~やん」「~やで」「~で」。疑問系は「~なん?」。否定系は「~へん」
③「なんでやねん」「かんにん」「おおきに」は使わない。一気にオバチャン感が増します。
この3つさえ守れば大丈夫です! これで協和語位の精度を誇る京都弁が簡単に作れちゃいます(⁎˃ᴗ˂⁎)
以下、例として特に違和感を覚えた文ベスト3を翻訳してみますね!
16p「……おたのもうします! カメラで見てくれたらわかる」
おたのもうします、は芸者さんっぽいですね。あといきなりタメ口になっているのはそういう演出か翻訳の仕様なのか判断がつかなかったため、砕けた敬語としてみていきます。
→標準語「……お願いします! カメラで見てくれたらわかります」
→いーぴん翻訳(標準語と同じ)(見てくれはったらわかります、でも可。でもややくどく感じます)
→いーぴんタメ口翻訳「……お願い! カメラで見てくれたら分かんで」
→なんちゃって翻訳(敬語はそのまま)
→なんちゃってタメ口翻訳「……お願いやで! カメラで見てくれたら分かるで」
16p「カメラでですえ! いっぺんはぜったい、カメラで見とくれやっしゃ」
~ですえは芸者さんっぽいですね。~やっしゃは分からなくて調べました。おばあちゃん世代なら使ってるかも……?
→標準語「カメラですよ! 一回は絶対、カメラで見てくださいね」
→いーぴん翻訳「カメラですよ! いっぺんは絶対、カメラで見てくださいね」
→いーぴんタメ口翻訳「カメラやで! いっぺんは絶対、カメラで見てな!」
→なんちゃって翻訳(敬語はそのまま)
→なんちゃってタメ口翻訳「カメラやで! 一回は絶対、カメラで見るんやで!」
20p「やけど、千歌のこと、うちが撮れてまうことは、ほんとのこっとす」
~してまう、はマイナスのことによく使いますね。例:遅刻してまうよ「(私は嫌だけど)撮れてしまう」と言っているようにうつります。ほんとのこっとすは、ほんとのことっすの誤字かと思いました。「なぜいきなり体育会系に?」みたいな。
→標準語「でも、千歌のこと、私が撮れるのは、ほんとのことです」
→いーぴん翻訳「やけど、千歌のこと、うちが撮れるんは、ほんまなんです」
→いーぴんタメ口翻訳「やけど、千歌のこと、うちが撮れるんは、ほんまやもん」
→なんちゃって翻訳(敬語はそのまま)
→なんちゃってタメ口翻訳「でも、千歌のこと、私が撮れるのは、ほんとのことやで」
最後に。どの地方にも言えることですが、方言はイントネーションが命なので、実は文章で表現するのはそれほど難しくはないです。特に関西弁は漫才などで親しまれているので、方言の中でも優しい方でしょう。なのであまり難しく考えずに、「こんな感じかな?」という感覚で書くと上手くいくと思いますよ! 執筆の足しにして頂ければ(*^^*)
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スレ主 もってぃ 投稿日時: : 0
〝返信はお気遣いなく〟とのことでしたが、是非お礼を申したくて返信します。
こういう京都弁に関する指摘が欲しいな、と思ってましたので、たいへんにありがたいです!
これを参考にさせて頂き、修正したいと思いました。
本当にありがとうございました!