ノベル道場/小説の批評をし合おう!

いとなしサテラさんの返信一覧。最新の投稿順3ページ目

元記事:魔法が当たり前な世界で神様になりましたの批評の返信

なるほど、これを読んで自分と比べてみると、やはり文章の暑さが違うと感じました。中身だけでなく、あらすじで寄せ付けると言った点は全く頭になかったのですごく勉強になりました。
アドバイス感謝です!

上記の回答(魔法が当たり前な世界で神様になりましたの批評の返信の返信)

投稿者 いとなしサテラ : 0 投稿日時:

いや、あらすじで惹きつけるのは当然のことですよ?

もし、他の人の作品を読んでいるときなんかに、「設定集っぽいな」って思うことがあるのなら、それはわかりやすく説明できていないか、その場面で読者がほしい情報じゃないからです。
あなたも似たようなことをしているかもしれないので、伝える情報と伝え方には注意してみてください。本屋で、実写映画化するような普通の小説なんかを立ち読みして、一つの文の長さとか、情報のわかりやすさに注目してみてください。ためになると思います。あと、あらすじだけを色々読んでみるのもいいかもしれません。

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要望 : 長所を教えてください! スレッド: 魔法が当たり前な世界で神様になりました

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元記事:帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命

力を入れた部分:テーマ設定
超能力ものですが、あえてSFにしています。理由はテーマがあったからです。
『生命倫理』という大きな枠の中で、人間として生きていくのか、兵器として生きていくのか。
人間と兵器の違いとは。
立場が違う二人の生死観を表すのに力を入れました。

強みは、じっくりと進む序盤。そして、主人公の出自が明らかになってからの展開の動きが動き、クライマックスはスピード感を出すようにしました。

そして、キャラクターの個性についても、言葉遣いなどで書き分けできるようにしています。

上記の回答(帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評)

投稿者 いとなしサテラ : 3 人気批評! 投稿日時:

 結構キツいことしか書きませんがご了承ください。
 まず、これだけは言わせてください。アニメや漫画の見過ぎです。
 小説には瞬間的・視覚的に情景のわかる画像・映像はありません。小説には小説の、読み手がイメージしやすい順番・書き方があります。あらすじにはあらすじの、導入部なら導入部の書き方があります。読んでいてその時にほしい情報と不要な情報があります。
 文字・音声だけで伝えるとき、読み手が受け取りやすい基本的な順番はこうです。
◆自然に読める順番◆
―――――――――
①舞台設定(時代・舞台)
②見た目(景色・時刻・動かないもの)
③動き(行動・台詞・動くもの)
④補足説明(感情・情報)
―――――――――
 基本は最初に①舞台設定を説明して、読者に心の準備をさせます。次に、②遠くからの見た目や景色を描写します。この時、時刻の情報もないとイメージがしにくいです。そしていよいよ、③人物の行動や台詞を描きます。そして、状況に合わせて④補足説明や、なぜそんなことを言ったのかという感情の説明をします。
 ①舞台設定は一度提示したらあまり変わらず、②見た目⇔③動き⇔④説明の3つ。この3つが作者の持ったカメラの位置に合わせて行ったり来たりするのが理想です。アニメのような導入を描きたい場合は、②最低限の見た目の印象と③ワンアクション、④少々の説明にした方がいいと思います。
 また、あらすじは作品のジャンル、メインの部分を強調するのがいいです。バトルものならバトルのカギ、恋愛ものなら恋愛する人物の性格なんかがいいですね。
 以上のことをふまえて私が書いてみた『あらすじ』『導入部』の一つの形がこちらです。

◆あらすじ◆
――――――――――――――――
――人の形をした人造兵器『帝国の守護者』――
 自らの命をかえりみず敵を葬る超能力者。
 尊く輝き、儚く散る彼女らは、まさに戦場の花。

 悲しき彼女らの一人と出会った男、雄一。雄一は護衛の少女『アスカ』とともに巨大な陰謀に飲み込まれていく。

 2040年代、第二次世界大戦100年後の未来。出会うはずのなかった二人が、運命の10日間を駆け抜ける。

――これは、愛を失った男と、恋を知らぬ少女の軌跡。
―――――――――――――――――――
◆導入部◆
 ビルだったものが墓標のように立ち並ぶ灰色の大地。そこへ一つの青い炎が、一筋の光となって、彗星のごとく降り注いだ。

――いっけぇぇぇぇ!!――

 すでに死んだ街にとどろく爆音。機械仕掛けの悪魔は、有害な物質を撒き散らし、色だけが美しい地上の花火となった。

 第二次世界大戦の終結よりはや100年。国を立て直すため、技術者の教育に力を入れた『帝国』。帝国は、科学において世界をリードする存在となった。そんな帝国の首都、帝都は富と繁栄と技術の象徴として、世界中に認知されていた。
 しかし、それはすでに過去の話である。現在の帝都は戦闘によって、瓦礫の山と化していた。帝都を故郷としていた男はこの光景に胸を痛め、復興を夢見て戦っていた。そして今現在、彼は落ちていた。

 時刻はまもなく明け方。一日で最も寒く、闇が光へと変わり始める時間帯だ。ここは帝都。かつての栄光の面影だけが残る場所だ。廃墟となった元・高層建築物たちは、恥に頬を染めるかのように朝日を浴び始めていた。
 この地の復興を夢見た男は今、戦闘ロボットに向かって落ちていた。そのロボットは心臓部たる動力コアをむき出しにしていた。男の狙いはココだ。空気を震わせる絶叫。

「――これでぇぇ、終わりだァァァァァ!」

 男の雄叫びが空に轟いた。咆える男の振りかざした右腕には青い炎。それは男が大切なものを守るために手に入れた力だ。男の姿はボロボロで見るも無残な姿であったがその一撃には関係ない。撃ち込まれる蒼炎。

「いっけぇぇぇぇ!!」

 男はほえた。今まで多くの死を運んできた機械仕掛けの兵器は、その男の全力によって砕け散った。男の耳をつんざく爆音。破壊したロボットの爆炎により男は宙に投げ出された。地上からの高さは男の死を確定させるには十分なほどにある。

「あぁ……終わった」

 絶対絶命のピンチ。死を覚悟する男。だが、男は一人で戦っていたわけではなかった。

「ゆういちぃぃぃぃ!!!」

 彼の元へと走るのは共に戦ってきた少女だ。彼女の背には白い翼。天使のような少女が男の元へ飛びあがる。

「ぜっっったい! 離さないっ!」

 少女は決意を示した。見事、受け止められた男は少女とともに地上へ降り立った。
 男の姿はボロボロだ。彼が愛用していた白衣とジーンズ。それも今では男の顔と同じようにホコリとドロにまみれ、傷だらけとなっていた。男の道のりが過酷であったことの証だった。

「ハァ、ハァ……終わったわね」
「はぁ……はぁ……もう、終わった。全部……だから、もういいんだ。お前は好きに生きて」

 男は下手くそな笑顔を見せた。

「アンタ……変わったわね」

 憔悴した少女の声。お前のおかげだ。相棒のおかげで少しだけ変われた男はうなずいた。

――これは、孤独を抱えていた男と恋を知らなかった少女の物語。二人が出会い仲間とともに駆け抜けた、10日間の記録である。
 ◇

 こんな感じです。いかがだったでしょうか。かなりアレンジを加えたのと、全部読んだわけではないので適当に想像して書いた部分があります。
 設定やストーリーにあなたの個性は出ています。あとは、いかに読者が受け入れやすい形で表現できるかです。カッコイイ言葉や体言止めを使うのは最低限にしたほうがいいです。頑張ってください。

良かった要素

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元記事:勇者と魔王の相対図形《ディアグラムマ》

文章の読みやすさを求めているつもりです。それ以外の長所が書いている者にもよく分かっていません。

上記の回答(勇者と魔王の相対図形《ディアグラムマ》の批評)

投稿者 いとなしサテラ : 1 投稿日時:

 結構キツいことも書きますがご了承ください。果たして誰にとって読みやすいように書いたのでしょうか。
 他の方にも伝えていますが、私が思う、文章を読みやすくする方法を伝えます。読者をオタクだと思わないでください。「勇者(召喚)」「魔族」「魔王」はオタク専門用語です。両親、小学生、OL、お年寄り、実写しか見ない社会人のために書いてください。文字を読んでもらうのではなく、原稿をラジオで音読しているとでも思ってください。果たして今の文章のままで伝わるでしょうか。
 文章の正しさという意味ではあなたは問題ないと思います。しかし、正しいだけでは伝わりません。説明不足と、一文に詰め込み過ぎていることによって、読者が理解する前にどんどん話が進んでしまっています。
 以上のことに気を付けてあらすじを書き換えるとこう書くこともできます。

 ◆あらすじ◆
――――――――――――――――――――――――――
 魔族。それは人外。それは人間と双璧をなす存在。それは世界の支配者たるものたちの片割れ。

 時に二人の姫がいた。人間と魔族の姫がいた。前者は国を守るため、未来を託せる英雄を。
 後者は形見を守るため、過去を守護する帝王を。異界の地より召喚す。

――これは『勇者』と『魔王』、二つの頂点、二つの覇道の伝承譚――
――――――――――――――――――――――――――
 
 どうでしょう。読んでみたくなったでしょうか。カッコイイ雰囲気を変えたくなくて書いたらこんな感じに。小学生にはわからないかもしれませんね。
 また、本編の方もちょっと書いてみます。私がわかりやすく書くために気を付けていることは3つです。

①『初めて出てきた非日常的な言葉』は必ず一度は説明すること。作者独自の固有名詞は最初に一度は『』等で囲むこと。
こと。
例:「円卓」「魔術(師)」「魔族」「勇者(召喚)」

②『同じ言葉を何度も違う言い方で』表すこと。
例:「勇者」「超常の力を有する人間の英雄」「人間たちの間で称えられ、魔族に忌み嫌われる存在」

③『前の文章と繋がるような指示語』を沢山使うこと。
例:「国王の娘」「娘『エルティス・フェイジョア』」「娘エルティス」「娘」「この場で最も若いエルティス」「教え子」

◆冒頭◆
―――――――――――――――――――――――
 とある世界にある国、『フェイジョア王国』は危機に瀕していた。後のないフェイジョア王国国の未来を決めるため、国の指導者たちが集まった。
 会議室の中、彼らの前には円卓と呼ばれる丸いテーブルがあった。だが、会議の出席者は四人。「円」と名の付く机を前にして、輪(わ)を作れないほどに少なかった。参加していたのはフェイジョア国王、国王の娘、娘の師匠、国の大臣の四人だけだ。娘『エルティス・フェイジョア』の師匠は魔術師であり、娘エルティスは師から魔術を学んでいた。魔術とは魔法の技術。あらゆる自然現象や神の奇跡を模倣する技術体系のことである。
 会議をおこなっていた四人が見つめるのは地図だ。娘の師匠である魔術師は、地図にある国の名前にペンで印をつけた。

「やはり、『エリカ王国』は攻め落とされたと考えた方が良い……」
「……『魔族』による進行は日に日に強くなる一方です。これまでに大陸の二つの国が滅亡しました」
「ついに、我らがフェイジョア王国が最前線……」

 大臣が頭を抱えた。娘がうろたえた。魔術師が思案した。フェイジョア王は目をつむり黙っていた。あらゆる国に侵攻していたのは魔族。魔族とは人間と並ぶほどの知能と能力を持った人外のことだった。
 状況は最悪だ。国を守る貴族や領主はすでに五に満たない。他の支配階級の者たちは戦死したのだ。
 会議室のあるこの地は防衛の最前線だが、疲弊したフェイジョア王国に戦力はない。他国に借りることもできない。どこの国も自国の守りで精一杯、魔族の侵攻のせいだった。
 エリカ王国もおそらく滅んだ。四人がいるフェイジョア王国は援軍など送れない。そんな余裕はどこにもなかった。
 フェイジョア王国はもはや手詰まり。他の三人が目を伏せている中、この場で最も若いエルティスは魔術師に問いかける。

「……お師匠様。『勇者召喚』は出来ないのですか?」
「『勇者召喚』だと……?」
 
――勇者召喚。それは伝承でのみ語られる儀式。勇者と呼ばれる、超常の力を有する人間の英雄を召喚する儀式であった。人間たちの間で称えられ、魔族に忌み嫌われる存在である勇者が登場するのは、おとぎ話の世界のみだ。

 娘のエルティスは、あるかどうかもわからない手段を自分の師に提案した。淡い期待とはかない希望を抱く娘。魔術師は教え子の真剣な目に、初めて君主としての姿を見た。
 ……
―――――――――――――――――

 やめどきがわからなくてやりすぎました。私のやり方ではこうなりました。本当なら誰の前に誰がいて、どっちを向いて言ったのか、どんな表情をして言ったのか、どんな仕草をしたのかも書いた方が読者としては想像がしやすくなります。そこまで書けない、というのであれば設定不足か何かでキャラクターが作者の中で生きていないのだと思います。
 設定とストーリーは素晴らしいです。あとはその場に出てきた情報を、いかに一般的な言葉で多角度から伝えるかです。作者が考えた設定をすべて文章に書く必要はないですが、あんまりもったいぶらない方がいいと思います。頑張ってください。

長所。良かった点

 設定とストーリーはいいと思います。二つの陣営を描くのもいい点です。

良かった要素

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元記事:勇者転生Ⅰ~ある日死んだ少年の英雄譚~

力を入れた点としては出来事ばかりではかく、動きの描写なども入れたところで、不安な点としては文の基本構成が乱れてしまっていないかということと、誤字脱字といった点です。
よろしくお願いします。

上記の回答(勇者転生Ⅰ~ある日死んだ少年の英雄譚~の批評)

投稿者 いとなしサテラ : 2 投稿日時:

 キツい言葉もあるのでご了承ください。設定やストーリーは個性的でいいと思います。しかし、あなただけではなく色んな人に言えることですがまず第一に読みやすくありません。書けば誰かが読んでくれるわけではありません、誰が読めるように書いているのでしょうか。
 新革命さんの場合、次のようなことに気を付ければテンポがよくなると思います。

①段落の最初の地の文には必ず『 』(スペース)を入れる。

 小さなことですが、これに気を付けるだけでかなり見やすくなります。台詞と地の文の違いが『パッと見』の見た目ではっきりするからです。これがいい加減だと、(あれ? どこまで読んだっけ?)と混乱して小さなストレスになります。ノリノリの音楽に手拍子をした方がノリやすいように、文章にもスペースという手拍子があった方がノリやすく、テンポよく読めるようになります。

②一つの文に行動を詰め込みすぎない。

『Aは朝起きて歯を磨いて家を出た』
『そこにいたのは怖い顔をしているが優しいと噂のBだった』
『じたばたしているCを見てDはかわいいと言った』

 よりも、

『朝、Aは起きた。起きたAは歯を磨いた。歯を磨いたAは家を出た』
『そこにいたのはBだ。Bは怖い顔をしていた。しかし、Bは実は優しいという噂があった』
『Cはじたばたした。かわいい。そう言ったのはCのもがく姿を見たDだった』

――とした方がわかりやすいと思いませんか。多くの情報を一つの文に書いてしまうと、誰が何をしたのか、いつ何をしたのか、現在目に見えている情報と目に見えていない情報は何か、を正確に伝えることができないのです。

③オタクにわかればいいという妥協をしない。

 これは他の方にも伝えたことですが、あなたの小説を読むのはオタクではないと思ってください。両親、小学生、お年寄り、テレビしか見ない社会人の方に読ませると思ってください。全く同じ内容でも、言葉を言い換えなくてはならないはずです。
 書いた文章を見せるのではなく、原稿を音読・朗読すると思ってください。音読であれば②で伝えたような短い文の方が聞きやすいはずです。
 また、『なので』といった話し言葉を、接続詞の代わりに誤用しているところがあります。固い口調で語っているところでは『そのため』『よって』『故に』を使った方がいいです。会話の中なら『なので』もありです。すべて話し言葉にしてしまう方法もありますが、話し言葉は台詞の中だけにするのが無難です。
 なろう系を読んでる人にだけ伝わればいいや、と妥協していませんか。専門外の人が読めない文章とは読みにくいということです。

 以上のことに気を付けると、あらすじもこんな感じで書けます。

 ◇◇◇
 とあるところに少年がいた。小学生時代から少年は考える。生きる意味を真剣に。そんな少年に訪れた悲劇。彼は若くして死んでしまう。
 突然に訪れた不運。何のために生きてきたのか。答えのないまま終わる少年の人生。だが、運は彼を見捨てても女神は見捨てていなかった!
 死者の運命を場所。女神クオーラとの出会い。示された三つの道。その時、未練を遺した少年が選びとったものとは!?
――これは新たなる勇者の英雄譚。
 ◇◇◇

 まあ、色々と考えた結果こんな感じになりました。大事なのは自分頭の中のイメージをどの言葉で伝えるかです。
 設定とストーリーはいいと思うので『それ以前』と言われるような問題を片づけましょう。がんばってください。

良かった要素

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元記事:魔法が当たり前な世界で神様になりました

ギャグ多めにしました。個人的には描写にあまり自信が無いですが、少しでもみなさんに笑っていただけるように頑張りました!

上記の回答(魔法が当たり前な世界で神様になりましたの批評)

投稿者 いとなしサテラ : 3 人気批評! 投稿日時:

 キツいことも書きますがご了承ください。ごく一部の人ではなく、できるだけ多くの人に読んでもらうことを目的としている、と仮定してコメントします。
 まず、あらすじに目を通しただけで「あ、この人は文章を書くのが下手だな」と思いました。それはなぜか。似たようなものを全く読んだことのない人、分野の違う人のために書いていないからです。いつもなろう系を読んでる人がわかればいいや、という妥協が心のどこかにあるからです。
 この作品を見る人はオタクでないと思ってください。両親、小学生、お年寄り、ラノベを全く読まない社会人だと思ってください。文字ではなく、音読・音声のみで情報を伝えなくちゃならないと思ってください。
 異世界とはなんですか? 魔法とはなんですか? 『火を操る』って料理するのとは違うんですか? 『自分を浮かせる』って悪目立ちするってことですか? あなたがわかるだろうと気軽に使っている言葉も読者は知らないかもしれません。
 こういうことを考えて私が書き換えてみたあらすじがこちらです。
 ◇◇◇
 あなたは私たちが住んでいる世界、地球があるこの世界の裏側と言ってもいい場所に、地球とは異なる別の世界がありました。――その世界の名はカステル。
 カステルには地球とは違う特徴が沢山ありました。そのうちの一つが『魔法』。カステルに生きる人や動物たちはみな、人知を超えた不思議な力を使うことができるのです。手からガスバーナーのような火を放出させたり。水で丸いボールを作ってシャボン玉のように飛ばしたり。見えない糸が頭につながっているかのように宙に浮かんだり。魔法でできることは数えきれません。
 誰もが魔法を使えることが前提となった世界。そんな世界において、魔法を使えないというハンデを抱えた少年が一人いました。彼の名は『クルシュ・アギト』。彼は周囲から『悪魔の子』とさげすまれ、血のつながった家族にすら捨てられてしまいます。突きつけられた現実。帰る場所のないクルシュ。世界は子どもが一人で生きていけるほど生やさしくはありません。しかし、運命の女神が彼を見捨てることはありませんでした。
 偶然出会った旅の青年に助けられ、魔法が使えなくても理解してくれる少女に支えられ、人との出会いに恵まれて自信を手に入れた彼はいつしか心に決めていたことがありました。

――俺は魔法使いよりも絶対に強くなってやる!――

 しかし、そんな決意もむなしく努力は常に空回り。クルシュを理解してくれた少女『ファズ・マクテリア』と共に特訓するも伸び悩む毎日。みんなを見返すことなんて無理なんじゃないか。そう思っていたある日のこと、特訓中のクルシュを包み込んだのは強烈な光だった。

――起きてください!――

 気が付いた時、目の前にいた声の主は……とんでもない美女!? 彼女との出会いが『悪魔の子』クルシュの運命を変える!!
 とんでもないハイテンションでお送りする、笑いあり涙あり(?)の痛快バトルストーリー開幕!!
 ◇◇◇
 どうでしょう。読んでみたくなったでしょうか。
 もし、わかりやすいけど長すぎると思ったなら情報を詰め込みすぎかもしれません。削ってもいい場所はあるはずです。
 私が読みやすくしたい時に気を付けていることは3つです。

①「異世界」「魔法」のような『初めて出てきた非日常的な言葉』は必ず一度は説明すること。『悪魔の子』のような作者独自の言葉には最初に一回はカギカッコ等を使うこと。

②「地球とは異なる別の世界」「その世界」「カステル」「魔法を使えることが前提となった世界」といったように、『同じ言葉を何度も違う言い方で』表すこと。

③「帰る場所のないクルシュ」「人との出会いに恵まれて自信を手に入れた彼」「特訓中のクルシュ」「『悪魔の子』クルシュ」といったように、『前の文章と繋がるような指示語』を沢山使うこと。

 まずは、誰にでも読んでもらえるような文章を目指してください。そうすれば必ず一定の評価は得られるようになるはずです。設定にもストーリーにも必ず作者の個性は出るのでまだそこは心配しなくて大丈夫です。頑張ってください。

良かった要素

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要望 : 長所を教えてください! スレッド: 魔法が当たり前な世界で神様になりました

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キューちゃん

投稿者 ぷりも 返信数 : 0

投稿日時:

はじめまして、作家でごはん!で活動していましたがトラブルばかり起こして運営さまに睨まれてしまい、活動場所を模索中です。 叙述トリッ... 続きを読む >>

たのもー!(ボコボコにしてください)

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魔石と少年 〜平凡だった僕が英雄なれたのは、小さな石を拾ったからでした〜

投稿者 jockey 返信数 : 4

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現時点では、読まれた方から、文が読みやすいと言われてますが、初投稿ということもあり、全体的に不安です。 あと、冒頭がとても長いです。 続きを読む >>

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蟲喰い

投稿者 BAITO 返信数 : 0

投稿日時:

初めての投稿です。趣味で書いていたのですが本格的に興味を持ち始めました。 どうにも上手く書けないので、思いっきりお願い致します。 続きを読む >>

たのもー!(ボコボコにしてください)

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

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元記事:ありがとう=さようなら

かなり不安ですねえ
私は頭が悪いのでねぇ面白くなくてすいませんわ..。

上記の回答(ありがとう=さようならの批評)

投稿者 コウ : 0 投稿日時:

初めまして。コウと申します。

サイトを拝見した限りでは小説を書くのは初めて、
ないしネット上に投稿するのは初めての方でしょうか。
期間の長さ=技能の高さではありませんが、
ここ八年ほど書いてはいるため僭越ながら批評させていただきます。

◯良かったところ
状況の伝わりやすさ、文章の解像度が優れていると感じました。
視覚情報や音に加えて湿度などについても言及されている点がリアリティを高める上で優位であると思われます。私の語彙から「サーキュレーター」は出てこないです……
また、会話についてもテンポが良く読みやすいと感じました。話者の年齢層なども分かりやすいと感じられます。

◯気になった点
前提として、私が普段書いている文体とは異なるという部分が大きいので
やや辛口に思われるかもしれません。
他人に合わせて良さを削いでは元も子もないため、
修正すべき点というよりはあくまで参考程度にお願いします。

ただ、以下の点は小説における基本的なルールにそぐわないため特に気になると感じました。
・句点(。)の方が自然な箇所が読点(、)に置き換わっている
・感嘆符(!)疑問符(?)の後に全角スペースが無い
・地の文の行頭下げが無い
・改行の位置が不定(会話文の前後に挟まっていたりいなかったりする)

いずれも文体と言える範疇かもしれませんが、
一般的な文章規則とは異なるため不自然に強調されて見えます。
特にそういった意図がない場合、普遍的な文体に揃えた方が
より内容が伝わりやすくなるように思われます。

以下、文章に関して個人的に気になった点です。
・読点の多用により一文が長い
・シチュエーションは具体的でありながら細かい要素が抽象的(「P」、「k」、「〇〇点」など)
・地の文が説明的(描写より記述という印象、個人の趣味の範疇です)

また内容に関して、穏当な日常の情景のみが描かれているため
純文学的な印象を受けます。
この後恋愛要素などライトノベル的展開が始まる場合、
冒頭のうちによりフックのあるシーンを置いた方が良いかもしれません。
(いわゆるボーイ・ミーツ・ガール的な展開など)
読者を「おっ」と思わせる要素がある方が、
次のページに進んでもらえる率は上がると思われます。
「私」がどのような人間であるかを早めに提示することも手段の一つだと感じます。

上記を踏まえて、冒頭の一段落を私の文体・構成で書くと以下のようになります。
(「こう直せ」という意味ではありません、あくまで「こう書く人間もいる」という参考にしてください。
 当然ながらまだ中学生さんの文体とは異なるため、使えそうな部分だけを抽出していただければと思います。)
ーーーーーーーーーー
 早朝の教室。問三で手が止まったまま五分が経とうとしていた。
 数学の問題集に書き込みの跡はほとんど無い。自分が人より劣っている自覚はあった。だからこそ、気が遠くなるほど手付かずの課題に対応するため、こうして人より早くに登校している。
 シャープペンシルは問三から動こうとしなかった。
 白いままのノートを照らす日光は弱々しい。まだ薄暗い曇り空の下、じめじめとした空気がただでさえ無いやる気を削いでいく。
 サーキューレーターの風の音、階下で騒ぐ生徒の声。集中力は続かなかった。
 悪鬼じみた顧問の顔がふと脳裏を過ぎる。
ーーーーーーーーーー

最後に一点、批評依頼文やサイトの紹介文に自虐の文言が散見されますが、
これらはあまり有用ではないと思われます。
(気持ちは非常に分かります、私もやりがちです)
ただでさえ玉石混交の膨大なネット小説群の中で、
その作品を一番よく知っている作者ですら貶す作品を
進んで読もうという読者は少ないのではないかと思います。
「それが出来れば苦労はしない」という話であることは重々承知ですが、
虚勢であれど「面白いから読んでくれ!」と堂々と発表した方が
作者にとっても読者にとっても有益ではないかと感じます。

的外れであればすみません、多少なり参考にして頂けますと幸いです。
拙文失礼いたしました。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: ありがとう=さようなら

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元記事:「古代中世近世ナポレオン時代戦記」「ウェポンガイ」

 兵士の武装描写。一般的な作品ではあまり描写されない刀剣類と打撃武器というサブウェポンによる乱戦。騎兵の恐ろしさ。

上記の回答(「古代中世近世ナポレオン時代戦記」「ウェポンガイ」の批評)

投稿者 岸谷 : 0 投稿日時:

あらすじから非常に面白い感じがして読もうとリンク先をクリックしたのですが、表示されませんでした。ナポレオン時代を書く人というのはあまりいらっしゃらないと思うので、あらすじだけでもオリジナリティを感じさせる力は非常に良いと思います。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://plus.fm-p.jp/u/xupg45279u53gdmpu

要望 : 長所を教えてください! スレッド: 「古代中世近世ナポレオン時代戦記」「ウェポンガイ」

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元記事:同級生の美少女は俺だけにやたら手厳しい 〜外では天使なのに、俺の前だと小悪魔にしか見えない件〜

 ラブコメを書いてみたいと思い、書き始めました。ですが、途中でこの作品は読むに値するだろうかという気持ちが生まれ、ほんの序盤だけながらも見てもらいたく思った次第です。
 どんな欠点でも構いませんので、指摘して頂けると幸いです。

上記の回答(同級生の美少女は俺だけにやたら手厳しい 〜外では天使なのに、俺の前だと小悪魔にしか見えない件〜の批評)

投稿者 神原 : 1 投稿日時:

こんにちは、拝読しました。

まず

 四月になったばかりで、外では桜が咲き乱れている。

この記述。

 温かい風に乗って桜の花びら一枚、窓から入ってくる。新入生が帰り際に庭を眺めていた。そんな中、教室で二人の二年生が雑談をしていたのだった。

等で桜を出す事によって4月付近だと分かります。新入生を書くことによっても「4月なんだと補強できます」高校生は最初の一文にとある高校と書いてあるので省略しましょう。

 ため息をつきながら、椎葉暁は友人の話を手短にまとめる。

この文章は後半がいりません。なぜならセリフ自体がそれと分かるからです。

けだるそうに椎葉暁はため息をついた。

くらいでしょうか。

序盤を説明的な文章にするか、それともその文章を描写的に表すかでかなりお話の見た目が変わってきます。
描写で表す書き方を習得してください。

全文に目を通せませんでしたが、大体説明的な文章で形成されているのは分かりました。そこを直しましょう。

______________

話は変わって、

昔ここに居た方とハンドルネームが似ていて、躊躇しましたが、やっぱり感想を置いていこうと思いました。

その方には嫌な思いをさせてしまって、こうりゅうが途絶えたので。

せっかく書いたのに誰にも返信もらえないのは寂しいなと思いましたので、書くことを決意しました。

これからもがんばってくださいね。

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https://ncode.syosetu.com/n2820gz/

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 同級生の美少女は俺だけにやたら手厳しい 〜外では天使なのに、俺の前だと小悪魔にしか見えない件〜

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