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元記事:転生勇者の詐欺師ライフ~勘違いで詐欺師として転生した頭脳最強元勇者、チート詐欺スキルで悪者を騙してざまぁする~の批評

武井トシヒサさん

先日は拙作への批評ありがとうございました。
貴作を最後まで読ませていただきました。テンポよく物語が進み、読後感もスッキリで楽しめました。特に、登場人物のキャラがそれぞれ際立っていて良かったと思います。
お恥ずかしいのですが、自分はいわゆる「なろう系」の物語はほとんど読んだことがないため(もしこの呼び名に抵抗があったらすみません)、見当違いの指摘をしてしまうかもしれません。その際は世間知らずのたわごととスルーしていただけると嬉しいです。

さて。「登場人物がそれぞれ際立っていた」と前述しましたが、惜しいと思えたのも登場人物についてです。
特にミウについて、彼女の「獣人」というプロフィールがほとんど生かされていないと感じました。猫系の獣人とのことですが、その最大の特徴である耳と尻尾の描写が、途中からほとんど消えてしまっていました。ミウが考える時の癖である「顎に右手を添える」を、「尻尾の先をいじる」とか「耳がピクピクと動く」などすれば、獣人らしさがより出たのではないかと思います。
それから、この世界では獣人は差別の対象で、だからこそでたらめな遺言書が有効になってミウは商会を奪われてしまったわけですが、この設定も、彼女が差別されている描写がほとんどないどころか、周囲の人々からは好意を寄せられ頼りにされているばかりなので、とても矛盾を感じました。差別対象の獣人の女の子が町の広場で商売なんてしようものなら、それこそいわれのない嫌がらせや邪魔をされたり、少なくとも初日から人だかりができて商売繁盛、なんてことにはならないと思います。また、傘下の商店のみんなはミウにとても好意的であるのに、いったい誰が「獣人族が会社を牛耳ることを恐れた」のでしょうか。
「獣人であるがゆえに家を追い出され会社も奪われ、人々から背を向けられていたミウが、カイルと出会い勇気を出して声をかけたことで、彼に励まされながら商人としての自信を取り戻していく」という流れをもう少し強調すると、最後にミウがいう「人の価値は変わる」という言葉により重みが増すように思います。
あとは、ガウディですが、彼のこのキャラクターはこれはこれでとても面白かったのですが、「元優秀な商人」の片鱗がもう少し見えてもいいかなぁと思いました。でも、この路線でも全然悪くないとは思います。

特に気になったのは以上ですが、武井さんが気になった点についてお答えすると
「主人公のスキルが複雑?」「スキル発動が遅い?」
これについては、前の方が指摘されているのと同意見です。自分のスキルをモノにする修行のような描写があると、読む側もより理解できると思います。
ちょっと気になったのは、作戦のキモである契約書の文言「資産をそのまま」ですが、正直「そのまま」っていかようにも取れてしまうというか、どの時点での「そのまま」なのかが曖昧で、自分はちょっと首をひねってしまいました。ですが、それが詐欺師的といえばとても詐欺師なので、これはこれでいいのかなぁとも思います。
「ラストがイマイチ?」
自分これが王道で、それがいいと思いました。シリーズにするなら、次に繋げやすいですよね。
「タイトルとミスマッチ?」
正直これについては自分ではよくわかりませんが、特に内容と乖離はしていないと思います。

自分のことは棚に上げて登場人物のこととか書いてしまいました。
また次回作を楽しみにしています。

上記の回答(転生勇者の詐欺師ライフ~勘違いで詐欺師として転生した頭脳最強元勇者、チート詐欺スキルで悪者を騙してざまぁする~の批評の返信)

スレ主 武井トシヒサ : 0 投稿日時:

カイトさん

批評頂き、ありがとうございます!
「なろう系」は普段あまり読まないとのことで、それにも関わらず拙作を読んで頂き、本当にありがとうございました。
ご批評はまさにおっしゃる通りで、大変参考になります。

・ミウの描写に関して
 鋭いご指摘ありがとうございます。最初に獣人族としての描写をちょっと描いただけで、その後さぼってしまったみたいですね。
 自分なりに原因を考えてみたのですが、「獣人族という設定をどう生かせばいいか」が僕自身分かっていないのが問題だと感じました。実は僕も「なろう系」をたくさん読むタイプではないんです。「なろう系」を書いているのは人気ジャンルだからで、ミウを獣人族という設定にしたのも、獣人少女が人気だからです。この辺の『軽い気持ち』が露骨に表れてしまったのかなぁと思いました。もっと作品を読む頻度を増やさないといけませんね。勉強します。

・獣人は差別されているという設定について
 これもおっしゃる通りです。この設定はバッサリ切るべきでした。
 この作品は、プロット時点ではもっと長い作品だったんです。本作はその第一章部分の設定だったんですが、今の僕の実力では長編を書くのはリスクが高いと判断し、後半部分をバッサリ切ったという経緯があります。「獣人族への差別」という設定は、後半部分への伏線でした。
 作品をシュリンクする時点で、この設定も切るべきでしたが、「せっかく考えたんだから」とムリヤリ入れ込んでしまいました。これ、ダメでしたね。「必要ない」と思ったら、躊躇なく設定を切る姿勢を徹底するべきでした。
 「作者にとっての違和感は、読者に3倍増しで伝わる」と言いますが、まさにその通りなんですね。少しでもムリヤリ押し込んだ設定は、矛盾となって表れて、読者の混乱や作品への違和感につながるようです。本当に勉強になりました。

その他のコメントもありがとうございます。ラストも良かったとのことで、とても安心しました。(前述の経緯があり、終わり方にかなり不安がありましたので)

お時間をとって拙作を批評いただき、本当にありがとうございました。次の作品へ活かし、もっともっと素敵な小説を書けるように努力します!

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元記事:カンジョウ

まだ少ししか投稿していませんが、この続きが気になるなと思えるような話でしょうか。小論文はよく書くのですが物語を書くことは初めてなので、描写や文章など技術的にまだまだ未熟です。これから意識していくことやこの話の興味深さについて教えていただけたら幸いです。

上記の回答(カンジョウの批評)

投稿者 t : 0 投稿日時:

こんにちは
続きがあれば2、3話読んでみたくなりました。
良いところは、地の文の心情で主人公に興味が持てました、友達の台詞にもリアリティが感じられます。もしこの作家さんの今感で書かれていたら、それがありふれた物語でも、どのような作品に仕上がるのか1本読んでみたくなるくらいに、期待させる良いところがあります。

>>これから意識していくことやこの話の興味深さについて教えていただけたら
あとがきに、"痛い"話が多いかもしれません。とあるのでこれについてです。

痛い話がどんなものになるか素直に楽しみです。
ただ、痛い話をお皿に載せてそのままテーブルに出しても、読者が最後まで食べてくれるとは限りません。
1話の書き出しから6行目に、
→本物の経験もせずにいろんなことを知った気になるな。
とあります。これは読者にとって説教臭いと感じるかかなり微妙なラインでした。
痛い話に戻って。
それが最後は笑い話や憎めない話で終わるなら、それは素晴らしい。
ただ今みたいに読者にとって説教臭いかもしれない部分を残してしまい、数が重なってくると、読むのはだんだんとしんどくなってきます。

今から大切なことを書くので注意してください。↓
読者に説教臭いと思わせることがよくないのであって。
説教臭いことを書くのは悪いことではなく、むしろ正解です。↑ここまで。

名作から学ぶではありませんが、2020年に完結した鬼滅の刃の登場人物は、敵も味方も全員が暗い過去を抱えています。暗い過去があったので道を踏み外しそのことは許されることではありませんが、主人公や仲間がその敵を倒した時に。
敵は暗い過去に対して、希望や感謝を見出しながらあの世へと旅立っていきます。

痛い話も説教臭いのもこれと同じで、
それ単体でみるとただの痛い話や、ただの説教臭いことですが。
読者が最後にはホッとするような。
救いのあるラストが待ち受けていると分かるだけで、物語というのはすごく魅力的に感じられるものです。
痛い話や暗い話や説教臭いことなど、
思いついたらそこで考えるのをやめずに、気持ちの良いラストに繋げるまでを意識されてみてください。

『本物の経験もせずにいろんなことを知った気になるな。』だったら、主人公に言わさずに他キャラに言わせることを考えてみましょう、説教臭さが消えて逆に面白くなります。

例えば、高橋くんと沙奈が映画館に行って館内から出てくる。(どうしてそうなるのかは想像で補ってもらえると助かります)
そこで高橋くんが号泣しながら
『こんなドラマが流行りなのか?なんで他人のーー 。本物の経験もせずにいろんなことを知った気になるな。』という長台詞をまったく噛まずに言っていたら。
私が読者だったら、号泣しながら言われても説得力ないけど高橋くんは憎めないキャラなんだな、好きになれそう。と思います。さらにそこで沙奈が肯定または否定の言葉をかぶせてきても、それもまた沙奈の魅力になります。
癖のある味をどう料理していくかも物語の醍醐味のひとつですね。

最後に小説のことではありませんが、
煮詰まったら無理をせず散歩に出掛けてみましょう。神社やお寺や公園、近くに神社があればおすすめです。
さらに、ここなら小説に集中できるという場所を探して見つけておきましょう。
小説は脳疲労が激しく、いつの間にか無茶しててぶっ倒れてから無理してたことに気付くことが多々あります。そうならないように。
放課後学校の図書室だったり、近所の図書館だったり、大学生やフリーターが勉強しにくる喫茶店だったり。
きつい作業をする時のために集中しながら楽に作業がはかどる場所があると、勉強をする時にも、これからの人生にも役にたちます。
日が暮れて遅くなったら家の人に迎えにきてもらうか、そうなる前に早めに帰りましょう。防犯意識は大切です。

長くなりましたが何かの参考になれば幸いです。
応援しています。╭( ・ㅂ・)و ̑̑

小説投稿先URL(別タブが開きます)
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要望 : 長所を教えてください! スレッド: カンジョウ

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元記事:パイレーツ・オブ・新世海

お久しぶりです。
新人賞応募用の話が、完結とはいかないもののキリのいいところまで書けたので、こちらにてご批評いただきたく、投稿させていただきます。
気になるところが有れば言ってください。

上記の回答(パイレーツ・オブ・新世海の批評)

投稿者 サイド : 0 投稿日時:

こんにちは、サイドです。
最後まで読ませていただきましたので、感想を書かせていただきます。
ちょっとキツイ言葉も出て来るかと思いますが、「そういう意見もある」程度に捉えていただければ幸いです。

一度最後まで読んで、散歩をして、頭の中で感想をまとめたんですが、一番気になったのは、「どの年齢層に向けているんだろう?」でした。
まず、主人公のライチに関してですが、年齢や容姿の描写がなく、最初は15歳くらいだと脳内で設定していました。(語感から少女だとも思いました
しかし、言動に幼いところが多かったため、12歳ていどに修正しました。
ですが、勇敢になったり、つたなかったり、妙に聡かったりして、主人公像がつかみずらく、物語への感情移入が難しかった、というのが正直なところです。
漫画のワンピースに例えれば、場面場面でルフィになったり、ウソップになったり、ロビンになったりするので、頭がついて行かなかった感じでしょうか。
言い換えれば、ダイの大冒険のダイなのか、ポップなのかとも。

ヒロインのベリィについては、ポニテなどの描写はあるものの、やはり具体像が浮かばず、辛い過去を持つしたたかな少女、なのか、男勝りの快活な少女なのか、キャラクターが定まっていなかった感じがあります。

この二人に限らず、キャラクター描写に関しては、意図して説明を省いているのだと思いますが、詳細に世界観が設定されている物語なだけに、ないならないで不自然さが際立ってしまっていると思います。

ただ、語彙が少ないとか、設定がいい加減という訳ではなく、いい要素がたくさんあるのに、置き場所がちぐはぐになっている印象ですね。

そう思わせている原因は、地の文の描く世界観にあると思います。
もし、狙っている読者層が「小学生高学年ていどの児童文学」であるのなら、「競合、価値、財政、デメリット、リスキー、脳内麻薬、ハグをかわす」などの表現は大人びすぎていて、噛み合わないのではないでしょうか。
大人でも、「空を穿つ矢印 夜天光」などの表現をされると「お? おぉ?」ってなるのに、低年齢層へ向けているのなら、「?」となると思います。

逆に、15~18歳ていどの年齢をターゲットとしていたとするなら、今度はライチを始めとするメインキャラクター達の行動原理が幼いというか、青くて、ついていくのが辛いかもしれません。
その分、パパイヤなどの大人がしっかりしているのなら「そっか、この人たちが導くんだな」となるんですが、そうでもない。
寓話や童話にでてくる、ちょっと頼りない大人像って感じでしょうか。(きつくてごめんなさい)

「お前ならできるぜ。多分な」や「俺が見込んだ男だからだ」は、大人が子供の成長を信じる大事なシーンだと思うんですが、残酷さが前面に出て来る世界観で、根拠もなく「ただ信じる」みたいな感じだと、「うーん?」となりました。
これ以前に、「ライチはあの時、~~という行動を選んだ。だから、信じられる男だ」みたいな裏付けが欲しかったです。

ベリィが途中でデレるのも唐突で、あそこまでの世界観と彼女の言動からだと、家族が欲しいと言われてからのリアクションは、
「ま、いたらいたで、面倒でもあるけどね、家族って」
と言って肩をすくめる、ていどの淡白さがしっくりきます。
何と言うか、男勝りなままでいいというか。
デレるな、ではなく、まだデレるには早いというか。(ここは個人差があると思いますが

次に気になるのは、サバイバルなのか、海洋ロマンなのか? という物語のテーマです。
序盤は閉塞感と絶望感が強く、息苦しい圧迫感もリアルで、「過酷な環境をしたたかに生き抜くアウトローの物語」の印象でした。
ですが、王都や錬金術師なども出て来て、「壮大な世界を冒険するファンタジー」へ舵を切っていったことで、何を主題に見ればいいのか、戸惑いました。

その他、相利共生 民主的なシステム、シンジケート、マネーと言った現代的な用語がちらほら見られて、世界観とマッチしていなかった点も多々あったと思います。

個人的には、序盤の切迫した世界観の中、要素を「ロストトレジャー」「海賊」「怪物」の三つに絞り、命をかけて戦う物語、で完結する世界にした方が分かりやすかったと思います。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://estar.jp/novels/25739860

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: パイレーツ・オブ・新世海

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元記事:黎明の魔法騎士

剣と魔法の王道ファンタジーを目指した作品です。第一章を全話公開したので今回批評依頼します。

そもそも読まれていないようなので、面白いかどうかを知りたくて今回こちらで晒します。

なろうテンプレは読む分には大丈夫なのですが(もちろん作品によりますが)、書けそうには無いので、チート、ハーレム要素はいれる予定はないです。あらすじにある通り、俺TUEEE要素は今後でてくると思いますが^^;

良い点、悪い点を指摘していただけると喜びます(゚∀゚)

上記の回答(黎明の魔法騎士の批評)

投稿者 犬宮蓮 : 0 投稿日時:

とりあえず1話だけ読みました。ちょっと入りズラさがあると思います。ちょっと長いですし。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n0249fi/

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 黎明の魔法騎士

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