海賊の話(仮)の返信の返信
元記事を読む
海賊の話(仮)の返信(元記事)
こんばんは。プロローグ全部読みました。以下ご質問の答えです。
①読んでいてストレスがないか、途中で切ろうと思わないか。
面白かったです。ちゃんと最後まで飽きずに読めましたよ(*^^*)ただ、ストレス……という程でもないのですが、読んでいてちょっとつっかえた箇所があったので挙げてみます。
1.冒頭の会話文→風景描写→会話文
視覚効果を狙ったのかもしれないですが、素直に会話文のみにした方が良いかなと思いました。
何故かというと、この文章は「船長の問いかけ」と「周囲の風景」二つの情報を頭の中にストックしつつ読まなければならず、読者の負担になると思われるためです。
つまり
→「俺は宝を探していた」(なるほど)
→「夕日が海原に反射し淡く緑色に光る」(夕日が緑色?異世界の話かな)
→「その宝の名はロストトレジャー」(ええと……(ここで読み返す)俺は宝を探していて、その宝の名前がロストレンジャーか。ロストってことは古代に失われた宝みたいな感じなのかな?)
→「甲板には潮の匂いを乗せた風が吹き、帆がはためく」(船の上なんだ)
→「俺は大洋を跨ぎ、大陸を旅し、その宝を発見した」(ええと……(ここで読み返す)俺が探していたロストレンジャーを発見できたんだね)
多少の誇張はありますが、要は情報が途切れた状態で別の新しい情報が入ってくると、その情報に引っ張られて前の情報をパッと思い出せなくなるということですね。
特に冒頭では、その物語の前提知識0のため、余計につっかえてしまうと思われます。勿論すらっと読めちゃう人もいると思うのですが、ここは読みやすさ重視の方が良いかもしれませんね。
2.主人公たち海賊じゃないの?
タイトルと冒頭での「船」「宝」というキーワードから、てっきり主人公たちが海賊だと勘違いしてしまいました。自分の読解力が足りないせいかもしれないのですが、より正確な理解を促すためにも、主人公たちがただの船乗り(トレジャーハンター?)であることを明確すると、より良くなるかなと感じました。
3.少年って何者?
~俺たちはマストに下敷きになった、少年を助けるぞ」
名前で呼ばず、少年呼びなところに違和感を覚えました。もしかして後で名前を決める予定で、今はとりあえず少年(仮)な状態なのでしょうか?
もし違うのなら、船長が名前で呼ばない=名前がすぐ思い浮かばない程親しくない相手が、なぜこの船に乗っているのか、彼は何者なのかが気になってしまいました。
「彼は最近この船に入ってきた新入りだ」などちょっとした説明を入れると良いと思います。
ただのモブキャラで、変に目立たせないためにあえて名前を付けていないのであれば、船長のセリフを「下敷きになった奴を助けるぞ」と変えるだけでもだいぶ印象が違ってくると思います。
それから海賊に襲われているシーンにて、船長が「お前がその少年を守らなきゃ、誰が守る!」というセリフがありましたが、なんだか少年だけ特別視されているような感じがしました。
少年はまだ子供だから、絶望に陥る主人公を鼓舞するため、少年は怪我をしているから、船長にとって主人公は右腕的な存在であり、船員を守ってくれると信じていたから……色々「こういう理由があるから、船長は少年を守れと言ったのかな」と理屈はつくのですが、それを考慮しても少年だけ特別視されているような感覚が自分の中ではあります。
……なんででしょうか?きっと船長の「~お前ら一人も死ぬな。これが最も守るべき命令だ!」というセリフが尾を引いているのかと思います。いじわるな見方をすれば「一人も死ぬなって言ったのに、主人公より少年の命優先なの?」といったような……。
船長の「お前ら一人も~」というお言葉自体は素晴らしいので、変えない方が良いと思います。これは例えばなのですが
→海賊に襲われる主人公と少年。絶望する主人公。「もう終わりだ……」
→船長「まだ終わりじゃない!」「悲観してる暇なんてねぇぞ! お前ら二人とも逃げろっ! 死んだら本当に終わりだぞ!」
→主人公はっと気づく。「二人……! そうだ、俺には守らなきゃいけない子がいたんだ!」
……みたいな感じでしょうか?(適当に作ったので、このキャラはこんなこと言わない等思われるかもしれませんが、あくまで例として温かい目で見てくだされば嬉しいです)このように、船長に「少年を守れよ」と促されて守るのではなく、主人公が自分で気づく方がより自然かなと思いました。
②物語の冒頭として、読者を引きこめているか、これから始まる冒険にワクワクするか、続きが読みたいか。
良かったですよー! 自分は海賊ものといえば尾田先生の「ONE PIECE」位しか知らない海賊にわかですが、楽しく読めました。
特にロストトレジャーの正体が気になります。何故探し求めていたお宝を持ち帰らなかったのか?この謎が大きな吸引力をもって物語に引き込ませてくれました。
また、船長のお人柄も素敵ですね。茶目っ気があって、いざというときは頼りになる船員思いの漢って印象です。物語序盤で既に好きだなと思えるキャラクターがいることは、かなり大きいと思います。……と思ってたら死んじゃった(泣)
ただひとつ挙げるとすれば、プロローグの終わり方でしょうか。勿論今のままでも問題はないと思います。ですが「~剥がしたのは美少女だった」でスパッと終わらせた方が、いきなり現れた救世主?が気になってページを進めてくれるかなと思いました。
それと、これは個人的な意見なのですが、直前まで海賊登場!実は化物だった!船長刺された!とバンバン衝撃展開が続いていたこともあり、美少女が登場してからが少しゆったりしているように感じました。美少女の外見描写等は、敵から逃げた後でも遅くはないと思います。
色々書きましたが、楽しく読ませて頂きました。本文書けたら読みたいです!
海賊の話(仮)の返信の返信
スレ主 s.s 投稿日時: : 0
コメントありがとうございます。
冒頭の会話文、風景描写に関しては他の方のご指摘を受け会話文と風景描写を分けました。
主人公たちが海賊なのではないか、という部分に関しては確かにそう思うかも、一応途中で〜自分を冒険家として育てたのは〜みたいな文章が出てくるのですが、一文では印象に残らなかったようなので、伝わるよう努力します。
が、言い訳するとモデルにした十五世紀から十七世紀のヨーロッパの方では、冒険家も海賊もやってることは自体、あまり変わらない(実際には冒険家も略奪をしていた)らしいので、そう言った意味では良いのかも?(錯乱)
少年は次のシーンで名が明かされます。確かに、船長なのに船員の名前を把握してないのは、普通に良くないので名前で呼ばせます。作った当初はsave the catの法則に則らせる為だけの要員だったのでモブ扱いでしたが、その後シーンでもちょくちょく名前が出てくるので、最初から名前で呼ばせます。
それと、セリフの件ですね。
言われてみれば、船長の発言は主人公の命よりも少年の命を重く見ている感じがします。このシーンはモデルにした時代の倫理観で書いたのがいけませんでした。
今よりかは、命より誇りやプライドを重んじる風潮があったので、船長は「主人公の近くに守るべき対象がいるのに、主人公はそのまま守れずに死ぬのは恥だから、死んでも良いから、少年を守れ!」的な意図で言いました。船長は死ぬなと前で言ってんのに、次のシーンでは死んでも良い。みたいなのは大いなる矛盾です。
まぁ、なんかこう解釈付けはできますけど、釈然としないので提案してくれたセリフを元に改善しようと思います。
謎により物語に引き込めたのは何よりです。それで、最近の新人賞は鬱傾向にあると聞いたので、一章ではバンバン人が死にます。一章で七人人物が登場するのですが、四人死にます。流石に死に過ぎでしょうか?
その後の話でも死にますけど、一章での死亡率の高さはヤバいと個人的に思っています。
ヒロインの件ですが、プロローグ最後にヒロインは怪物なのでは、と疑惑を出したかったのでこう言った終わり方にしました。
言われてみれば次のシーンでやるべきことなので、突然、少女が現れて、船で脱出、終わり。と言った流れにしようと思います。
最後に、この物語の第一章は完成してるので、こちらの掲示板にて公開を考えています。まだ、荒削りですし、公開するのは今回の改善をした後なので、先ですが公開したらまた意見してください。
コメントありがとうございました。
タイトル投票結果を見る
- 1点『○○狩りの冒険家』(○○には怪物の俗称が入る) ( )
- 1点202 ( )
- 0点223 ( )
- 0点海賊の話(仮) ( )