リレー小説投稿サイト/他人の物語の続きが自由に書ける!

桜がまた咲く頃、私はきっと消えている。第2話 全10話で完結

桜がまた咲く頃、私はきっと消えている。の第2話

作者 労働会議 得点 : 0 投稿日時:


「ねえ、私が死んだら悲しんでくれる?」
 白川は突然にそう言う。
「はっ?」
 白川はすぐに首を横に振る。
「ううん。やっぱり何でもない」
 何なんだ?白川の奴。死んだら悲しむ?そりゃあ、悲しむだろうが!だって、お前のことをよ……ずっと前から……
「そういえば、サッカーの調子どう?もうすぐ大会なんでしょ?」
 サッカーと聞き、目の奥に灯がともる。
「調子?愚問だな。いいか。よく見とけよ。あの無能な部長がいない今、部の勝利は確実だぜ。なんて言っても、この天才が部長なんだからな!」
「そうだよね。樹は天才だもんね」
「当たり前だ。今に見てろよ!紅蓮学園の奴ら。全大会の雪辱、目にもの見せてやる」
「練習頑張ってね」
「ああ!」
 この頃、白川との時間が格段に減った。すべては因縁の紅蓮学園に勝つためだ。勝つために、あらゆる犠牲を払った。醜聞を流して部長を失ったし、審判を買収するためにお金も失った。反感を抱く部員の多くも失った。そして、白川との時間も。
 だから、気づかなかった。白川の笑顔が減っていることに。白川がやせ細っていることに。白川の家が小さなアパートに引っ越したことに。入学以来一度も欠席しなかった白川が休みがちになっていることに。
 それでも、白川はいつも笑って見送ってくれた。

他の小説の第1話

窓を開けたい第6限

作者 しとるんご 総得点 : 0

投稿日時:

外で、桜が舞っている。
高校に入学してから一週間が経った。
中高一貫校だから、友達の心配はない。
今日も相変わらず瑞稀と話している。
「高校の制服、やっぱ可愛いよね」
「中学の制服とは全然違うや」
談笑して、休み時間が終わ... 続きを読む >>

文字数 : 400 投稿数 : 1 全話数 : 5話完結

ボクの転生物語

作者 あすく 総得点 : 8

投稿日時:

 暗かった。
 一寸先も見えぬ闇の中だ。
 最初、ボクが感じることができたのはそこだけだ。
 少しだけ時間が経ち、目が慣れてきたと思ったころに、変化があった。
 暗い空間の奥の方に、何かが見えた。視線を集中すると、空間に負けな... 続きを読む >>

目次へ

文字数 : 4,408 投稿数 : 15 全話数 : 4話完結

悪夢狩り

作者 花太郎 総得点 : 1

投稿日時:

 A県A市、人口数万人が暮らすとある一つの高校で奇妙な噂が広がっていた。『夢の中で死ぬと現実でも死ぬ』そんな話が実しやかに囁かれていた。実際、A市ではここ一ヶ月に渡って不審死が相次ぎ、それは年端もいかない高校生が主な被害者だった。もち... 続きを読む >>

文字数 : 4,133 投稿数 : 1 全話数 : 5話完結

トップページへ

▼小説の検索

▼作者の検索

桜がまた咲く頃、私はきっと消えている。の第3話を投稿する!
小説本文は300文字以上で投稿できます。お気軽にどうぞ!(上限は5000文字)
設定は2000文字以内
コメントは2000文字以内
続編通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

リレー小説投稿サイト「いっしょに作る!」の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ

関連コンテンツ