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儀式(あの日から彼女は上履きを履かなくなった)第3話 全10話で完結

儀式(あの日から彼女は上履きを履かなくなった)3

作者 ロミオ 得点 : 0 投稿日時:


A子さんの足元を見た時、A子さんの膝から下が消えていた。
僕は怖くなって一旦その場を去って自分の教室に帰ってしまった。
少し考える時間が数日だけでも欲しい。
僕は教室でふと思い出した。
そういえば鳥居の向こうに行ってしまった人がもう一人居るんだよな・・・。

あれは数日前・・・。
僕とA子さんが鳥居を越えた3日後だった・・・。
僕は1人で鳥居の前に来ていた。
そこにクラスメートのB子さんが通り掛かった。
「あ、幹雄くんじゃない、ここに鳥居なんてあるんだ・・・」
B子さんは鳥居の向こうに行こうとした。
「待って!行かないほうがいいよ」
「なぜ?」
B子さんは僕の説明を聞きもしないで鳥居を越えて行った。
B子さんは数分後に鳥居の向こうから戻って来た。
B子さんは顔が少し青くなり冷や汗をかいていた。
「見た・・・?」
「うん・・・」

そして・・・。

B子さんは翌日から上履きを履かなくなった。
B子さんの足元は翌日から白の靴下のままだったのだ。
B子さんも上履きを履いていない事なんて一度も無かったのに・・・。
そしてなんでA子さんと儀式が同じなの・・・?

もしかしてB子さんの足元も消えているのだろうか・・・?
僕はB子さんが所属する生物部の部室に行ってみた。
はたしてB子さんがそこにいた。
B子さんの足元は上履きを履いておらず白の靴下のままだった。
B子さんの足は消えていない・・・。

A子さんは鳥居を超えた時から上履きを恐らく自ら失った。
B子さんも鳥居の向こうに行った時を境に上履きを恐らく自ら葬った。
そこまでは同じ・・・。
だが・・・。
A子さんの足は消えている。
B子さんの足は消えていない。
B子さんのほうが3日だけ後だったから経過日数の問題か?
それともそういう問題ではないのか?

つづく か おわり

作者コメント

まさか続きを書いてくれる人が居るとは・・・
もともと私は1話しか書かない予定でしたが、
とりあえず3話を書いてみました。
もしかして私はこれ以上書かないかもしれませんが、
私に構わずどんどん書き進めて終わらせてくださいね。

追加設定(キャラクターなど)

僕(幹雄)・・・主人公
A子さん・・・・主人公のガールフレンド
B子さん・・・・主人公のクラスメート

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