俳句添削道場(投句と批評)

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そつけなく藤の房間を歩み去り

作者 負乗  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

棚に藤の房が長く垂れ下がった間を、静かに歩む男。
私のことではありません😁
いにしえの貴人か往年の映画俳優を想像して下さい。

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藤棚をそっけなく男の去りぬ

回答者 よし造

拙句・・ご指摘のように中七で切ると俳句らしくなりますね。
御句・・実景・平明派なので気になるのですが、顔のあたりまで房が下がっている藤棚はまずないのでは。もしあれば、他の句が生まれると思います。「そつけなく」を本当は動作で表現したいのですが、思いつかないままの提案句です。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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藤房をくぐる男の背の無言

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

負乗さん、こんにちは。

「そつけなく」から説明の臭いが漂いますね。そっけなくと書かずに、そっけなさを演出したい所です。
「歩み去り」でもダメとは言いませんが、「そっけなく〜歩む」「そっけなく〜去る」と、歩むor去るのどちらか一つで、似たような意味合いを言えてしまいそうです。

後は…句だけを読んだ時、詠み手の立ち位置というのが分かり辛いです。詠み手自身が歩み去っているのか?それとも歩み去る人を見送っている句なのか?
コメントを読めば解決しますが、やはり俳句ですので17音だけで勝負したい所。となると、ハッキリさせなければいけない箇所は明らかですね。

点数: 1

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をとこをり藤棚の房くぐりゆく

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

・初見で意味があまり掴めませんでした。「藤の房間」この部分が特にわかりませんでした。コメントを読んで初めて理解しましたが、実質的に造語になっているのではないでしょうか。

・行動や感情が自分か第三者か不明な句というのはあるのですが、「自分ではない」と断定するのでしたら観察の句にした方がよいですね。

・「そっけない」・・・誰かに対して「気がない」「冷たい」という意味ですから、「素っ気なく」する対象の相手が必要です。この句の場合は「自分に対して冷たい素振り」をされたという意味になってしまいますかね。「静かに」「ダンディーに」という意味にはなりにくいです。

提案句を置いておきます。

点数: 1

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添削対象の句『そつけなく藤の房間を歩み去り』 作者: 負乗
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