藤棚をそっけなく男の去りぬ
回答者 よし造
拙句・・ご指摘のように中七で切ると俳句らしくなりますね。
御句・・実景・平明派なので気になるのですが、顔のあたりまで房が下がっている藤棚はまずないのでは。もしあれば、他の句が生まれると思います。「そつけなく」を本当は動作で表現したいのですが、思いつかないままの提案句です。
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作者 負乗 投稿日
回答者 よし造
拙句・・ご指摘のように中七で切ると俳句らしくなりますね。
御句・・実景・平明派なので気になるのですが、顔のあたりまで房が下がっている藤棚はまずないのでは。もしあれば、他の句が生まれると思います。「そつけなく」を本当は動作で表現したいのですが、思いつかないままの提案句です。
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回答者 秋沙美 洋
負乗さん、こんにちは。
「そつけなく」から説明の臭いが漂いますね。そっけなくと書かずに、そっけなさを演出したい所です。
「歩み去り」でもダメとは言いませんが、「そっけなく〜歩む」「そっけなく〜去る」と、歩むor去るのどちらか一つで、似たような意味合いを言えてしまいそうです。
後は…句だけを読んだ時、詠み手の立ち位置というのが分かり辛いです。詠み手自身が歩み去っているのか?それとも歩み去る人を見送っている句なのか?
コメントを読めば解決しますが、やはり俳句ですので17音だけで勝負したい所。となると、ハッキリさせなければいけない箇所は明らかですね。
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回答者 イサク
こんばんは。
・初見で意味があまり掴めませんでした。「藤の房間」この部分が特にわかりませんでした。コメントを読んで初めて理解しましたが、実質的に造語になっているのではないでしょうか。
・行動や感情が自分か第三者か不明な句というのはあるのですが、「自分ではない」と断定するのでしたら観察の句にした方がよいですね。
・「そっけない」・・・誰かに対して「気がない」「冷たい」という意味ですから、「素っ気なく」する対象の相手が必要です。この句の場合は「自分に対して冷たい素振り」をされたという意味になってしまいますかね。「静かに」「ダンディーに」という意味にはなりにくいです。
提案句を置いておきます。
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棚に藤の房が長く垂れ下がった間を、静かに歩む男。
私のことではありません😁
いにしえの貴人か往年の映画俳優を想像して下さい。