俳句添削道場(投句と批評)

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天牛の飛んで金網抜けにけり

作者 ちゃあき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

多分ベニカミキリだと思います。公園脇の金網の目をくぐってそのまま飛んで行ってしまいました。見たまんまで何の工夫もありませんが、ご意見よろしくお願いします。

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「天牛の飛んで金網抜けにけり」の批評

回答者 げばげば

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。描写の句ですね、深く読んでいくといろんな意味を込めていそうな、でも込めてないよーとちゃあきさんから返ってきそうですけど。
やはり「飛んで」「抜ける」の動詞ふたつがゆるいかもしれませんね。抜けるで飛んでることはわかりそうですし。長谷さんの句に一票です!

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★★★★★

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「天牛の飛んで金網抜けにけり」の批評

回答者 長谷機械児

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★★★★★

ちゃあきさん、こんにちは。

御句について。

・「飛んで」から「抜ける」という語順だと、飛行している状態のまま穴をくぐっていった、曲芸飛行のような感じに見えますが、コメントからすると、飛ぶという動作は時間的に後のことのようで…。「飛んで」は要らない気がします。

 金網の目を天牛の抜けにけり

今後ともよろしくお願いします。

点数: 0

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「天牛の飛んで金網抜けにけり」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。見たままで工夫がないとおっしゃいますが、そんなことありませんよ。小さな生命の息吹を自然に感じることが出来て、私は好きな句です。

ただ、長谷さんもおっしゃっていますが、動作の順番について「?」と思いました。抜けて飛んでいったのであれば、次のようなのはいかがでしょうか。

・天牛の金網抜けて飛びにけり
・金網を抜けて天牛飛び去れり

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添削対象の句『天牛の飛んで金網抜けにけり』 作者: ちゃあき
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