晦日そば細く長くとあやかりぬ
作者 水越宏子 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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晦日そば細く長きを摂取する
「晦日そば細く長くとあやかりぬ」の批評
回答者 秋沙美 洋
水越さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。
ちょっとこれはいくらなんでも内容が薄すぎですよ。
そもそも年越し蕎麦というのは「細く長く生きられますように」という願いを込めて食べる物です。
つまり「細く長くとあやかりぬ」中七下五をたっぷり使って書いたこの言葉、「晦日そば」という季語がまるまる内包しているんですよ。
これは12音を大胆に無駄遣いしていると言う他ありません。
現状だと俳句というより「晦日そばは細く長くにあやかって食べる物です」という説明文になっています。
晦日そばをどんな場所で、どんな相手と、どんな気持ちで、食べていたんですか?
そうした所に目を向けた時、きっと俳句の素材は転がっていると思いますよ。
点数: 1
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大晦日を思い浮かべて作りました