俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

秋茜峯の四阿譲らなむ

作者 閑歩  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

願望の終助詞「なむ」を使った句に挑戦してみましたが、使用例があまり見当たらず、使い方に自信が持てません。深みの無い拙い句で恐縮ですが、ご指導いただければ幸いです。
因みにこれは先日、奈良の大台ヶ原山に登った際の句です。山頂には無数の赤とんぼが飛び交い、東屋のベンチも赤とんぼの休憩場所になっていました。赤とんぼは人をあまり恐れないようで、近寄ってもなかなか飛び立ってくれません。

最新の添削

「秋茜峯の四阿譲らなむ」の批評

回答者 慈雨

閑歩さま、こんばんは。初めてコメントさせていただきます。よろしくお願いします。
すごく勉強されていますね。また、どの句も実体験に基づいた山の光景が鮮明で、非常に学ばせていただいております。

今回の句、「なむ」はたしかに珍しい終助詞ですね。文法は(たぶん)間違っておらず問題なさそうです。
赤とんぼが山頂の東屋に集まっているというのも、やはり体験しなければ思いつかない映像で、とても佳いですね!
季語「秋茜」から、山の色まで想像できるようです。

このままでも佳いと思いますが、東屋を占領しているのは実は赤とんぼだった、という答えを最後に持ってきても面白いかなと思いました。
・峯の四阿譲らまほしや秋茜
(四阿=しあ)
(まほし=願望の助動詞)

あるいは、「東屋に赤とんぼが集まっている」というだけで十分に詩があるので、「譲ってほしい」と赤とんぼをやや擬人化したような表現はカットした方がスッキリするかな?とも思いました。
・山頂の四阿に憩ふや秋茜

提案句は私の個人的好みかもしれませんので、参考程度に読み流してくださいませ…。
またよろしくお願いします!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「秋茜峯の四阿譲らなむ」の批評

回答者 竜虎

句の評価:
★★★★★

閑歩様 こんばんは
お世話になります。
御句
果敢に難しいなむの終助詞に挑戦ですか。なむは自分の願望ではなく他への願望だそうですね。
上五で切れ中七で切れで切れ二つでしょうかね?
なむを使って詠んだことないので自信ありませんが・・・
秋あかね四阿隅を譲らなむ
あかとんぼあずまやの隅でもよいから譲っておくれ
よろしくお願いいたします。

点数: 1

添削のお礼として、竜虎さんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

せせらぎの上にはみ出す山桜

作者名 久田しげき 回答数 : 0

投稿日時:

ゴンドラを待つ山頂のストービかな

作者名 久田しげき 回答数 : 1

投稿日時:

ああそれは罪のはじまり曼珠沙華

作者名 かぬまっこ 回答数 : 3

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『秋茜峯の四阿譲らなむ』 作者: 閑歩
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ