秋の日を居間たっぷりと硝子拭き
作者 04422 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「秋の日を居間たっぷりと硝子拭き」の批評
回答者 鳥越暁
こんばんは、再び。
拙句「虫食ひ」についての添削御礼忘れていました。
拙句については「接続助詞」の使い方により上手く伝わらなかった例となりました。
穴の様子が丸あり、ハートありとの句意です。
「の」「に」「の」が私の意図以外の働きをして、皆さんに伝わっていきました。
○虫食ひは丸にハートに落葉かな
○虫食ひは丸やハートの落葉かな
などと助詞の選択で色々と考えることができそうです。
点数: 2
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「秋の日を居間たっぷりと硝子拭き」の批評
回答者 秋沙美 洋
素一さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。
語順が少しばかり気になりました。
僕は「秋の日を居間/たっぷりと硝子拭き」という区切り方で読みました。
秋の日を居間で過ごす、たっぷりと硝子を拭く。読み終えた後に光景は浮かぶのですが、切れ切れした感じになってスッと入って来ませんでした。
拭いているのは居間の硝子ですから、「居間の硝子」と繋げて表した方が得かなと思います。
秋の日やたっぷり居間の硝子拭き
くらいにしとくと、伝わり易いんじゃないかなと思いますが…どうでしょ。
点数: 1
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「秋の日を居間たっぷりと硝子拭き」の批評
回答者 鳥越暁
こんばんは
揚句について
さて、仰りたいことは分かりますよ。でも、不自然です。
秋の日が居間にたっぷりとそそいでいて、ご自身はおそらくはその日を浴びながら硝子拭きをしているのでしょう。
語順を変えてもいいですし、そのままの構成語でしたらば
◆秋の日に居間の満ちたり硝子拭き
なんてどうでしょうか
点数: 1
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秋の日をたつぷり居間の硝子拭き
「秋の日を居間たっぷりと硝子拭き」の批評
回答者 いなだはまち
素一さま
良く「説明臭い」という批評を目にします。
説明臭さは、句の奥行や余情の妨げになりやすいです。
なぜでしょう?どうすれば良いのでしょう?についてです。
キーワードの配列はそのままに、説明臭さをなくすとしますと、
秋の日を居間たつぷりと硝子拭き⇒「と」が説明くさくなります
「と私は入れています」と説明しています
↓
秋の日を居間たつぷりの硝子拭き
秋の日の居間たつぷりの硝子拭き
その他にも添削案は沢山あるかと存じますが、「の」は偉大です。
拙句、うめぼしの句を参考までに。
うめぼしの髄のやわらか秋渇き
↓
うめぼしの髄やわらかく秋渇き・・説明臭くなります
少しでも参考になれば幸いです。
点数: 1
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その他の添削依頼
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10月です。開けているより閉める事の多くなった硝子戸。硝子拭きをしました。