五等分甘さひとしお水羊羹
回答者 食山人
貧しい幼少期の実体験ですが・・・
水羊羹分ける楽しさ大家族
どちらが良いでしょうか?
五等分 甘さひとしお 水羊羹
点数: 2
添削のお礼として、食山人さんの俳句の感想を書いてください >>
作者 よしはむ 投稿日
回答者 食山人
貧しい幼少期の実体験ですが・・・
水羊羹分ける楽しさ大家族
どちらが良いでしょうか?
五等分 甘さひとしお 水羊羹
点数: 2
添削のお礼として、食山人さんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 朝見
みなさん水ようかんを中心に書かれているのですが「後一個、誰が食べるか」というくだらなくて微笑ましいあるあるな状況をよまれているのだとしたら、いっそ「水ようかん」を捨ててもそちらの要素をブラッシュアップしたほうが本質に沿っているのでは? という風に考えてみました。
ただ結論から言って水ようかんを捨てる必要は全くなく、これ以上の適役もいないような気がしました。水っ気のあって甘くて美味しい水ようかんは夏の季語だけあって、あつくってうだってしまう毎日の中で目の前に出されたら絶対に食べたくなりませんか。かといってゼリーやプリンじゃ年中食べられるので、食欲に拍車をかける夏の暑さを説明できません。アイスじゃはやく食べないと溶けるだとか、決まった形もないし一個二個と数えづらいとか余計なことが多すぎる。
あと、「あと一個、誰が食べるか」という状況のどこにおかしさを感じるかは人によりけりな感じがしたので、いろいろな方面に伸ばしていけそうな感じがします。美麗だったり小洒落ていたりする句に化けているのも、誰も食べていない最後の水ようかんが、そもそもちょっとした風情まで醸し出しているためでもあるかと思いました。
私なりに少し具体的にしてみたのがこれでした。
点数: 5
添削のお礼として、朝見さんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 腹井壮
自分は水羊羮に必然性を感じていました。
水羊羮というのは美味しいし高くもない。でも、なかなか自分では買わないがお中元で贈られると嬉しい食べ物ではないかと思います。
点数: 3
添削のお礼として、腹井壮さんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 あ~すけ
景からさらに一歩踏み出して背景の状況を詠むことで、これから起きるであろうことを想像させる句にしてみました。
点数: 2
添削のお礼として、あ~すけさんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 ハオニー
面白くて味のある句ですね
取り合う感じが伝わってきます
ユニークの句は手直ししづらい上、わたしは食べ物の句は苦手です
相性は悪いですが、手直ししましょう
「誰が食べるか」は状況説明であり、作者さんの思ったことでもありますが、目に映った映像ではありません
これが一つ目の問題点です
二つ目の問題点、こちらの方が厄介です
「水ようかんじゃないとダメなの?」
プリンでもなく、わらびもちでもなく、花見団子でもない理由が欲しいところです
元の句の取り合う感じを残しつつ、水ようかんの必然性も出す必要があります
おっしゃる通り、「食べる」と言っている余裕はありません バッサリ切りましょう
あと一個、は「前にはもっとあったのか」と思わせることができるため、そのまま活かします
残る水羊羹、としてきちんとした映像をつくります 漢字を使うと、綺麗な形の水羊羹をイメージしやすくなります
最後の3音か4音で、みんなが水羊羹を取り合うイメージを最後に出します これは作者さんのイメージが全てです 私にはどう描けばいいか判断できませんから
激しい取り合いのイメージならば、激しいオノマトペ(擬音語)がいいでしょう(ガタガタ、ブルブル、グラグラ)
譲り合いのイメージならば、誰もとってくれないの?というイメージの言葉を(ぼんやり、置き去り)
食べ物の恨みは恐ろしいぞ!レベルなら、(グジャグジャ、よこせ!、など)乱暴な表現もありでしょう
いろいろ書いて試してみてください
わたしは心理状態まで描写したいタイプですから、「グラグラ」を提案します
水羊羹が揺れる感じも、取り合う人達の心理も「グラグラ」しているかのようだと思わせようとしております
点数: 2
添削のお礼として、ハオニーさんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 三日酔いの防人
水羊羹残り一つの艶やかな
よしはむ様初めまして。酔いどれ防人と申します。添削などという技量は私にはありませんので感想を。
私も水羊羹は食べること以外はそのフォルムしか思い浮かびません。
一句目は原句に近い感じで詠みました。一個という言葉も良いと思いますが、一つとすることで日本語の幅が広がると思います。
点数: 1
添削のお礼として、三日酔いの防人さんの俳句の感想を書いてください >>
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
今月、参加している句会に出して一点だけ入った句です。
このような滑稽俳句を作ると、たいてい評価されないのですが、今回は点が入ったので、とてもうれしかったです。
季語は水ようかんです。
このようなお菓子の季語は、私の発想では、食べること以外には使い方が考えられないのですが、もし、食べる以外には何か上手な使い方がありましたら、ご教授いただけるとありがたいです。