俳句添削道場(投句と批評)
あ~すけさんのランク: 7段 合計点: 18

あ~すけさんの添削

焦げ秋刀魚出す妻の眼や鬼おろし

添削した俳句: 焦げ秋刀魚無言の妻や鬼おろし

酔いどれ防人さまへ添削など一億年は早いのですが、嗤って下さるといいなと思います。
「無言」をあえて読者の想像に委ねました。
焦げが故意と読むか、新婚の未熟さと読むかで、どんな眼をしているのかが変わる句となりました。
「どうだ!」という表情は、下五にあるので、中七までは妻の様子に読者が迷うのも面白いかなと。
だって、新婚の未熟な妻が、すまなそうに鬼おろしを出すって、不自然ですから。

点数: 2

大家族一つ残りし水ようかん

添削した俳句: あと一個誰が食べるか水ようかん

景からさらに一歩踏み出して背景の状況を詠むことで、これから起きるであろうことを想像させる句にしてみました。

点数: 2

一つだけ皿に残りし水ようかん

添削した俳句: あと一個誰が食べるか水ようかん

上五・中七が説明に感じましたので、景に変換してみました。

点数: 2

切り株に腰おろしたり高尾山

添削した俳句: 切り株に腰おろしたり登山道

下五を具体的な地名に変えるだけでもオリジナリティが出るのではないでしょうか?
山の名前によって、句の風情も変わるように思います。

点数: 1

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