「竹林に赤子の声か猫の恋」の批評
回答者 まーやん
南風の記憶様
こんばんは。何度も申し訳ありません。
真摯に向き合ってアドバイスを下さりありがとうごさいます。
二択で質問をされたら①「発つ友へ良い風よ吹け風光る」が気持ちの持ち方としては近いです。
しかし、そもそもこの句は私が友人を送り出した後、後かたづけの皿洗いをしながら「これから会いにくくなるけどがんばってほしいなぁ」と思ったその瞬間に書き留めたいと思った事がはじまりです。
それを俳句にするにはどうしたらいいか頭を悩ませました。(その時点で使った季語は光風、風光るでした。光陽の踊るような明るさ、春到来のよろこびや希望、それが友人にに向かって吹いてほしいと思ったから出発ではなく船出を選んだし船が走るのに風が一番の動力だと思ったんです)
で、ここに投稿したのが一投目の句、それに他の方がアドバイスを下さり、私もたしかに風は願わずに吹いていた方がいいと思ったので(かといって風の入ってる言葉に対して吹くをむやみに使うのを良しともしたくないと思いながら考え)コメントをいただいた二投目の句となりました。その後その方とのやりとりで「船出の宴去りゆく背へ風光れ」で一旦ケリのついた句です。光る、光り、ありますが光れの良し悪しは調べましたがわかりません。
映像としてはまず船出の宴の時点では画面は暗くて(夜だから)その人の背中を見ながら(この場合いっそ船でもかまいません)その先(未来)の色が希望を含んだ風にに変わるという印象にもっていきたかったんです。(映画でタイムスリップするときに回りだけがファーっと変わるあの感じ。焦点はずっと同じで背景だけ変えたかった。)
私は作りながら指摘を受けて覚えて行こうと思ってこの道場に参加させていただきました。そのため句の細かいルールなどわからないまま「切れ」と見れば切れを調べ「中七」と見れば、あぁ真ん中のねといちいち解釈しながら文章を書いています。
そのレベルの私からしたら大変な生意気を言うようですが南風の記憶様の二択はどちらも私の表現したいことが欠けています。(私が盛り込み過ぎなのかも知れませんが)私が意図して探して来た言葉とは違うと感じました。俳句のアドバイスってうれしいから本当にありがたいんですが「こう思っているならこの部分はこうした方が」という提言ではなく、私の句ではない二択から選ぶのは非常につらい気持ちです。
方向を知りたくて投げて下さった質問なのはわかっていますので本当にありがたく思っています。
これ以上いじると句にしようと思った気持ちがどこかへなくなるので南風の記憶様にいただいたその2の推敲の道があるという事を今回は学んだ事とします。俳句って、推敲って、難しいですね。。
未熟ですみません、ありがとうございます。
点数: 2
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発情期の猫は、まるで赤ん坊が泣くような声を発する。
少年時代、竹林の闇に発情期の猫の声をきき、それが赤ん坊の声だとカン違いしてぞっとした体験を元にした。
季語の本意と違うかもしれないが、実験的に詠んでみた。