俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

城門の脇ひたひたと黴の花

作者 長谷機械児  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

ある城の、漆喰の壁が連なっているところに黴の染みが見える。
過去の趣味(もう何年も行っていない城巡り)の記憶から一句。

コメントの度に「白板」句が上に来るのを避けるために取り急ぎ作成。
(マージャンは、年始に親戚が集まったときにやる程度のもので、特に趣味ではありませんので)

最新の添削

「城門の脇ひたひたと黴の花」の批評

回答者 げばげば

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、城門と黴の花で光景がよく浮かびました。
悩んだのは中七「ひたひたと」を選んだところ。

「ひたひた」には「だし汁をひたひたに注ぐ」のように液体を浸けるという意味もありますし、「敵がひたひたと押し寄せる」のように、徐々に近づいてくる様子という意味もあります。

黴は湿気の多いところに生息するものなので前者の意図もあるのかなと思いつつ、後者の句意で読んでみました。「黴の花」というと

 黴の花イスラエルからひとがくる 富澤赤黄男

のように、何か異質なものが侵出してくるというイメージを持つからです。
城という堅固な造りの城門に黴の花がひたひたとひたひたと侵食してきていますよ。そのうち蚕食されますよ、というような、黴の花がもう他のものまでも喩えているようなそういうイメージで鑑賞いたしましたが、句意とは大きくずれてしまいましたか?いかがでしょう(*'▽')「ひたひた」にいろいろな意味のこもった佳句のように思います。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

五つほど蝉の穴あり雨の庭

作者名 ちゃあき 回答数 : 2

投稿日時:

大晦日夫猫抱きプチ家出

作者名 おうちゃん 回答数 : 1

投稿日時:

なぁ蜘蛛よアルキメデスを知ってるか

作者名 めでかや 回答数 : 4

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『城門の脇ひたひたと黴の花』 作者: 長谷機械児
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ