俳句添削道場(投句と批評)

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海に春残したままの住民票

作者  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

3月11日。彼の地を去って15年を経ても、未だ住民票を残したままの方が結構いらっしゃるとか。
やはり、無念の思い、望郷の念が胸に強く有るのだと思います。皆さん仰っていますが、どんな形でも今日本日詠むことが、次の世代に語り継ぐことになる…と思い詠ませていただきました。
下句は六音かと思いますが、「住民票」が無いと、全く意味が無い…と、そのまま詠みました。

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「海に春残したままの住民票」の批評

回答者 気まぐれ亭いるか

再訪です

霞句へのコメントありがとうございました
拙句にThe昭和を感じていただけましたか
それならば目論見通りです(笑
いつになっても故郷は故郷、特別なものですよね
そして、感想ももちろん参考にさせてもらってます
自分の意図した句意で読まれているか、狙った効果が出ているか
大事な要素だと考えています
なので、感想だけでも勉強させてもらっているのでバシバシコメントくださいね(笑

以上、今後ともよろしくお願いします

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「海に春残したままの住民票」の批評

回答者 ゆとりろ

句の評価:
★★★★★

凡様 こんばんわ
お句拝読いたしました。
句意がよく表現されているよい句と思います。
ただ上五が惜しいかな、と思います。
ここは「春の海」の季語を用いた方がよいのでは。
春の海は、穏やかな春の光に満ちた情景がはっきりとします。
この素晴らしい海があるからこそ、住民票を残してまで故郷を捨てられない気持ちが
率直に伝わります。
「春の海残したままの住民票」
いかがでしょうか。凡様の感動がよく出るのでは。
お読みいただきありがとうございます。
今後もよろしくお願いいたします。

点数: 2

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「海に春残したままの住民票」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

凡さま、こんばんは。
3・11と直接言わずにこの日を詠まれたのですね。とても胸に迫ってくる秀句だと思います。
思いのこもった一句、ぜひこのまま大切になさってください。

一応、道場ですのでいくつかコメント失礼します。
作者コメントが無かった場合、句だけで東日本大震災と読み取るのは難しいとは思います(承知の上かもしれませんが)。
他の災害や事故かもしれませんし、作者自身が住民票を残してどこかに引っ越したという個人的体験の句とも読めます。また、「行方不明(生死不明)のため住民票が残ったまま」という解釈もできそうです。
ただ、誤読を避ける為にあれこれ説明しても詩を損ねますし、基本的にはこのままで良いかと思います。
どうしても入れたい場合は(このサイトでは使えませんが)前書きに「東日本大震災忌に寄せて」等と書くこともできますし。

「海に春」は今年もまたこの海に春が来た、という感慨ですね。季語「春の海」とはまた違った思いのように感じますので、これもこのままで良いかと思いました。

いるか様もコメントされているように上五中七が「海に春(を)残したままの」と見えてしまうので、語順など変えてもいいかもしれませんね。
・そのままの住民票や海に春
・住民票移さぬままに海は春
とか。
またよろしくお願いいたします。

点数: 2

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「海に春残したままの住民票」の批評

回答者 気まぐれ亭いるか

句の評価:
★★★★★

凡さん、こんにちは

御句拝読しました
故郷というものは特別なものでいつまでたっても何があっても故郷は故郷としてそこにあるものなんでしょうね
そういう気持ちが住民票を残すということでせめてもの震災への抵抗としているのではないかと感じました

さて本句、「海に春」とした意図はどこにあるのでしょうか、、
すこし残しとも相まって海に流されて行方不明の方がまだ多くいらっしゃることを彷彿としてしまいました
また「海に春残したまま」とするとすこし上五とくっついて読まれてしまう可能性があるので、ここは切っておきたいところですね
 春の日や残したままの住民票

以上、今後ともよろしくお願いします

点数: 1

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「海に春残したままの住民票」の批評

回答者

句の評価:
★★★★★

凡さん、お早うございます!頓です!
早速にて…。
御句、コレはまた、お見事な一句を詠まれましたなぁ…。
特に、震災に関わる直接的な措辞を一切使わず、震災詠となっている、そのことに驚くとともに、それを成し遂げた作者に敬意を表する次第です。
多くは語りませんが、作者に感服です。
それにしても、凡さん、凄いですなぁ…。本当に初心者?(マァ、私も初学の身の上ですが…)。
この作品は、非の打ち所がない、所謂、「名句」ですよ!
まいりましたm(_ _)m。
以上、失礼仕りましたm(_ _)m。

点数: 1

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「海に春残したままの住民票」の批評

回答者 みつかづ

句の評価:
★★★★★

 
凡さん、お早うございます。貴句、拝読いたしました。

「無念の思い、望郷の念が胸に強く有るのだと思います」、
「次の世代に語り継ぐことになる…と思い」は句面からせつせつと
伝わって参ります。

このサイトの仕様上、前書きを書けないんですよね。
ですので、せめてもの代用として作者コメントにお書きになる方が良いでしょう。
この点は私めも慈雨さんに同意いたします。

また、語順が惜しいなと私めは思いました。
この語順では「情報の逆流」が起きております。
具体的には、カメラワークが「海」から「住民票」へとズームして終わります。
この順では、最後に残る残像が「行政書類(住民票)」という無機質な名詞に
固定され、季語「春」の持つ「再生と拒絶の混濁した質量」が霧散してしまい、
「春」という季語が持つ、再生と残酷さが同居する膨大なエネルギーが
事務的な手続きの影に隠れて、読者の脳内に正しく展開されにくいんですよね。

上記より、私めからの添削提案は、「語順の入れ換え」です。
具体的には、住民票のアップから入ります。助詞も1ヶ所変えますね。

・住民票海の残したままの春

これで、「住民票」という動かしがたい現実からカメラワークが始まってカットが
切り替わります。そして、最後に時候の季語「春」で着地して、美しくも残酷な、
そして止まる事の無い時間の象徴へと視線を移して閉じる。
結果、17音の中に「15年という歳月の厚み」と「終わらない望郷」が、
巨大な空白を伴ってパッキングされる訳です。
また、「海に」ですと場所になっちゃうのですが、「海の」でしたら
海は単なる背景(座標)ではなく、
「春をそこに留め置き、返そうとしない巨大な主体」へと変わるんですよね。
句の中に、「抗いがたい運命(歴史的真実)」の質量もパッキングされます。

これが「語順の大切さ」、「助詞1文字の大切さ」の
1つの形ではないかと私めは考えます。

以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 1

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