「春しぐれ紺屋の指の青さかな」の批評
回答者 凡
あらちゃんさん、こんにちは。凡です。
最新句では無く、こちらの御句でお礼を申し上げ、そのままになっていましたので、こちらで失礼致します。
拙句、地蔵の句へ、頓さんからも 御提案句をいただきました。
あらちゃんさんが詠まれた句
朧夜や一歩踏み出す地蔵尊
頓さんの御句
朧夜を一歩踏み出す地蔵かな
ビックリしました。上五下五は違いますが、中七は全く一緒です。
お二人の句で、改めて気づきました。
作品に心情を強く寄せるなら、それは自由詩の世界にお任せし、俳句は、実景にせよ仮定のもにせよ、まず景が見えなくてはいけない!俳句の基本でしたね。
私のことはさておいて、御句
春しぐれ紺屋の指の青さかな
春雨ではない春しぐれ で、その場の状況が何となく分かります。そして、紺屋の指の青さ の、藍染職人の指の藍の青さ…と言う具体的な言葉で、パッと鮮やかな景が浮かびました。そして「かな」で締める。
う~ん、やっぱり凄い!
それにしても、「紺屋の指」なんて、何処から持ってくるんですかねえ。
もしかしたら、実景なんでしょうか?
よく、講釈師見てきたような…なんて言いますが、もしこれが実景でないとしたら、まさに
俳人は見えぬ世界を描き出し
ですね。大変勉強になりました。
またよろしくお願い致します。
点数: 0


「春しぐれ」がもたらす、どんよりとした灰色の空と薄暗い景色。その対比として染物屋の職人の指にこびりついた「藍の青」を詠みました。