「更衣忘れし日々や蘇る」の批評
ネギ様、こんばんは。たくさん投句されましたね。。
ちょっと追いつけないので、ひとまずこちらへ。
作者の心情のよく伝わってくる、温かい句だと思いました!
直した方がいいかなと思うのは、句の構成などです。
〇「蘇る」は「思い出す」という意味で使っているんですよね?
忘れていたからこそ思い出すわけなので(忘れていないものを思い出すことはできない)、「忘れし」は要らないと思います。
〇切れ字「や」を使っているので、中七で切れているのはわかります。ただし上五「更衣」はここで切れているのかいないのか、はっきりわかりません。
①上五で切れている(更衣/忘れし日々や/蘇る)
→三段切れになり、直訳すると「更衣をした。忘れた日々だなぁ。蘇る」。
中七が違和感ありますね(忘れたのに俳句
に詠めるの?じゃあ忘れてないのでは?)。また下五に主語がなく、何が蘇るのかはっきりしません。
②上五は切れていない(更衣忘れし日々や/蘇る)→直訳すると「更衣を忘れた日々だなぁ。蘇る」。なんだか認知症の句みたいですね…。また、やはり何が蘇るのかはっきりしません。
少なくとも「忘れていた日々が蘇る」のであれば、中七を「や」で切らず、中七下五をつなげた方がいいです。
そして①②のどちらにも読めてしまうのは混乱するので、助詞を入れたり語順を変えるなどして、正しく伝わるようにしたいですね。
なお様の提案句がその辺を上手く改善されていると思いました。
それをベースに、更に上をめざすならより具体的に、オリジナリティを出していくと良いかと思います。
たとえばですが、
・思ひ出すシーサーの顔更衣
なんてすると、沖縄旅行を思い出してるのかな、もしかしてその時買ったアロハシャツでも出てきたのかな、なんて想像が広がるかと思います。
またよろしくお願いいたします。
添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>
衣更えをしてたら「あら!こんな服ってここにあったんだ」
若かった日々を思い出した句です。よろしくお願いします。