俳句添削道場(投句と批評)

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浮城の水にただよふ藤の花

作者 鮒の甘露煮  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

先日の蕨の句、たくさんのコメント頂戴できうれしいです。皆様ありがとうございます。
あの句ですっかり里心がついてしまいまして、故郷についての句を詠んでみました。
普遍的すぎるような気もしますが…
コメントお待ちしております。

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「浮城の水にただよふ藤の花」の批評

回答者 ゆきえ

鮒の甘露煮様 おはようございます。
お世話になります。
浮城は広島城のそのひとつのようですね。潮が満ちると城が浮いて見えるからのようです。諏訪の高島城もそのひとつでしょうか。
御句
水にただよう藤の花は映ること?
それとも水に藤の花が落ちて漂っているでしょうか?
多分、浮城と藤の花の取り合わせでは?
・浮城にただよふ水や藤の花
上五下五名詞の形は悪いというのは多分私でしょう。句会の先輩からよく言われますから、それと辻桃子さんの本にもあります。
ただ山本山とはコメントして記憶はなかったような?
山本山は藤田湘子の「俳句入門実作」135ページに詳しく載っています。
中七が上五につくか下五に付くかわからないと解説しています。
切れを入れると解消するとも解説していますので、中七切れをれました。
よろしくお願いいたします。

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「浮城の水にただよふ藤の花」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

検索すると「フジョウ」ばかり出てきて困りました。「うきしろ」ですね?
諏訪の浮城、高島城として鑑賞させていただきます。
コメントの「普遍的すぎる」はいまいち意味がわからなかったですが・・

◆上五の「の」+中七の形があまりよくなく、「浮き城が水にただよっている」と読めばいいのか、「水にただよふ藤の花」と読めばいいのか困りました。
 「中七がどちらにかかるかわからない」形で、某俳人が「山本山」と名付けてあまり良くない形と提言しています。
 (このサイトで他の方の勘違いがありましたので補足しておきます。上五下五が両方五音名詞でなくても、この句のように山本山は発生します)

 この「中七がどちらにかかるかわからない(山本山)」という形はしばしばがよくないと言われる理由は、

★「受け手の解釈次第」ではなく、作者の配慮が足りないのが理由で風景がブレるから
★読者がどっちの風景を受け取ったらいいか迷ってしまう

という感じですね。達人には狙ってやっている句もあります。
三段切れと同じで、作句の後にチェックしてみることをお勧めします。

◆「浮城」という単語で【湖面・水面】の映像は想像が着きます。「浮城の水にただよふ」は当たり前を言っている気がします。
 そこを推敲すると同時に、山本山も解消させたいですね。

・浮城や水にただよふ藤の花

 切れを入れてみましたが、まだ少し当たり前感がありますね。

・浮城へ水照り返し藤の花

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添削対象の句『浮城の水にただよふ藤の花』 作者: 鮒の甘露煮
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