「転校の仲間加えて遅桜」の批評
回答者 慈雨
再訪です。色々研究してくださってありがとうございます。
ご質問いただいた件ですが、拙句「子守唄しづかに終へていぬふぐり」は、三段切れではないはずです。たぶん。
マージャンの句の方でおかえ様がフォローして下さいましたが、終止形「終ふ」でなく「終へて」としているのが一つ。
また、小沼さまのコメントされたとおり、上五中七が「子守唄(を)しづかに終へて」でつながっています。
そもそもなぜ三段切れが良くないかというと、
上五→中七→下五と、視点が次々に移り変わってゴチャゴチャした句になり、感動の焦点が分かりにくくなる。
ーーというのが一番大きな理由だと思います。
その点では、拙句は上五中七は一つの光景としてつながっていますので問題ないかと。
(もしこれが「子守唄広き公園いぬふぐり」とかだったら三段切れだと思います)
そんなのでお答えになっていますでしょうか?
またよろしくお願いいたします。
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「切れ字無しでも切れている句」と言う、僕のテキストにある世にも判らない形に挑戦した俳句です。(^-^;)
構成としては「加えて」で意味は切れていて、遅桜と直接意味は繋がって無いけど、雰囲気だけはつなげ・・たつもりです。(^-^;) 書いた私がどんな添削されても文句言えない句だと思っています。