「颯々やあまた彩る芽吹くをり」の批評
回答者 慈雨
ネギ様、こんばんは。精力的に作句されていますね!
一気に暖かくなり、綺麗な花を見かけるようになってきましたね。
ご自身も不安とのことですが、いくつか失礼します。やや辛口になりますが、お許しください。
〇上五「颯々や」。
「颯々」は風が音を立てているという意味ですね。これを「や」で詠嘆している割には、この句で風の音を描写する必要性が感じられませんでした。
〇中七「あまた彩る」。
ここがこの句の一番問題なところだと思います。何が「あまた」なのか、何が何を「彩って」いるのかわかりません。
〇下五「芽吹くをり」。
文法が変なことになっています。これは以前の句で書いた通りです。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/29906
また、「芽吹く」という季語は木々の芽が出るという意味だと思います。「彩る」ような感じにはならないのでは。花の芽を表すなら他の季語がいいと思いました(ぜひご自身で調べてみてください)。
提案句はやめておきます。またよろしくお願いいたします。
点数: 1
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暖かくなり春一番が吹き雑草も蔓延ってきました。その間からスズラン、エビネ
その他いろんな花が芽吹いた様を句にしてみました。
上五、下五のをりが不安です。
宜しくお願いします。