「春昼やベンチに残るボトル缶」の批評
回答者 なお
頓さん、こんにちは。
御句拝読しました。以前、頓さんが「春愁やベンチに転ぶボトル缶」という句を投稿なさった際に、私が「春愁やベンチに残るボトル缶」ではいかがかと提案しましたよね。
頓さんは「『残る』では、横に放り出されだ状況の表現にならない」とご返信になりましたが、このたび、季語を「春昼」に変えてお詠み直しですね。
感想を申し上げますと、私は前の句の、「春愁や」の方が好みです。飲み終わった缶がベンチに残されていて、誰も片付けるでもない。ずっとそのまま…という状況が、春愁と響くと思ったからです。
春昼も憂いを含んだ季語ではありますが、春愁の方が明確なのではと思いました。
よろしくお願いします。
点数: 1
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相当以前の駄句ですが、皆様のご指摘を踏まえて、読み直しました。「転ぶ」は、単に「残る」として、どのような状態かは、読者に託しました。
大した意味の無い、ただ、そのままの景ですが…。
お暇間際、宜しくお願い致しますm(_ _)m。