「啓蟄と聞き引きこもる虫嫌い」の批評
なお様、こんにちは。
いつもながら、面白い句を詠まれますねぇ。「虫嫌い」という俗っぽい言い方がいいですね!
ヒッチさんの鑑賞は思いつきませんでした。面白い!
ただやはり、虫が啓蟄と聞いて引きこもった…というのはさすがにファンタジーすぎるような(笑)。
一応、私は「虫嫌い(の人)」として鑑賞させていただきます。
コメントにある、人権…といった件は、引きこもりの人を揶揄するような内容ではないので私はセーフかなと思いました。ただ心配になるお気持ちもわかります。
その上で、この句の「引きこもる」というのがどういう状況をイメージしているのかは悩みました。
本当に家から出ないようなことだとしたら、これからますます虫の増える春・夏・秋…とずっと家にこもる?虫が嫌いというだけで?さすがにそんな人はいないだろうなぁと。
さんざん考えた結果、思い至ったのは、作者がお子さんかお孫さんに「たまには一緒にハイキングでも行くか」などと誘ったようなシーンです。
「えーなんで?めんどくさいんだけど」
『そう言うなよ。啓蟄って言ってな、虫たちも動き出す時期なんだ。気持ちいいぞ』
「虫嫌いだし、行きたくない。家でゲームしてる」
『やれやれ、せっかくの休みに家で引きこもるなんてもったいないぞ』
ーーそんな、なお様の切ない体験を詠まれたのではないかと( ̄▽ ̄)
(いや、もしや今回もまた素敵なレディがモデルか…?)
俳句
としてはあらちゃん様の提案句が、「〇〇して〇〇した」という形も直してスッキリしており、佳いなと思いました。
P.S.
前句のモデルが奥様とのこと、元カノでなくてよかったです。
万一奥様がご覧になられて「え、これ誰のこと?」と…(以下略)。
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こんにちは。前句「春泥や差し伸べた手をシカトされ」にはたくさんのコメントおよびご提案句を有難うございました。このモデルは妻でした!つい最近のことでしたが、皆さん、恋人とか、お子さん?お孫さん?と想像を巡らせてくださって感謝です。
さて本句は季語「啓蟄」で。啓蟄の意味をご存知ない方にはなんのこっちゃ、ということかと思いますが…。
というか、意味は通じますかね?人権とかの問題はないでしょうか?
ご意見よろしくお願いします。