「山裾を一気に駈ける野焼きの火」の批評
回答者 なお
田上大輔さん、こんにちは。
御句拝読しました。良くなっていますねー。実は私も「脈々と」は、野焼には合わないとちょっと思っていました。今回の句はいいですねー。
ただ、二点、お伝えします。
ヒッチさんと被りますこと、ご容赦ください。
一点目、下五の「の火」は不要だと思いました。野焼は火ですからね。その分、これまでの「かな」がなくなったことにより、状況報告っぽくなってしまいました。「かな」の復活を望みます。
二点目ですが、できれば阿蘇を入れたいです。やはり、言い方は悪いですが、そこらの山ではない、故郷の名峰阿蘇であると、これは大きな要素だと思います。最低限、故郷のを入れたいです。
上記より、
・故郷の山裾駈ける野焼かな
・阿蘇の山いっきに駈ける野焼かな
このようなのが浮かびました。二句目の上五は「阿蘇山を」と迷いました。よろしくお願いします。
点数: 2
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すみません。野焼きの句、再度読み直しました。
「脈々と」にとらわれていたようです。
野焼きの火入れの瞬間を読みました。
よろしくお願いします。