冷麦や薬味にこだわりし舅
回答者 黒徹
お世話になります。
宿浴衣の添削ありがとうございます。
確かに宿浴衣は歳時記には記載がありませんが!
青葉潮男女別なき宿浴衣/佐藤ず都
俳界の流人の我や宿浴衣/深川正一郎
宿浴衣みんなが同じ顔となる/塙告冬
恰幅のよきが末座に宿浴衣/佐藤晴生
末の子の宿浴衣著て顔小さし/上野泰
宿浴衣もみづる山に向ひ干す/高澤良一
宿浴衣帯の一つが見当らず/鮫島春潮子
宿浴衣著馴れぬさまに結ぶ紐/稲畑汀子
宿浴衣隣りの部屋は狂言師/近藤いぬゐ
永らへて死ぬまで女宿浴衣/大美賀久栄
湖よりの風の音きく宿浴衣/豊島ミヤ子
土産屋をひやかし霧冷え宿浴衣/高澤良一
蛾の入りし袖におどろく宿浴衣/前田普羅
佐渡楽しおけさ見にゆく宿浴衣/鈴鹿野風呂
宿浴衣くしや~になるほど寝たり/星野高士
宿浴衣に着替へ夏行の芯となる/阿部みどり女
健康な脚に短かき宿浴衣/玉田光子「田鶴墨蹟集」
点数: 0
添削のお礼として、黒徹さんの俳句の感想を書いてください >>
可もなく不可もなくという句なのかなぁ。並句
薬味に拘る、そんな舅でした。