「かぶとむしぶんぶん飛んだ五分間」の批評
藤井礼恩さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。小学生当時の俳句
とのこと、素晴らしいです。褒められて当然です。
俳句は江戸時代から続いている文芸ですから、色々なことが詠み尽くされています。ですから、それなりの評価をいただくには、少し変わった観点からの作句が求められます。
御句、小学生がカブトムシを詠むのは珍しくないと思いますが、普通は、角がすごいとか、力強いとか、ケンカに負けるなとか、あるいは探すのが大変だったとか詠みそう。
しかし礼恩さんは、「カブトムシがブンブン飛んだ」と!普通、ブンブン飛ぶのは蜂でしょう。この意外性!
これは、例えが悪いかもしれませんが、追い詰められたゴキがこちらに向かって飛んできた時の衝撃にも似ています。
この意外感が評価されたと思います。
さらに良い点は、具体的、数字を出す点。長い短いと言うより、それを具体的に表したほうがインパクトは強くなります。その点、御句では「五分間」と具体的に。これはすごい。大人の句選でも多少の手直しで通用すると思いますよ。
次は礼恩さんの今の句を聞かせてください!
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
小学校の時に夏休みの課題で書いた俳句です。
何に連想されてこれを書いたのかも思い出せないほどに、遠い記憶ですが、当時は周りからかなり褒められました。
実際小学生の俳句としてはどうなのでしょうか?