俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

双六に靴下挟む仮寝かな

作者 辻 基倫子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

双六をしているうちに、靴下やら足袋やらを脱ぎ捨てるイメージをなんとか句にしたいと思っています。

最新の添削

「双六に靴下挟む仮寝かな」の批評

回答者 ヒッチ俳句

辻様再訪です。

私の提案3句目の「白い靴」は
夏の季語でした。
「ズック靴」とかに置き換えて下さい。
すみません。
よろしくお願いいたします。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

添削のお礼として、ヒッチ俳句さんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「双六に靴下挟む仮寝かな」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

前の句も拝見しております。
どちらの句も「わざわざ難しく言おうとしている」「詰め込み過ぎている」という印象を受けます。
これまでにそのような学びをされているかもしれませんが、私のこれまでの学びは「シンプルに」「句の受け手を信じる」「季語を立たせる」「基本は描写」なので、コメントの意図が合わないかもしれませんがご容赦ください。

◆まず、「双六の最中に靴下を脱ぎ捨てる」ことを言いたいのか、「双六の終わった後の風景」のことを言いたいのか、です。
 季語「双六」は双六をしている最中の風景になりますので、前者ならば残りの音数は全て他の表現に使えますが、後者なら「双六終え」「双六果つ」などとしないと、かなり伝わりにくいかと思います。

◆「子が靴下を脱ぐ(双六の最中)」「脱いだ靴下が双六盤の下に(双六の後」「子はうたた寝をする(双六の後)」をなど全部入れていくとなると、とうてい一句に収まる情報量とは思えず・・

◆「足袋・靴下が脱ぎ散らかされている」ことを説明したい句です。季語「足袋」を使った途端にそちら側にスポットライトが当たってしまうので、「足袋」を使いつつ主な季語を「双六」にするのは相当気を使います。

・双六や子は靴下を脱ぎ捨てる
・双六果つ子の靴下の丸まりて
・靴下の脱ぎちらかされ絵双六
・靴下の挟まっている双六盤
・双六盤に足袋挟まつてゐたりけり
・靴下も足袋も散らばり絵双六

ここからスタートしてあとは想像に任せる。私の技量では、まずこのあたりからが限界です。
推敲すればもう少し情報が入りそうですが、句意と誌の問題もあるので、一旦ここまでで。

点数: 2

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

「双六に靴下挟む仮寝かな」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

辻 基倫子さん、こんにちは。
御句拝読しました。詠み直しですね。
私は前の句にコメントしているので、本句もコメントしたいと思いました。
しかし、ご自身のコメントの、「双六をしているうちに靴下や足袋を脱ぎ捨てる」、というイメージがどうもつかめずにいます。
同様に、俳句のほうでも、「双六に靴下挟む仮寝」は、正直言って理解に苦しんでいます。双六と言えば紙製ですよね?それに靴下を挟むのですか?
これが例えば、プロレスごっことかであれば、靴下を脱ぎたくなるのはわかります!仮寝には結びつかないですが。
悔しいですが、他の方々のコメントで勉強させていただきます。

点数: 1

添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>

「双六に靴下挟む仮寝かな」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

辻基倫子さま、こんばんは。
積極的に投句・推敲されていますね。

ん-、ごめんなさい、今回の句(前のも含めて)はほぼ、なお様と同じ感想です。。
辻様のコメントと句の内容が何度読んでもつながりません。
「双六に靴下挟む」が「双六をしているうちに靴下や足袋を脱ぎ捨てた」という意味にどうしても読めないのです。

「双六に靴下挟む」の映像がイメージできず…靴下を脱いで、その靴下を双六の下(双六とテーブルの間の空間?)に入れたということでしょうか?それとも双六を折りたたんでその中に靴下を入れたということ?
なぜそんな行動を?イタズラ?しかも仮寝中に?まさか夢遊病的なこと?ーーと何だか疑問だけが残っていまいました。

すみません、私の鑑賞力が足りないのだと思います…。
またよろしくお願いいたします。

点数: 0

添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>

「双六に靴下挟む仮寝かな」の批評

回答者 餡ころ餅

句の評価:
★★★★★

はじめまして。俳句勉強中です。御句を私なりに解釈すると、双六の結果で不貞寝し、靴下を脱いだのかなと感じました。
他の方がどのようにコメントなさるか興味津々です。
イサク様は季語を大事にし主役にする。私はそのご指導を基礎に思考の中で遊んでいます。イサク様のコメントで理解出来ました。御句は昼寝が主役なのかな~と感じました。
まだ勉強中ゆえに観測のみで失礼します。

点数: 0

添削のお礼として、餡ころ餅さんの俳句の感想を書いてください >>

「双六に靴下挟む仮寝かな」の批評

回答者 ヒッチ俳句

句の評価:
★★★★★

辻様お早うございます。
前句と合わせ、読ませて頂きました。
辻様は、いつも句のモチーフを大切に想像を膨らませて作句されているのでいいと思います。
ただ、季語を含めそれぞれのモチーフのバランスが悪い為、結果的に情報量が多くなり、読手に伝わり難くなってしまっているのかなあと思います。
この句の句意は、
子供(達)と双六を愉しく遊んだ。

子供(達)はまだ遊びたそう。
作者は少々くたびれた。

でもやはり子供もくたびれたのであろう。寝入ってしまった。
双六の旅の続きを見ながら。

作者は、子供の健やかな寝顔を見ながら少しウトウトした。
やはり双六の旅が続いた。

こんな感じではないでしょうか?
足袋(旅と掛けた?)とか靴下の情報が余分に思われます。
私も先輩から、上中下の句のモチーフのバランスを程良く考えなさいと言われた事があります。
御句の句意が上記と仮定して、

双六の続き夢みる子の寝顔
双六の続き夢みる子とともに
双六や旅に解れし白い靴

よろしくお願いいたします。

点数: 0

添削のお礼として、ヒッチ俳句さんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

永き日といえど次男の鉄砲玉

作者名 藤井茂 回答数 : 1

投稿日時:

いなだはまち氏道場辞めたら

作者名 三男 回答数 : 1

投稿日時:

楢もみぢふみて花いちもんめかな

作者名 げばげば 回答数 : 6

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『双六に靴下挟む仮寝かな』 作者: 辻 基倫子
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ