「どっしりと尻のまろみの梨を剥く」の批評
回答者 素因数分解
めい様、お世話になります。
御句ですが、季語「梨」のことだけを詠む”一物仕立て”という型になります。季語と他の措辞とを組み合わせる”取り合わせ”の型より、かなり難易度の高い型です。
一物仕立ての句を成立させるには、作者オリジナルの視点、他の方が気付かないような季語の特徴を「発見させる」ことが必要となります。読んだ人に「あ、そうかも」「言われてみれば」と思わせることができれば成功です。例として、「プレバト」千原ジュニアさんの詠んだ一物仕立ての句を紹介します。
・舌先に鰡子の粒現れる 千原ジュニア
その点で言いますと、御句の梨が「まろみ(丸い)」というのは、誰が見ても分かる特徴です。また「どっしりと尻の」というのは、もっとスイカやメロンのように大きな果物に当てはまる特徴ですので、梨の描写としては違和感があります。
一物仕立ては難しい型ですが、この型にチャレンジすることで、観察力やオリジナルの視点が磨かれていきます。是非頑張られて下さい。
点数: 1
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どっしりと尻をかけました。