絵日記の萎れあさがおガラス露

こんにちは。
はじめまして、げばげばと申します。
これまで結構俳句を詠まれているのでしょうか？

御句、拝読しました。
１７音で季語を入れておさめているので、これを俳句です！ということは成立しています。
厳しくしてくださいということであれば、何点か気になるところがあります。

・少し書きたいことが多いようで整理した方がよいかもしれません。
絵日記・朝顔・萎れている・コップに露・涙に見える
これを１７音におさめるのは難しいかもしれません。

・季語の朝顔を枯らしてしまって、季語の良さを出し切れていない、または、絵日記に書かれている朝顔で、目の前に季語が存在しない、という印象ありです！

・「ガラス露」という言葉は初読、窓に雨が？結露が？という状況かと思い、グラスの露→涙？という光景まで届いていないかもしれません。

・俳句では生き物・植物は漢字の方がいいですね。子どもの宿題だからあえてひらがな、という狙いなら別ですが、それなら「萎れ」とかもひらがなにしていくべきかも！

ここは、
「絵日記の宿題をうまく終えて（またはうまく書けずに）麦茶を飲んでいる描写：麦茶季語」
にするか、
「観察日記のために、朝顔を育てている光景、またはその朝顔の描写：季語朝顔」

たとえば、

絵日記の宿題終えて麦茶飲む
絵日記のノート真っ白麦茶飲む

なんや、普通の句を思われたと思います。俳句を詠み始めると、カッコいい言葉とか比喩とかをふんだんに使って、いろんなことを詰め込もうとして失敗しがちです、
上の句は、まったく難しく考えず「普通に、ありきたりに」ストレートに比喩とかも使わず詠みましたが、「季語麦茶」の良さを出そう、光景を届けようということはちゃんと意識しています。ここに絵日記の内容は朝顔を枯らせたことでした、グラスが露で泣いているように見えました、まで行くなら、それは別の句に分けて詠む方がいいかもしれません！

いろいろ言葉で飾りたくなりますが、「季語」「光景を読み手に届ける」これを目標に推考されてみるのはいかがでしょうか？私も読み手に届かず失敗することが多々あります(*'▽')

このサイトの他の方の句やコメント添削を見ると、とても勉強になります。ぜひのぞいてみてください！

こんばんは。はじめまして。

初心者さんですか？

ひとつの句にいろいろ詰め込みすぎてしまいましたね。
◆花の咲いていない朝顔は季語としては難ありです。ましてや本物ではない、絵日記の中の萎れた朝顔です。季語としてはかなり厳しいですね。
◆下五「ガラス露」、コメントの説明を読まないと意味がわからないと思います。結露は結露とわかるようにしないと。
◆「露」は自然の中でできた露のことで秋の季語です。「朝顔」という語とケンカします。

カッコいい言葉を集めても俳句はカッコよくなりません。
俳句十七音という制限の中で俳句を成立させるには、絵日記を優先するか、グラスの結露を優先するか、ご自身で選ばないと・・・です。
絵日記を優先するのは簡単そうなので、グラスの方を提案句として残しておきます。

まだまだ工夫の余地はあります。
がんばってください。