俳句添削道場(投句と批評)
素因数分解さんのランク: 5段 合計点: 12

素因数分解さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

梨かじる図鑑三冊開きをり

回答数 : 7

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梨をもぐ雨雲の端をもぐように

回答数 : 3

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梨一片含む水疱瘡の吾子

回答数 : 4

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秋時雨龍の鱗のような石

回答数 : 3

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動き出す広場の時計原爆忌

回答数 : 6

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素因数分解さんの添削

勾玉の光沢の色梨一片

添削した俳句: 発光の勾玉となる梨一片

 はじめまして、お世話になります。
 御句ですが、比喩を用いた一物仕立ての句と読みました。勾玉と切った梨の形、「言われてみれば似ている」と気付かされました。読者の想像を掻き立てる、面白い句だと思います。

 ただご自身でもお感じになられているようですが、少し言葉選びに苦労されている印象です。辻様の表現したい内容を踏まえた上で、言葉だけ変えてみます。
 まず上五の「発光」ですが、勾玉が自ら発光することはないので、これは光沢ということでしょうか? また中七の「となる」も少し分かりづらいので、違う言葉にします。

・勾玉の光沢の色梨一片

 こうしますと、読者はまず「光沢のある勾玉」の映像を思い浮かべます。しかし直後に「の色」とあるので、それが勾玉ではないことを知ります。それは一体なんだと考えた時、下五でその正体が「梨一片」だということに気付くわけです。
 これがおそらく、辻様の描きたかった映像だと思うのですが、いかがでしょうか。

点数: 0

ラフランス捨てるつもりの皿にのせ

添削した俳句: 捨てるよな陶器の皿にラフランス

 めい様、連投失礼致します。
 御句ですが、皿は「陶器」ですので、陶器は省略できます。また「捨てるよな」だと状況が少し分かりづらいので、もっと作者の意思を明確にした方が良いと思います。

・ラフランス捨てるつもりの皿にのせ

 この方が、めい様の表現意図に近づくと思うのですが、いかがでしょうか。
 なお、描写をより具体的にすることで、「もうすぐ捨てるつもり」の皿であることを匂わせることもできます。
・ラフランス金箔剝げた皿にのせ
・ラフランス漆の褪せた皿にのせ
 このようにまだまだ工夫できますので、ご自身の実感に合った句を再度詠んでいただければと存じます。

点数: 1

「梨を剥くたびざりざりと音のして」の批評

添削した俳句: 梨を剥くたびざりざりと音のして

 こんばんは。拙句「梨一片含む~」の句へのコメントありがとうございます。

 反論ではなく純粋な疑問だと受け取っていただきたいのですが、ご指摘の「音読すると流れがスムーズでない」という点、私には何が問題なのかよく分かりません。
 俳句は韻文であり、音読した時のリズム感が大事だということは理解しています。ただこの句は”水疱瘡に苦しんでいる子”を描いているので、あえて5・7・5のリズムを崩した破調の型を使っています。つまり、ヒッチ俳句さんのおっしゃる「音読すると流れがスムーズでない」のは、まさに私の意図通りということです。

 その上で、それでもスムーズな流れにした方が良いとお感じになられるのでしたら、理由を教えていただけるとありがたいです。私はまだまだ未熟者ですので、是非勉強させて下さい。

点数: 1

「嘘つきと言はれて秋は深まれり」の批評

添削した俳句: 嘘つきと言はれて秋は深まれり

 こんばんは。遅くなりましたが、拙句へのコメントありがとうございます。
 おっしゃるように、確かに因果関係の匂いがしてしまいますね。梨に限らず、病気に苦しんでいる状況で果物を……というのは、改めて読み返してみると”ありがち”だなと感じました。
 なお、他の方へのコメントも読ませていただきましたが、かなり上級者の方と見受けました。私は今後、俳句ポスト等に投句していくつもりですので、お互いに切磋琢磨していければと思っています。よろしくお願いします。

点数: 0

「独り居の夜半にすするや梨のみづ」の批評

添削した俳句: 独り居の夜半にすするや梨のみづ

 めい様、コメントありがとうございます。
 お願いですから、ご自身を卑下するような発言はおやめ下さい。自分はダメだと思った瞬間、俳句上達の道は閉ざされてしまいます。
 私は句歴7年目ですが、私も当初は俳句がさっぱり分からない所からスタートしました。それでも自分なりに俳句を学び、試行錯誤を繰り返した結果、俳句ポスト等で入選できるようになりました。しかし今でも、俳句は分からないことだらけです。ですから、私もめい様と一緒に俳句を学んでいきたいのです。
 めい様の句をいくつか拝読しましたが、型を少し覚えさえすれば、この人はすぐに上達するだろうなという印象を受けています。ですから、こうして私の習得した知識を伝えています。
 今後も俳句好きの仲間として、共に学び合っていきましょう。 

点数: 1

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