俳句添削道場(投句と批評)

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食ひ盛り家計簿眺め秋茜

作者 餡ころ餅  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

値上げに根を上げる。
一番問題なのは光熱費。電気料金値上げのお知らせ
物価高明日を想いて息白し

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「食ひ盛り家計簿眺め秋茜」の批評

回答者 なお

餡ころ餅さん、こんにちは。
先ほど、むかご飯の句へコメントして、そのお礼コメントに、「秋茜はひねりにひねって登場させました」とありました。
私は秋茜の句にはコメントしていなかったので、いま感想をお伝えしますね。
私は秋茜、面白いと思っていましたよ。ようするに赤とんぼですよね。食い盛りがいて食費が嵩み、赤字でピーピー、赤とんぼ(赤字)が飛びまくっていますよ、という意味だと思いました。
暇な時に閑古鳥が鳴きまくるようなイメージでしょうか(笑)?

ただ、俳句は食い盛りでコメントは光熱費が大変と、その辺はあれ?食費じゃないの?と思いましたが、まあそこは本句優先ですから。
よろしくお願いします。

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★★★★★

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「食ひ盛り家計簿眺め秋茜」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

餡ころ餅さま、こんにちは。
御句拝読しました。本当に物価高は大変ですね。。非常に共感する句です^_^;

気になったところをいくつか、コメントさせてください。

◯ご存知のように、俳句は基本的に「主語は一人称」です。
つまりそのまま読めば、「私が食べ盛り」で「私が家計簿を眺めている」という句になりますが、おそらくそういう句意ではないですよね?

◯俳句では「◯◯だから◯◯」という因果を詠むと説明的になりやすい(解説文のような句になり、詩情が生まれにくい)です。
御句の場合、食い盛りだから食費がかかる、だから家計簿を眺めている――と因果の説明が強くなっていると思います。
この場合、「家計簿眺め」だけで十分かと思います。それだけで読者は「出費が多くて悩んでいるのかな」と想像できますし、「もしかしたら食べ盛りのお子さんがいるのかな」などと考えてくれるだろうと、読者を信じていいと思います。

季語「秋茜」はどういう理由で使われたでしょうか?
トンボはふつう外を飛んでいますが、家計簿はふつう屋内で眺めると思いますので、どういうシーンなのか迷いました(部屋の中にトンボが入ってきて家計簿にとまった?)。
読み方によっては「秋茜が食い盛り」とか「秋茜が家計簿を眺めている」とも読めますが、それはそれで変ですよね。

・家計簿を妻と眺むる夜長かな
と考えてみました。
またよろしくお願いします。

点数: 3

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「食ひ盛り家計簿眺め秋茜」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

餡ころ餅様こんにちは。
昨今の物価高騰、本当に困りますよね。
私も詠んでみました。

何気なく家計簿見つむ秋の宵

よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「食ひ盛り家計簿眺め秋茜」の批評

回答者 おかえさき

句の評価:
★★★★★

こんにちは、餡ころ餅さん初めまして、ユニークな可愛い俳号ですね~✨

分かります!本当に最近の値上げラッシュには困りますね😥
一庶民にはどうしようもありません😣私も半世紀家計簿を付けています
し、こちらにも家計簿で投句した事があります。

・家計簿とにらめっこせし秋の夜

皆さんと同じく、秋茜が唐突に感じました、にらめっこで悩んでいる様子が分かるかと…平凡ですが😓

よろしくお願いします。

点数: 1

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