俳句添削道場(投句と批評)

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秋空に髪解くごとし大王松

作者 鈴蘭  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

以前句にした大王松をもう一度見る機会がありました。観察していくつか句を作ったのですが(思ったよりは大きくなかったです…)、ご意見を伺いたいのがこれです。葉が長く、髪の毛のような光沢が印象的だったのを句にしてみましたが、そもそも松の葉のことだと伝わるでしょうか。その他、ご意見ご感想あればぜひお願いします。

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「秋空に髪解くごとし大王松」の批評

回答者 負乗

鈴蘭さん、こんばんは🙂
お世話になります。

私も何か神話的な風景を思いました。
大王とか言うと…素戔嗚尊でしたかな…

韓郷(からくに)に降りたスサノオは、
「日本に船がないのはよくないことだ」
と言って、顔のヒゲを抜いて蒔きました。
すると、ヒゲが杉になり、胸の毛を抜いて蒔くと檜(ひのき)になりました。お尻の毛は柀(まき)になり、眉の毛は楠(くす)になりました。

松は出て来ないようですね…(関係ありませんが…)
 コメントに、「そもそも松の葉のことだと伝わるでしょうか」とありましたが、むしろ、分かりやすくて類想的だと、見る人もいるかも…
 しかし、写真でみると、「大王松」の様相を的確に捉えていて、印象的かな、と思いました。
良い句だと私も思います。

また宜しくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「秋空に髪解くごとし大王松」の批評

回答者 辻 基倫子

句の評価:
★★★★★

鈴蘭様
 御句、「髪解く」「大王松」が神話の男神を連想させる、ロマンのある素晴らしい句だと思いました。ネットで調べた大王松の長い葉も想起され、実景が目に浮かびます。秋空の雄大さにふさわしい荘厳さを兼ね備えた名句だと思いました!
 ところで、「ことばの岸辺」の句に、わかりやすい評をありがとうございました。自分が大事にすべきところが「コトバの岸辺」と「神渡し」にあることを改めて実感しました。岸のむこうに広がる主体を持たないコトバの海を表現できそうです。
 ありがとうございました。

点数: 1

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「秋空に髪解くごとし大王松」の批評

回答者 ヒッチ俳句

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
勉強致します。
御句読ませて頂きました。
「秋空」に「さらりとした大王松の長い葉」がふわりとしている様でしょうか?
この句は、大王松の葉の様子を知らない人には伝わり難いのではと思いますが、その事を言うと何でも、知らない人には伝わないと言うことになってしまいますね。(笑)
この「髪解くごとし」は、髪を解いた状態を指しているのか、
それとも「解く」と言う動作なのか迷いました。前者ならば、髪を解いたように見える松全体を指すのかなと。
次のように詠めば、大王松の葉に焦点が行くかなと。

秋空に解く髪のごと大王松

秋空に対して、松全体が良いのか?葉に絞った方が良いのか私には分かりません。
もうひとつ、「解く」は「ほどく」。「梳かす(とかす)」意の
「梳く(すく)」を使えばまた違った措辞が出て来そうなふうにも思いました。
すみません。勝手な思いつくままの感想でした。
よろしくお願い致します。

点数: 1

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「秋空に髪解くごとし大王松」の批評

回答者 竜虎

句の評価:
★★★★★

鈴蘭様 こんにちは
お世話になります。
節句の警笛のピーのコメントありがとうございます。
この句はただごとを写生して詠んでいかに詩情をだせるのかの訓練です。
秋澄むの季語で澄み渡る空の透き通る笛の音が聞こえた。
交差点を多く人が行く感じです。
秋晴れやいつも来てゐる靴直し
この句をどう思われますか?
御句
大王松は知りませんけれど髪を解く感じの松でしょうか?
秋空やと切ったほうが良いように思います。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「秋空に髪解くごとし大王松」の批評

回答者 竜虎

句の評価:
★★★★★

鈴蘭様 こんにちは
再訪です。
「秋晴れやいつも来てゐる靴直し」久保田万太郎
前書きに銀座、交詢社にて
万太郎は
詩らしきことを詠まずに詩情を出す天才ですね。

点数: 1

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