俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

牙の残る骨小さきや花野原

作者 鈴蘭  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

お題を受けて。去年ごろ某高原に行ったのを思い出しての句です。お花畑というよりはススキ野原でしたが…。猫だか狐だかの顎骨があり、白骨化して抜けるような白でした、が、骨と白は重複すると思い省きました。「牙の残る骨まつ白や花野原」、悪くない気もしつつ類想感に苦しむ。

上五の字余り、「牙残る」等試したものの、何かが抜けてしまうような気がして「の」を入れています。骨のサイズに焦点を当てて類想感を解決しようと試みてみましたが、はたして…。

自解はさておき、読まれた方のご意見あればお願いいたします。「そうは見えなかった」「まだ類想」等、ぜひ。

最新の添削

「牙の残る骨小さきや花野原」の批評

回答者 イサク

おはようございます。

◆「残る」という説明の三音が気になっていました
◆「小さき」の強調も、あまりプラスに働いていない気がしていました
ですが、うまく指摘する方法がその時はみつからず、そのままにしていました。

後出しになりますが、めい様の提案句と、そこからのご自身の推敲句

 花野原ちひさき骨を見つけたり

ここまでこれば、本来の感慨である「牙」を復活させることができるように思いました。

・花野原ちひさき骨に牙のあり
・花野原ちひさき骨にちひさき牙

句の評価:
★★★★★

点数: 1

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「牙の残る骨小さきや花野原」の批評

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

鈴蘭さん、おはようございます😐
初めまして…?

何か、きれいな景ですね…秋吉台ですか…(行ったこと、ありませんが😅)

「牙」も“骨“なので、重複では…?

「牙残る死骸小さき花野原」
「牙残る死骸小さきや花野原」

とか…
白骨は、美しい!…と思います。(裸体も美しいですが…)

また宜しくお願いします。

点数: 2

添削のお礼として、負乗さんの俳句の感想を書いてください >>

「牙の残る骨小さきや花野原」の批評

回答者 ヒッチ俳句

句の評価:
★★★★★

こんばんは。
勉強させて頂きます。
御句読ませて頂きました。
幾星霜の時代の流れを感じました。今沢山の花々が咲き誇るこの花野の草原は、海の底だったかもしれない。荒れた山野だったかも知れない。無数の生命(魚や貝や木や花や動物達)の死が栄養となり、堆積し今は見事な花野となっている。みたいな。
牙がある骨って?動物か?魚にも牙はあるな。小さいとあるので小動物か?魚か?どっちかな?(私は海と考えたので魚にしておきます。)いづれにしても、悠久のロマンを感じます。
ただ疑問に残るのは、何故上5「牙残る」と5音にしなかったのか?「小さきや」と小さい事を強調(詠嘆)したのか?
私の推測のように「魚の牙」としたかったのか?
と?だらけですみません。
読んでリズムも少し悪い気がします。

牙残る小さき骨や花野原

としてみましたが、やはり広々とした花野と「小さきや」の対比の方がいい気がしてきました。
もう一句、

小さき牙ころがつてゐる花野かな

御句を読んで、私の好きな俳人の次の句が思い出されます。

貝塚に牙の釣り針大南風

ご参考まで。
またよろしくお願いします。

点数: 1

添削のお礼として、ヒッチ俳句さんの俳句の感想を書いてください >>

「牙の残る骨小さきや花野原」の批評

回答者 宙也

句の評価:
★★★★★

鈴蘭さま はじめまして。拙句へのコメント、ご指導ありがとうございます。拙句は、人生の黄昏時に行きつく先の宿が遠くに見えた、というつもりでした。コメント欄の使い方がうまくできず、いつも混乱させてしまい、申し訳ありません。真っ暗ではなく薄暗く大花野が見えている時間帯であってほしかったので黄昏という言葉になりました。そのあやしく美しいように見える大花野の先が終点の”灯”というつもりです。いつも鈴蘭さまの他の投句へのコメントで勉強させていただいています。今後とも宜しくお願い致します。

点数: 1

添削のお礼として、宙也さんの俳句の感想を書いてください >>

「牙の残る骨小さきや花野原」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

鈴蘭様。お世話になります。
御句拝読いたしました。牙の残る骨が
調べを悪くしています。
花野で小さな骨見つけたが鈴蘭様の伝えたいことでありなら、牙は、重要でしょうか?

●花野原ちさき骸を見つけたり
私も白骨は美しいと思います。
よろしくお願いします🙇

点数: 1

添削のお礼として、めいさんの俳句の感想を書いてください >>

「牙の残る骨小さきや花野原」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

鈴蘭さま。コメントありがとうございます。
読んで下さったのですね。
嬉しさ通り越して
感謝です。
この話しは、電信柱とオノマトペが妙にマッチしていて、代表作も好きなんですがこの世界観に惹かれてしまいました。
賢治のオノマトペには、人を魅了する不思議なチカラがあると思っています。
鈴蘭さまは、その感覚を俳句を通してわかって下さったと信じています?
ありがとうございます。

点数: 1

添削のお礼として、めいさんの俳句の感想を書いてください >>

「牙の残る骨小さきや花野原」の批評

回答者 笙染

句の評価:
★★★★★

鈴蘭様:
初めまして。素敵な俳号ですね。
'キノコ’の下記コメント、提案句有難うございます。
’’カギカッコくくりする手もあるかもしれません。また、最後を「生え」にしなくても、終止形でよいと思いました。’’ すてきです。
    ・おはようと「幸運を呼ぶキノコ」生ゆ
宜しくお願い致します。
笙染

点数: 1

添削のお礼として、笙染さんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

妻の手に処方の眼鏡浅き春

作者名 いなだはまち 回答数 : 8

投稿日時:

入院す柏落葉を踏みしだき

作者名 みそまめ 回答数 : 7

投稿日時:

秋来る紅く染まりし山景色

作者名 回答数 : 2

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『牙の残る骨小さきや花野原』 作者: 鈴蘭
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ