俳句添削道場(投句と批評)

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上蔟や闇夜に響く白き音

作者 ロミ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

嫁ぎ先で昔、養蚕業をしていました。
養蚕の工程がまったくわからない私は隣の部屋から夜中に聞こえてくる「ギギギィ」「バタン」「ポトン」「キィキィ」という音が怖くて怖くてたまりませんでした。

夫に聞いてもニヤニヤして「何か居るかもな」と。
1年間、何度もその音を聞き続けて…「見てみたい!」と開けてみました。それまで開けられなかった私です。

月のない夜中に聞こえる、今まで聞いたことのない音がとても怖かったのです。

闇夜の黒と蚕の白も意識してみました。

怖い句を作りたいと思い、詠んでみました。
よろしくお願いいたします。

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「上蔟や闇夜に響く白き音」の批評

回答者 ちゃあき

ロミさん、こんばんは。
上蔟...勉強になりました。
僕の生まれ育った町も昔は絹織物が盛んでしたが、今は廃れてしまいました。
水原秋桜子に「高嶺星蚕飼の村は寝しづまり」という句がありますが、この
町のことを詠んだのではないかと思っています。
こんな提案句を考えてみました。
・上 蔟 や 閨 に 得 体 の 知 れ ぬ 音 (閨=ねや)
養蚕の詳しいことは知りませんので、実際の音がどんなものなのか
分りかねますが、ロミさんのコメントを読むとと本当に気味が悪そう
ですね。 よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

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「上蔟や闇夜に響く白き音」の批評

回答者 竜虎

句の評価:
★★★★★

ロミ様 こんにちは
お世話になります。
おかいこさま飼ったことあります。
桑を食べる音をよく聞きました。
家のまわりは桑はたけでした。
御句の
上族とは繭つくることでしたね。
その時期は寝る暇もないほど忙しいようで、その騒がしい様子を詠んだと想像しました。
上五のやの詠嘆はなくても良い気がします。
下五の白き音これは少し分かりにくいと思いました。蚕の透き通る白さを詠んでとはおもいますが・・・
上族の闇夜の音や荒々し
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「上蔟や闇夜に響く白き音」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

ロミさん、こんにちは。
御句拝読しました。養蚕業はまるで詳しくないので、専門的なことはわかりません。上蔟も読めませんでした。

ですのでここは、ロミさんが「怖い句を作りたい」というところに協力することを主眼にしたいと思います。

下五、「白い音」ですが、蚕の白さを持ってきたのだと思いますが、「白い音」では怖さが出ない気がします。

・上蔟や闇夜に得体の知れぬ音
・上蔟や深夜に奥の部屋の音

上蔟は調べましたがよくわかりませんのでそのままにさせてください。

点数: 1

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「上蔟や闇夜に響く白き音」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

ロミ様。思いきり怖く気持ち悪くしてみました。
響く白き音は、綺麗すぎます。
●ぞわぞわと闇に蠢く白いモノ
闇と白はロミさんにとって、はずせない措辞だと思ったので、置きました。
よろしくお願いします。

点数: 1

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「上蔟や闇夜に響く白き音」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

ロミ様、こんばんは。
今回はまた今までとはかなり趣の違った一句ですね!すごい。

恥ずかしながら「上蔟」という季語があることを初めて知りました。勉強になります。
こういった句は私のような養蚕の知識の無い人には映像が浮かびにくく、難しいチャレンジだと思います。
そういう意味では「(詳しくはわからないけど)不気味な音がする」という一点に絞られたのは正解かもしれませんね!

皆様からもあるように「白き音」、やはり綺麗で澄み通った音を想像してしまうので、ロミさんが表現されたかったこととは違ってしまうかなと。
率直に、「怖い句を作る」ことと「黒と白の対比」を両立させるのは難しいと思います。それぞれ別の句で表現された方がいいような気がしました。

怖い句で、
・上蔟や闇夜の部屋に呻きをり
黒と白の対比で、
・上蔟や闇に紡ぎし白の糸
とか…提案句が下手ですみません。またよろしくお願いします!

点数: 1

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「上蔟や闇夜に響く白き音」の批評

回答者 竜虎

句の評価:
★★★★★

ロミ様 おはようございます。
お世話になります。
コメントありがとうございます。
中学生のころまで普通の家ので繭から生糸を採る作業をみたことありました。
家の前は桑畑で今はもうありません。
農家の方はおかいこ様と呼んでいましたよ。
芋虫は苦手でしたが、おかいこさまは手で触っても大丈夫ですべすべしていました。
私も親近感湧きましたよ。
すみません余談でした。
またよろしくお願いいたします。

点数: 0

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