俳句添削道場(投句と批評)

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石蹴れば何れかに中る天の川

作者 ヒッチ俳句  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

お題「天の川」の句がなかなか詠めませんでした。
そろそろお題も変わりそうなので、
取り急ぎの一句です。
よろしくお願いいたします。

最新の添削

「石蹴れば何れかに中る天の川」の批評

回答者 ちゃあき

ヒッチ俳句さん、こんにちは。
天の川の拙句に温かいコメントを頂きどうもありがとうございました。
特にアンチテーゼとして作った訳ではないのですが、宇宙は偶然に生れたとか死んだら何もなくなるという唯物論に対する反対の思いがでたのかなあ。僕は神仏を信じているので・・・

御句を拝読し、禅問答の無門関の中にある「大力量人」の一節を思い出しました。
その頌(歌)に
 足でけかえす太平洋
 低く見くだす銀河系
 この身一つの置きどころ (意訳 魚返善雄)
とあります。
大力量の人が石を蹴れば天の川銀河のどれかにあたるということも唯物的な自己を超越しているという意味ではありうることでしょうね。好きな句です。
また、「象の子」の句を読んでいて下さったなんてとても嬉しいです。
「腑に落ちた」というのは夏井先生の鑑賞で、僕が腑に落ちたわけではないのです。
以前、お釈迦様の葬列を見送った夢を見たことがあって、夢の中で自分は10歳くらいの子供でした。回りの大人がみんな泣いていたので自分も泣かなきゃいけないのかなと思って泣こうとするのですが中々泣けないので嘘泣きを・・・ 象の子というのはそのときの自分の投影です。この道場でも違う形で出したことがあるのですが、推敲を重ねる内に全く違うものになったので季語手帖に送ってみました。
それではまた、よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「石蹴れば何れかに中る天の川」の批評

回答者 豆柴

句の評価:
★★★★★

ヒッチ俳句さんいつもありがとうございます
柳刃の句にコメントありがとうございます
研ぎにこだわりのある人いますねー
イッカクの牙みたいになるまで研いで使ってる人いましたね
使わせてもらったら刃がまな板に当たらないからすごく切りにくかった
 
天の川の句ですが
 何に当たるかがわかればもっと面白くなりそうですね 宇宙の法則のような句に感じました
ありがとうございました

点数: 1

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「石蹴れば何れかに中る天の川」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

ヒッチ俳句様。中八ですよね?
いずれかにあたる とよむのですか?
犬も歩けば、、みたいなことですか、?
とにかく推敲されていないというのが、丸わかりです。
いいじゃないですか。道場のみなさんは、寛容だし、遅れても誰も咎めたりしませんよ。
それより、一句一句を大切にしていただきたいです。的外れなら、ごめんなさい。
🙏

点数: 1

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「石蹴れば何れかに中る天の川」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

ヒッチ俳句さん、こんにちは。
拙句「夜間飛行」に素敵なコメント有難うございました!自句自解は別途させていただきますが、まずはお礼まで!

さて御句拝読しました。天の川を視点を変えて見た句ですね。興味深いです。

ただ、二点お伺いしたい点があります。
一点目は上五の「石蹴れば」です。石を蹴るというとどうしても地面の上とか、目線の下の行為になります。私は、天の川ですので、空に向かって石を投げたいと思ったのですが、いかがでしょうか。
ただ、先に「変わった視点」と申し上げたように、天の川を天上にあるものではなく、「足下に広がっている」ものと見ての行為ということであれば整合しますね。

二点目は表記ですが、中の句は「どれか」と読ませますか?このままですと、「いずれか」と読んでしまいそうで、もし「どれか」であればひらがなのほうがいいように思いました。
また、同じく表記で「中る」、これは「あたる」と読むと思いますが、単にどこかが接触するだけでなく「真っ中心に命中する」みたいな意味を込めていらっしゃいますか?もしそこまでの意味はないのであれば、一般には難読であることもあり、「当たる」ではいかがかと思いました。でもこの漢字も、「ぶつかる」以外に「正解」の意味がありますね。それで「中る」になさったのかな?

長くなりましてすみません。以上から、私の提案としましては、

・投げる石どれかに当たる天の川

となります。上五は「石投げて」「放る石」と迷いました。よろしくお願いします。

点数: 1

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「石蹴れば何れかに中る天の川」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

ヒッチ俳句さま、おはようございます。
「石蹴れば何(ど)れかに中(あた)る天の川」。
そういえば前にも石を蹴った句を投稿されていたような…ヒッチさん(という呼び方でいいのでしょうか?)はいつも石蹴りながら歩いてるのかな?なんて(^ω^)

冗談はさておき(すみません)、いろいろ想像の余地があって面白い一句ですね!
なおじいさんの「天の川を足元に広がっているものと見て」は思いつきませんでした。なるほど勉強になります。

直訳すれば「石を蹴れば天の川の中にある星のどれかに当たる」かと思いますが、私は3通りの鑑賞をしました(数うちゃ当たる作戦)。

①天の川の無数の星々。もしここに石ころを蹴り込んだらきっとどれかに当たるだろうと思うほどの煌めきだ。

②天の川に無数の星々が集まっているように、この世界にもたくさんの人々がひしめき合っている。それこそ石を蹴れば誰かにあたるごとく、人生は出会いの連続であることよ。

③石を蹴れば何かにあたる。逆に言えば、蹴らなければ何にもあたらない。
どうなるかわからなくとも、行動すれば何かが変わる。小さなことも、巨大な天の川に何か変化をもたらすような影響があるかもしれない。それはきっと宇宙の法則なのだろう。

①はストレートな解釈で、一物仕立て的な感じ。
②だったら「何れか」ではなく「誰か」が合いそう…。
③は「石」に意味を持たせた解釈。

個人的には、①③を合わせたような句なのかな、と思いました。
(メタ的な考察でアレですが、ヒッチさんだったら「石」に何か象徴的な意味を込めている気がします)
まあ全然違ってそうですが…自分としてはいろいろ考察を楽しませてもらって満足です(笑)。いつか答え教えてください。

点数: 1

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