俳句添削道場(投句と批評)

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草むしり父母亡き庭で会話する

作者 ロミ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

父母の居ない実家へ草むしりに行くと
そこにはまだ何種類もの花が咲き、成長しています。

この花はあの時植えたもの、この花は記念に植えたもの等父母の声が聞こえてくるようで、思わず「ずいぶん大きくなったよ」
「こんな花が咲くんだっけ?」「こんな花、あった?」なんて思わず口から言葉が出てしまいます。

「もう少し綺麗にしておくからね」と黙々と草むしりをすると心も落ち着く感じがするのです。

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「草むしり父母亡き庭で会話する」の批評

回答者 もんこ

ロミさま
御句拝読致しました。
ご両親が亡くなった後の庭、そこには過去の思い出、ご両親の笑顔や声までも蘇ってくる、その記憶と共に、果てしない寂しさを感じる作者が浮かびます。

草むしりは、亡くなったご両親との静かな心の交流の場であり、作者にとって大切な時間なのだと感じました。

・亡き父母の面影胸に草むしり

宜しくお願い致します。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「草むしり父母亡き庭で会話する」の批評

回答者 豆柴

句の評価:
★★★★★

ロミさんいつもありがとうございます
お父さんお母さんを大切に思う優しい句だと思いました
ただ俳句としては季語草むしりがしっくりしませんでした おそらくお父さんお母さんロミさんみんなが草むしりしているからだと思いました
この句ではずしたくないのは庭だと思いましたので季語の一部にして夏の庭として下5に持ってくるのはどうでしょうか 
夏の庭にすることで情報量が増えます 
下5に持ってくるのは読み終えた後徐々に感情を膨らませるためです
後は上5中7に12音でさらっと措辞を添えるといいと思います
思い出を語るなら亡きは入らないと思います

点数: 2

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「草むしり父母亡き庭で会話する」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

ロミさん、こんにちは。
御句拝読しました。ご両親を想う優しい心が感じられる佳句ですね。

ただ、豆柴さんがおっしゃっているように、季語特に五音の季語は下五に置くと座りがよく、また余韻が残って効果的だと思います(ルールとか、絶対に!とかではないですよ)。
また、「亡き」は「亡き父母」とは使いますが、あまり「父母亡き」とは使わないようです。

ロミさんが下五を動詞の終止形で終えているので、私もチャレンジしてみました。

・天国の父母とおしゃべり草むしる

「庭」がなくなりましたが、あまりこの状況で道端の草はむしらないでしょう。自宅の庭とか畑、またはお墓周りとか。それは読み手に委ねてもいいのではと私は思いました。

ご両親、喜んでいらっしゃいますね。

点数: 2

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「草むしり父母亡き庭で会話する」の批評

回答者 竜虎

句の評価:
★★★★★

ロミ様 おはようございます。
お世話になります。
ご実家の草むしりお疲れ様でした。
庭の草はすぐに蔓延って花か草か分からない事になりますね。我が家も少し草むしりしました。
思わず花に語りかけたそんな様子が見えますね。ご両親の思い出も浮かんだのでしょう。庭は省いて良いと思います。
提案です。
思い出をつぶやきながら草むしり
呟きし父母の思い出草むしり
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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