「夏の夜切なくあがる空の花」の批評
回答者 なお
田中彩音さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。夏にあがる花火が切ないことを表したいとのこと。もちろん、人の考え方はさまざまではありますが、普通は、夏の花火は豪華で景気が良くて、待ち遠しくて楽しいものだと思います。
そういう気持ちや景色を詠んだ句はたくさんあります。
ただ、彩音さんのおっしゃるように、切ないという気持ちはわかりますし、それを詠んだ句もあります。
ここで彩音さんが考えて俳句に込めなければならないのは、なぜ切ないのか、そこですよ。
俳句は、そこを言葉で表すのです。そしてそれを読んだ人が、ああ、それは切ない気持ちだろうなぁ、と思ってくれるようにするのです。
例えばですが、
「きれいだけど一瞬の輝きで終わってしまう」
「去年は二人だったのに今年は一人」
「これで夏休みも終わり」
「これが終わるとみんな都会へ戻る」
そんなようなことを「切なくあがる」に代えて五七五に入れてみてください。
スペースはありますよ。「夏の夜の空の花」は「花火」としてしまえばいいですから。
点数: 1
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夏にあがる花火が切ないということを俳句に表したいです。