秋の句をひねる背中に蝉時雨
作者 なおじい 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「秋の句をひねる背中に蝉時雨」の批評
回答者 あらちゃん
なおじい様こんばんは。
コメントでご懸念されておりますように、季重なりと捉える読者は多いと思います。
また、中七の措辞が直接的すぎるのかもしれません。
例えばですが、
句を詠みし丸き背中や蝉時雨
なおじい様の背中が丸いと言ってるのではありませんよ(笑)。
点数: 2
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「秋の句をひねる背中に蝉時雨」の批評
回答者 ロミ
なおじいさん、初めまして。こんばんは。
とてもわかりやすい説明、ありがとうございます。
それぞれの情景や心情を大切にしながらこれからも勉強したいと思います!
今後ともご指導どうぞよろしくお願いいたします。
点数: 2
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「秋の句をひねる背中に蝉時雨」の批評
回答者 もんこ
なおじいさま
お礼が遅くなりました。
拙句へのコメントありがとうございます。
なおじいさんが入選された句のオノマトペ『ごくごく』使ってみたいです。
水や飲み物以外のもの『感情や人のしぐさ』などをごくごく飲んでみたいと思いました
添削いただいた句のオノマトペは猫の可愛いしぐさが浮かびます。
御句
気重なりについてですが、私個人の印象としては、気にならないと思いました、というより『秋の句』は季語になるのかなぁ?
『秋の句をひねる』という行為は秋の句を作ろうとしている様子のことですから、秋そのものではないですよね。。。
一方で蝉時雨はグッとくるほどの夏の季語ですから圧倒的に強いと感じます。
ですので、作者は夏の終わりの余韻の中(背中に蝉時雨)で秋の句をひねっている、。暦の上での季節と実際の季節の感覚が表れていてとても良いと思いました。
この蝉時雨の蝉は蜩でしょうね!
このままいただきます
またよろしくお願いいたします
点数: 2
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「秋の句をひねる背中に蝉時雨」の批評
回答者 慈雨
なおじい様、こんにちは。御句拝読しました。
季重なりかどうかは悩みますね。。
コメントに「『秋の句』は実景を持たないので季語扱いしなくていいのでしょうか?」とありますが、それを言えば「秋」だって実景を持たないですし、忌日とか「八月」「春愁」など実景を持たない季語もたくさんあるので、実景の有無は関係ないと思います。
実景がなくとも季節感はあるので、「秋の句」は季語と言えるようにも思います。
一方、もんこさんがコメントされていますが、「秋の句」をいつ詠むかは基本的に作者の自由であって(秋の句を詠むのが秋とは限らない)、実際の季節の「秋」とは全く別物のようにも思います。
例えば「友集ふ卒業めざす勉強会」という句の「卒業」は季語と呼べるかと言うと…勉強会をしているのは夏かもしれないですからね。。
個人的には「季語とは言えない」と「季語ではあるが、季語としての力は極めて弱い」の中間くらいの印象で、季重なりは気になりませんでした。
その上で、そもそも「秋の」が必要かどうかですね。
「蝉時雨の中で句を詠んだ」ことに感動の焦点があるなら、句の詳細は重要な情報ではないので、「秋の」は不要かと思います。
ですがなおじいさんがわざわざ「秋の」と入れたわけですから、「暦はとっくに秋なのに蝉がたくさん鳴いており、季節のずれを感じながら作句している」ということを詠みたかったのだと思います。
そうであるなら、「秋の」を入れる理由があると思いますので、季重なりでもいいのではないでしょうか。
まとまらず長文になってしまい、失礼しましたm(__)m
点数: 2
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「秋の句をひねる背中に蝉時雨」の批評
回答者 博充
なおじい様
季語とは特定の季節や時期を象徴する言葉や表現を指しますので、「秋」は季語ですが
「秋の句」は季語ではないと思います。
点数: 2
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「秋の句をひねる背中に蝉時雨」の批評
回答者 ロミ
なおじいさん、ありがとうございます。
はい、自然の中におりますので天然な私です(笑)
とても丁寧にご説明いただきありがとうございます!
本当ですね、おっしゃる通りですね。
ただただ感心、感激、感謝しております。
「そうなんだ!」「そんな解釈も!」
「句の美しいこと!」…
すみません、心の声がそのままに 笑
心の中にとめおきます。
ありがとうございました。
よろしくお願いします。
まだまだ自分のことで精一杯ですみません。
点数: 2
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「秋の句をひねる背中に蝉時雨」の批評
回答者 ロミ
なおじいさん、早速のお返事ありがとうございます。
とても素敵になりました!
子どもの感性には驚かされるばかりです!
言葉の一つ一つに気付きをもらっているようです。
「ごと」は「〜のように」という意味なのですね。
飲みをり…の「をり」はどのように使うのでしょうか?
基本中の基本ですみません!
よろしくお願いします。
点数: 2
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「秋の句をひねる背中に蝉時雨」の批評
回答者 ロミ
なおじい様
教えていただきありがとうございました。
これからの句に活かしていきたいと思います!
ノートとペン、離せません。
いつもありがとうございます。
どうぞよろしくお願いします。
点数: 2
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「秋の句をひねる背中に蝉時雨」の批評
回答者 笙染
なおじい様:
何時も貴重なアドヴァイス有難うございます。
勉強になります。提案句も有難うございます。
・忘れえぬ荼毘の煙や原爆忌
このまま頂きますね。
・‘’あの記憶風化させまじ夏の雲‘’
この句も頂きます。
長崎、広島の慰霊祭も終わりました。
毎年の事ですが、なおじい様の句の通りですね。
8月は色々な事がありました。
日航ジャンボ機墜落事故から39年が経ちました。ニュースを観るたびにやはり
思いだします。主人の大学の先輩もこの事故に遭遇しました。当時新聞を見て
ビックリしました。お会いしたばかりでしたから・・・
今日、13日は’’迎え盆’’、
『幸せだから感謝するのではない 感謝できることが幸せである』と、ご先祖様に全てに感謝です。
宜しくお願い致します。
笙染
点数: 2
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「秋の句をひねる背中に蝉時雨」の批評
回答者 もんこ
なおじいさま
いつもありがとうございます。
「空蝉」へのコメント、納得しました。そしてなおじいさんの鑑賞はずばりそのものです。
やはり「夜の明ける」のほうが良いですね!
>>「夜の明ける」は確かに動詞ではありますが、自分や動植物の動作・行動ではなく、自然の摂理ですので説明的になるならないは気にならないと思います。
またありがたいアドバイスをいただきました。
ところでなおじいさんの「秋の句」を改めて感じたことがあります。それは助詞、切れ字のこと。
例えば「秋の句や」にしたらまるで変わりますよね。
捻ってしまった背中に痛みが降りかかるというような風に読めます。
改めて一文字の凄さを感じました。
なおじいさん、いつも本当にいろいろなことに気づかせていただいてます。
またよろしくお願いいたします
点数: 2
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こんにちは。前句「あの記憶風化させまじ夏の雲」にはたくさんのコメントおよびご提案句を有難うございました。「『あの記憶』より『八月』と置いて、より意味を明確に」というアドバイスが多かったです。これからの作句の参考にさせていただきます!
本句はまさにこの数日の実感として詠んだものですが、ご意見を聞かせていただけますか?
これは「秋」と「蝉時雨」で季重なりでしょうか?それとも「秋の句」は実景を持たないので季語扱いしなくていいのでしょうか?
よろしくお願いします。