俳句添削道場(投句と批評)

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命なきスマホの顔に通り雨

作者 紅葉  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

おはようございます。道を歩いていて、スマホの充電がきれた時にちょうど雨が降り出し、画面に雨がかかったのを思い出してつくりました。この句のままでは状況が少し理解しにくい気がするので、ぽつぽつとなど少し擬音語を入れたいのですが、どうやって入れれば良いのかわかりません。お時間があれば、アドバイス、添削よろしくお願いします。

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「命なきスマホの顔に通り雨」の批評

回答者 なお

紅葉さん、こんにちは。
御句拝読しました。
命なきスマホの顔、なんておっしゃるから、最初はびっくりしましたよ。スマホに幽霊とか、亡くなった人の顔が映っているのかと。
コメント読んで安心しました。充電が切れただけですね。

「通り雨」の季語のことは、慈雨さんおっしゃる通りです。

御句、これからの工夫の点は、オノマトペはともかく、スマホの充電が切れたことを活かすか、触れないか、もう一つは、スマホの充電が切れたところへ突然の雨!これをポジティブに取るか、悲惨なことと取るかで句の趣きが変わってきますね。いくつか提案句を置かせていただきます。

・充電の切れたスマホに夕立かな
・ポツポツとスマホガラスに夏の雨
・夕立やスマホ画面に点の虹

一句目、夕立は「ゆだち」と読んでください。
二句目、オノマトペ。
三句目、点の虹は、液晶画面に水滴が付くと虹のように見えること。この場合の虹は、空にかかるものではないので季語にはなりません。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「命なきスマホの顔に通り雨」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

紅葉様こんにちは。
スマホのバッテリーが無くなってきたことは、必要のない情報だと思います。
オノマトペですが、ご自身がおっしゃっているように「ぽつぽつ」などが宜しいのかと。

ぽつぽつとスマートフォンに夏の雨

よろしくお願いいたします。

点数: 2

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「命なきスマホの顔に通り雨」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

紅葉さま、こんにちは。
詩情のある面白い句だと思います。ただコメントにあるように、ちょっと気になる部分もありますね。

◯「通り雨」では季語にならないと思います、たぶん。
夏の通り雨でしたら、「夕立」「ゆだち(=夕立)」「驟雨(しゅうう)」「スコール」などが意味の近い季語になるかと。

◯「命なきスマホの顔」、面白い表現です!
ただ、「命なき」が「スマホ」「顔」のどちらに掛かっているのかわかりにくいです。
「命なきスマホ」…スマホに命が無いのは当たり前ですが、これを充電が切れたスマホだと伝わるかは微妙な気がします。
「命なき(スマホの)顔」…スマホに映った自分の顔が死んでるようだ、とも読めてしまいそうです。
あらちゃん様の言う通り、そもそもスマホの充電が切れたという情報が必要かも考えたいですね。

シンプルに、
・夕立やスマホの充電切れたまま

「命なきスマホ」を生かすなら、
・命なきスマートフォンにゆだち落つ

擬音語(オノマトペ)を使うなら、ぽつぽつも良いですが、意外なものを使う手もあります。
・こつこつとスマホを叩く驟雨かな
・夕立のスマホばちばち刺しにけり

色々試してみてください!

点数: 2

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「命なきスマホの顔に通り雨」の批評

回答者 山口雀昭

句の評価:
★★★★★

紅葉様、初めましてよろしくお願いいたします。

御句面白い一句ですが、皆さんがおっしゃる通りだと思いますが私も考えてみました。

※ 小糠雨スマートフォンを濡らしおり。よろしくお願いいたします。

点数: 1

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添削対象の句『命なきスマホの顔に通り雨』 作者: 紅葉
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