「川の下鮎と流るる吾子の顔」の批評
回答者 こま爺
はじめまして。
川面に鮎の影が見え、そこにお子さんの覗き込む顔が重なって映っている情景と想像します。
上五を川面(かわづら)にすれば一句と思います。主題の鮎を立てて下五に鮎を、流るるは当たり前なので省きます。
"川面に吾子と揺れをる鮎の影
よろしく。
点数: 1
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作者 重國 投稿日
回答者 こま爺
はじめまして。
川面に鮎の影が見え、そこにお子さんの覗き込む顔が重なって映っている情景と想像します。
上五を川面(かわづら)にすれば一句と思います。主題の鮎を立てて下五に鮎を、流るるは当たり前なので省きます。
"川面に吾子と揺れをる鮎の影
よろしく。
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回答者 竜虎
重國様 こんにちは
初めましてよろしくお願いします。
御句
鮎のいる川にお子様が覗いてその影が映っているということでしょうか?
詠んでみました。
せせらぎや鮎のひかりに吾子の影
鮎が川の中で動いてひかりその水面にお子様の顔が映っていた。
よろしくお願いいたします。
点数: 1
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回答者 慈雨
重國さま、はじめまして。よろしくお願いします。
御句拝読しました。おそらく川に映っているお子さんの顔を詠まれたんですよね?(違っていたらごめんなさい)
視点は良いと思いますし、詩もあると感じます。
ただご自身も気にされているようですが、やや描写の仕方に違和感を覚えるところがありました。
①「川の下」ってどこだろう?「川の中」とか「川の底」とかではないでしょうか?
②「鮎と流るる吾子の顔」、このままですと鮎と一緒に吾子(または吾子の顔)が川を流れていくことになりますが、そんなことがあるのでしょうか?
下手をすると水難事故を詠んだ句にも見えてしまいそうです。
・鮎速し川面に揺るる吾子の顔
素早く泳ぐ鮎を見つめているお子様、その顔が川に揺れながら映っている…というイメージで詠んでみました。句意が合っているといいのですが…。
点数: 1
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回答者 なお
重國さん、こんにちは。初めまして。御句拝読しました。
これは解釈鑑賞に困りました。
どうしても、最初に「川」と来て、次に「流るる吾子」となると、慈雨さんも懸念していらっしゃいますが、お子さんが川に流されていくように読めます。
ですがもちろん、そうだったら俳句に詠んでいる場合ではないですし、違うでしょう。
そこで私は、川の下は「しも」と読み、下流のことであり、鮎を追いかけて下流へ岸辺を追いかけていく(川を泳いで追いかけていくわけにはいかない、そんなことしたら他の釣り人から顰蹙でしょう)お子さんのイキイキとした表情をお詠みになった、とさせていただきます。
・川下へ鮎追ひかけて走る吾子
こんなイメージです。あまり面白くないですし全然違うかもしれませんが川の事故とは思われないと思います。よろしくお願いします。
点数: 1
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情景が写っているかわからない