「噴水の上がりしみづと落つるみづ」の批評
回答者 こま爺
再再々訪です。念のため。
先の回答見ておられないようですので。一物仕立て、大事な記事と思い念のため。
一物仕立てにも「や」は使います。次のBのケースです。「や」で切っても意味の上は切れはありません。
そもそも言仕立てとは
(A)1つのことを1本で詠んでいる句(句中に切れはない、典型的な一物仕立て)
例:行春を近江の人とおしみける(芭蕉)
(B)1つのことを2つに分けて詠んでいる句(句中に形だけの切れがある、一物仕立ての変型)
例:朝がほや/一輪深き淵の色(蕪村)
古池や/蛙飛び込む水の音
(芭蕉)
「や」の効果は句に膨らみを持たせる、余裕を持たせること。
ご参考迄に。
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添削のお礼として、こま爺さんの俳句の感想を書いてください >>
噴水の景をよく思い浮かべて詠んでみました。
噴水から水が吹き上がるのは当たり前、そしてその水は必ず落ちるところに着目したのですが・・・。
当たり前やん!、それで?、詩情がない。
あぁダメだ!、もう自分では直しようがないので諦めました。
多分、景は伝わっていると思います。
みなさんなら同じ景でどのような句を詠むのかなぁ。
切り取った題材がそもそも悪かったりして・・・。
参考にさせてください。よろしくお願いいたします。