俳句添削道場(投句と批評)

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深き春誓いし声に時を超え

作者 44歳マン  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

中学生から30年以上の付き合いのある友人(新郎)の結婚式で読む俳句です。結婚式は4月です。春の深さを晩婚の象徴として用いました。新たな誓いが過去を超越する力強さと新鮮さを持っていることを表しています。「誓いし声に」の部分で、晩婚であることの重みと、それでもなお新しい始まりへの期待を込めました。「時を超え」で、どんな時も乗り越えてきた二人の強さとこれからも変わらない絆を表しました。自分的には下五がしっくりきていません。

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「深き春誓いし声に時を超え」の批評

回答者 めい

44歳マン様。
ご友人、おめでとうございます。
私ごとになりますが、スピーチの最後にポエムを披露しました。ポエムは、2回繰り返しました。

▪晴れの日や絆紡いで永遠の春

としました。まずは、晴れの日を祝う。
これで、44歳マン様の俳句に入って行きやすくなると思います。
深き春は、もう、春の果てに近いので、避けたほうがよいと思います。
時を超えは、抽象的で、イメージしにくいかと思います。難しい言葉も音だけで漢字もわからない故に、
??となると思います。
素直な言葉が、一番喜ばれるのでは、ないでしょうか?
結婚式、楽しみですね。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「深き春誓いし声に時を超え」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。はじめまして。

俳句を送られるとのこと。かっこいいですね!

おっしゃるとおり私も下五が気になります。「時を超え」ではまるでタイムスリップのようですね。

「こえ」で韻を踏もうとしているのだと思います。
「越え」で表したいのは過去なのか、未来なのか。44歳マンさんのコメントでは「乗り越えてきた強さ」とありますので過去を越えているということでしょうか。
古い友人ということですし、過去の苦難を越え、という意味にしたい気持ちはよくわかります。
そうするとたとえば

・様々を越えて誓いの声や春

ぐらいの方がよいでしょうか?
晩婚の象徴という「深き」がなくなってしまいましたが・・・

私がもし結婚式で句を出すならば、越えて欲しいのは「これからの未来」です。
二人でいろいろを共に乗り越えてほしいので。

・深春や誓いの声に越える未来

「深き」戻ってきましたが下五が字余りになりました。

ご参考まで。

点数: 1

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「深き春誓いし声に時を超え」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

44歳マンさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。「厳しくしてください」とのことですので、そのようにお伝えします。

まず俳句そのものがどうかという前に、ご友人の結婚式でお読みになるとのこと。私の経験からですが、俳句は、色紙とかに書いて渡したりするのは効果的なのですが、その場で読みあげるのは、いまひとつ盛り上がらず、皆さんポカーンとしてしまいます。
これは上手い下手の問題ではなく、特に俳句は短いので、鑑賞が追いつかないためのようです。ボードのようなものに書いて、お見せしながらであればまだいいとは思いますが。
この点、まず、一応お伝えしておきます。

次に俳句ですが、まず気になりましたのは「深き春」です。晩婚だからとのことですが、この季語には、「もう春が(一番いい季節が)過ぎようとしている/過ぎてしまった」というような意味があるようです。結婚式に相応しいでしょうか?
もちろん、先に申し上げたように、皆さん一度聞いただけではわからないと思いますし、まして句会でもなければツッコミなどあり得ないとは思いますが、念のためお伝えしておきます。

中七の「誓いし声」とか、下五の「時を超え」、これらも一生懸命お考えになってものすごくこだわりがある措辞のようですが、正直申し上げて今一つ意味がよくわかりません。

そこそこ俳句に関心のある私が何回か読んでもよくわからないので、一度聞かされただけでは、皆さん理解できないのではと思います。

そこで、こんなのはどうでしょうというのを置かせていただきます。もちろん、44歳マンさんはとても深く考えていらっしゃるようですので、あくまで参考です。

・春の日の誓いの言葉時を超え

原句の雰囲気を変えずに、わかりやすく、おめでたくしたつもりです。よろしくお願いします。

点数: 1

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「深き春誓いし声に時を超え」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

44歳マンさま、こんばんは!同年代です、よろしくお願いします。
(初心者ですので、参考程度に読み流していただければと思います)

ご友人のご結婚、おめでとうございます!
早速ですが、私もなおじいさんのコメント冒頭の懸念と同じことを思いました。
結婚式でご友人が詩などをプレゼントするシーンもたまに見かけますが、正直、微妙な反応になりがちかと(新郎新婦や出席者が俳句を嗜んでおられる方々なら別ですが)。歌や演奏なら盛り上がると思うんですが。

それでもやはり俳句をプレゼントしたいということであれば、私の提案としては、
①新郎新婦への手紙という形でオーソドックスにお祝いの気持ちを伝え、手紙のラストに「では最後に一句」と、サラっと入れ込む。
②とにかくわかりやすく、小学生にも通じるような祝福の句を3~4句作り、続けて読み上げる。そしてラストの一句は無季語でもいいのでユーモアで笑いを誘えるようなものにする。
――のどちらかかな、と。

②の一例としては
・長き道超えて開いた桜かな
・風光る誓いの声よ永遠に
・手をつなぎ二人で歩く春の道
・年をとり皺が増えても麗らかに
・春の月新婦泣かすながんばれよ
・新婦さんムカついた時は殴ってね
とか…これは44歳マン様のお力なら色々考えられるかと思いますので、本当に参考程度です。

ちなみに44歳マン様の原句については、詩情はあると思います。ただやはり「声に時を超え」という言葉の意味が「?」となりそうです。
「誓いし声に」→「誓いし声は」or「誓いの声は」にすれば「誓いの言葉は永遠に続いていく」といった意味としてスムーズになるように思いました。

良い結婚式になることをお祈りしております。

点数: 1

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「深き春誓いし声に時を超え」の批評

回答者 竜子

句の評価:
★★★★★

44歳マン様 おはようございます。
初めましてよろしくお願いいたします。
ご友人のご結婚おめでとうございます。
提案句だけです。
偕老の日なる未来や花明り
偕老は夫婦が、年をとるまで仲よく一緒に暮らすことです。
よろしくお願いいたします。

点数: 0

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「深き春誓いし声に時を超え」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

はじめまして。

俳句は少し具体的にというのが大切なテクニックの一つです。コメントされている句意を素直に詠み込まれることをおすすめします。結婚式のお祝いということでもありなおさらです。

特に次の下りを。
"時を超えて、どんな時も乗り越えてきた二人の強さとこれからも変わらない絆"

"時を超え絆の強く春光る
"春光や絆の強く時を超え

お友達の祈念して、よろしく。

点数: 0

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