「目で見るか音で感じる夜風かな」の批評
回答者 こま爺
こんばんは。
コメントの通り情景を描写すれば良いと思います。木や草の揺れるのが見え、音が聞こえると言い切ればどうでしょうか。
「木や草の揺れる音する夜風かな」
よろしく。
点数: 0
添削のお礼として、こま爺さんの俳句の感想を書いてください >>
作者 るう 投稿日
回答者 こま爺
こんばんは。
コメントの通り情景を描写すれば良いと思います。木や草の揺れるのが見え、音が聞こえると言い切ればどうでしょうか。
「木や草の揺れる音する夜風かな」
よろしく。
点数: 0
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回答者 つちや郷里
うううるさん初めまして。
つちや郷里と申します。
よろしくお願いします。
まず、「夜風」は季語なんですかね?私が調べた限りでは季語として出てきませんでした。「夏至夜風」という夏の季語はありましたが、「夜風」だけでは季語にならないと思います。
季語と詠んでいる季節は別にしても良いのかとのことですが、どの季節の季語を使って詠むかは個人の自由です。
しかし、基本的には今の季節の季語を使った俳句を詠むのが原則です。こういった、人に評価してもらう場では特に。
春前の夜風をテーマに詠んでいるとのことですが、「夜風」を夏の季語として詠んでいるみたいなので、矛盾が感じられます。
季語のことに関してここまで厳しく言うのは、俳句を詠むなら季語を一番に大切にしてもらいたいからです。
それと、読み手によって解釈がわかれる俳句もありますが、作者が伝えたいことと読み手の解釈が乖離してしまうのは避けた方がいいと思います(この句がそういう句だとは一概には言えませんが)。
長くなりましたが、御句について
俳句は遠回しに言うよりもストレートに。感覚ではなく、映像を読者に伝える方が大事です。
俳句は十七音しかありませんし、季語で五音分ほど使うので、自分の伝えたいことを表現するには実質的に十二音ほどしかありません。その中に「目で感じるか耳で感じるか」という二つの要素を入れることは難しいです。
添削するにあたって、私は「夜風」を季語だと認識できなかったので、新たに季語を付け加えさせていただきます。春前とのことなので「春隣」という季語を使ってみます。
・『木々揺るる音や春隣の夜風』
これは「句またがり」という技法で、五・七・五というリズムで区切らずに、「木々揺るる音や」という風に上五から中七の途中まで句をまたがって、一旦区切った後さらに「春隣の夜風」と中七の途中から下五までまたがるという技です。
中級者クラスの技ですが、覚えると便利ですよ。
これからもよろしくお願いします。
俳句作り頑張ってください。
点数: 3
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回答者 竜虎
うううる様 おはようございます。
お世話になります。
つちや様が丁寧なコメントを書かれておられるますので私が気が付いたことを
まずは季語は歳時記で確認することをお勧めします。
それから感じるの文語は感ずる
感ず(かん・ず)自動・サ変「ぜ、じ、ず、ずる、ずれ、ぜよ」
辞書を引くことも大事です。
よろしくお願いいたします
点数: 1
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回答者 なお
うううるさん、こんにちは。
御句拝読しました。
先につちや郷里さんが的確なコメントなさっていますので、もはや何も申し上げることはありません。
それでも提案句を置きたくて出てきました。
・目で耳で感ずる夜風春浅し
・見る聞こゆ感ずる春の夜風かな
よろしくお願いします。
点数: 1
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回答者 慈雨
うううる様、はじめまして。
昨年高校を卒業されたのですね。若い方が俳句を読まれているのは嬉しいです。
私も初心者ですが、よろしくお願いします!
遅ればせながら、前句の「春疾風~」はとても良い句だと思いました。
さて、季語の大事さについてはすでに皆様から適切なコメントがされていますが、私はうううる様の「読者は、説明が無ければ、全く別の状況を想像されますよね。。それはそれで、俳句の面白さでますよね」とのコメントについて、少し補足的にコメントさせてください。
(ただ御句は「読者が全く別の状況を想像する」ような句だとは思いませんでしたが)
私が俳句を始めたときに読んだ本ですが、これおススメです↓
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85086-3
この本の1章で、読者は俳句を読むとき、
・①解釈(直訳)
・②鑑賞
の2段階で読み解き、②の段階で読者によって異なる想像が膨らむ――ということが書かれています。
有名な「古池や蛙飛びこむ水の音」でいうと、
①解釈:古池がある。そこに蛙が飛び込み、水の音がした。
②鑑賞:どんな場所?作者は何をしているところ?飛びこんだ蛙は何匹?どんな音がした?周りは静かなのかな?
みたいな感じ。
つまり俳句の作り手は、「②鑑賞」で読者の想像を膨らませるのが腕の見せどころ、ということだと思います。
「①解釈」の時点で読者に作者と違った理解をさせてしまうと、俳句の面白さというより、ただ混乱するだけになってしまいそうです。
俳句を作るときは「①まずは光景を正確に句に書く」「②その上で(句に書かなかった部分で)読者の想像を膨らませる」ということかなと。
言うは易しで、私もそんな句はまだまだ作れていませんが、もし興味があれば上で紹介した本、とてもわかりやすいので読んでみてくださいー。
またよろしくお願いします!
点数: 1
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回答者 めい
うううる様。こんにちは。時間、視覚、嗅覚、聴覚を入れ は の韻を踏んでみました。
▪夜の香の葉擦れの音や春の風
参考にしていただければ、幸いです。
また、宜しくお願いいたします🙇
点数: 0
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
今の季節を詠みたかったのですが、「夜風」夏の季語?になってしまいました。。
この場面的には、冬、春前の寒い夜。外では風が吹いてるようで、窓から見える揺れる木、葉を見て風を感じるか、風の吹く音で感じるか。寒いので、どちらも家の中から感じているという場面です。
読者は、説明が無ければ、全く別の状況を想像されますよね。。それはそれで、俳句の面白さでますよね(個人の意見です笑)
季語と詠んでいる季節は別にしても良いのか。
また、提案句など、皆様ならどう思うかなどお願いします🙇♀️
まだまだ勉強です💦